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51%の真実

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【原発ニュース】 1号機壁カバー撤去と小泉純一郎講演

(1)「折れ曲がる鉄骨も…1号機カバー撤去作業大詰め」(毎日新聞 2016/11/4)
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プールに残る燃料取り出しに向けて
 廃炉作業が進む東京電力福島第1原発1号機で、原子炉建屋を覆っていたカバーの撤去作業が最終段階を迎えている。4日にはカバーの壁パネル18枚のうち、16枚目の取り外し作業を終えた。むきだしの建屋上部には、折れ曲がった鉄骨やがれきなどが散乱し、水素爆発による被害の大きさをうかがわせた。東電は来週中にも残る2枚の取り外しを終える計画だ。 <中略>
今年9月から(注1)は側面の壁パネル(最大で縦約17メートル、横約23メートル)の撤去を始めていた。 <中略>
 東電と政府の廃炉工程表によると、1号機については19年度から2年程度かけて、燃料取り出し用の装置を備えた新しい建屋カバーを建設し、20年度中に使用済み核燃料プール内にある核燃料の取り出し作業を始める計画だ。【中西拓司】
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(注1)
福島第一、1号機の壁カバー解体始まる 原子炉建屋囲む」(朝日新聞 2016/9/13)
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 東京電力は13日、福島第一原発1号機の原子炉建屋の四方を囲む壁カバーを解体する作業を始めた。<後略>
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●壁カバーが取り払われて見えて来たのは、やはり目を覆いたくなるような無残な建屋の姿だ。改めて原発事故の悲惨さが良く解る。

●それにしても9/13に開始して来週中完了予定ということは、壁カバー18枚を外すだけでも2か月もかかるのかと驚いてしまう。使用済み核燃料プール内に残っている燃料392体の取り出しは、作業を始められるのが2020年度中の予定とか、気が遠くなるような遅々とした計画だ。全ての政治家には、後述の小泉元首相の言葉を良くかみしめて考えてもらいたい。


(2)「【小泉純一郎元首相講演詳報】次期衆院選「原発ゼロ争点で与党負ける」」(産経新聞 2016/11/4)
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 小泉純一郎元首相は4日、新潟市のりゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館で開かれた市民団体主催のシンポジウムで「日本の歩むべき道」をテーマに講演した。 <中略>
 米山さんへの批判と同じように、(私も)首相を辞めたとたんに「原発ゼロは無責任」と言われたが、福島第1原発事故の現実を見て変わった。米山さんは、この決意をしっかりと胸に秘め、新潟から原発政策を変えるんだ、原発ゼロにするんだという主張を強めてほしい。(次期衆院選への)影響は大きく、野党が候補を一本化し、原発ゼロを争点にしたら、与党は負けますよ。<中略>
 原発事故は飛行機や車の事故とは訳が違う。何千年にわたってこれから核のごみを管理していかないといけない。原発は絶対に事故を起こしてはいけない産業だというのが分かってきた。
 事故前に稼働していた原発は54基だった。今はたった2基しか稼働していないのに、全国で電力が足りずに停電になったところは一つもない。太陽光はコストが下がり、原発はコストがかかる。にもかかわらず原発は必要なのか。原発の会社はどれ一つも核のごみ処分場を見つけられないのに、なぜ政府は原発の会社を認めるのか。政府はこんな当たり前のことがどうして分からないのか不思議でしようがない。<中略>
 原発で処分しなければならないさまざまな物質は、まだ生まれていない子供たちも負担しなければならなくなる。今は自然エネルギーに変えようと、実現に向けて日本は着実に動いている。原発に依存していた国から、自然環境と共存した生活にしていく時期だととらえ、原発ゼロにしていかないといけない。<後略>
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●小泉元首相の現職時の行いは絶対に許すことは出来ず、この人の言葉の肩を持つのは気が進まないのだが、黒太字の部分は否定しようがない。福島第一原発事故を経験し、原発について本気で考え始めればたどり着く、至極当たり前な結論だと思う。

●ただし、青太字の部分はそう簡単にはいかないと思う。原発が存在する選挙区の有権者には原発再稼働への危機感があると思うが、それ以外の選挙区では(事故から時間が経ち今現在は)、それほど優先度の高い争点ではなくなってしまったと感じる。

●しかし、決して争点から外して良いテーマではない。必ず3番目までには入る重要な争点だと思う。



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Category - ニューストピックス

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