51%の真実

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衆院2補選の情勢(東京10区、福岡6区)と解散総選挙

 10/23投開票の衆院補選2つについて、この週末に以下の情勢調査結果が出ていた。

(1)「東京10区若狭氏安定 福岡6区は鳩山氏優勢 情勢調査」(朝日新聞 2016/10/16)
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 参院選後初の国政選挙となる衆院東京10区と福岡6区の両補選(23日投開票)について、朝日新聞社は15、16の両日、電話調査を実施し、取材で得た情報と合わせて情勢を探った。<中略>
 どちらも有権者の4割が投票態度を明らかにしておらず、情勢が変わる可能性もある。
 投票態度を明らかにした人を分析すると、東京10区は、小池百合子東京都知事の支援を受ける若狭氏が自民支持層をほぼ固め、推薦を受けた公明支持層にも浸透。無党派層からは7割の支持を得ている。性別、年代を問わず支持を広げている。鈴木氏は、民進支持層をまとめきれていない。野党候補の一本化で候補を取り下げた共産支持層はほぼ固めたが、無党派層からの支持は伸び悩んでいる。
 福岡6区では、自民党政権幹部の支持模様が割れたため、無所属候補を競わせ、当選すれば追加公認する。故鳩山邦夫元総務相の次男で、前福岡県大川市長の鳩山二郎氏は自民支持層の8割を固め、無党派層にも浸透。新井氏は民進支持層と共産支持層をほぼ固めたが、無党派層の支持は2割にとどまる。自民党県連会長の長男の蔵内氏は、自民支持層からの支持は2割弱にとどまっている。
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〈調査方法〉 15、16の両日、コンピューターで無作為に作成した固定電話の番号に調査員が電話をかけるRDD方式で、衆院東京10区、福岡6区の有権者を対象に調査した。有権者がいる世帯と判明した番号、有効回答、回答率はそれぞれ、東京10区が830件、506人、61%。福岡6区は1214件、681人、56%。
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 10/11のエントリー「
新潟県知事選と衆院補選の情勢(+解散&野党共闘)」で、「両補選とも小池都知事の人気に乗っかった自民党候補が当選しそうな気配が濃厚」と予測したが、朝日の情勢調査結果はまさにそんな様相だ。おそらく世の中の人のほとんどが同じ予測をしていただろうが・・・


 自民党の新潟県知事選の敗戦について、産経新聞は以下の様に論表を書いている。

(2)「
与党痛恨、野党共闘に“成功体験”与えてしまい…解散戦略に影響、TPP審議にも暗雲」(産経新聞 2016/10/17)
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安倍晋三首相のテコ入れ通じず
 与野党の全面対決となった新潟県知事選は、安倍晋三首相(自民党総裁)と二階俊博幹事長が直々のテコ入れを図ったにもかかわらず、与党が手痛い敗北を喫した。共産党も推薦した野党共闘の候補勝利で“成功体験”も与えた形で、首相の衆院解散戦略にも影響しかねない。<中略>
「負ける理由ないのに負けた」
 公明党の斉藤鉄夫選対委員長は16日夜、「国政への影響はない」とコメントしたが、額面通り受け止める向きは少ない。
 与党幹部は、高い内閣支持率を背景に首相が来年1月にも衆院解散を断行するとの「解散風」を盛んに吹かす。だが、自民党幹部は「与党系候補が連合新潟の支援も得て、相手は共産党が主体。あらゆる手を打ち、負ける理由がないのに負けた」と分析。23日投開票の衆院東京10区、福岡6区のダブル補選で勝利したとしても、「選挙基盤が弱い若手を中心に態勢を立て直す必要がある。解散風は弱まるのでは」と語る。<後略>
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 確かに自民党にとっては、楽勝のはずが痛恨の敗北になってしまった。しかしあくまで今回は、原発当事者の県民がいる一地方の県知事選でしかない。支持率維持の観点からは、確かに原発再稼働やTPP審議は慎重に進める必要が生じ、数の力でごり押しすることは難しくなったであろう。しかし逆に衆院2補選の引き締めは強くなり、取りこぼす可能性はほとんどなくなったと思われる。

 従って私の結論は10/11に以下のエントリーで書いたように、解散総選挙の可能性は12月中旬まで五分五分のままである。そしてより一層、野党共闘の重要性が増したのだと思う。

新潟県知事選と衆院補選の情勢(+解散&野党共闘)


追記 2016/10/24
衆院2補選の結果を受けて、以下のエントリーに民進党への要望を書いていますので、よろしければ覗いてみて下さい。
衆院2補選の結果と民進党に望むこと

追記 2016/10/25
解散総選挙について以下のエントリーにも書いていますので、よろしければ覗いてみて下さい。
衆院補選結果から読む解散総選挙の確率



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Category: 選挙
Published on: Tue,  18 2016 00:00
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