Welcome to my blog

51%の真実

Article page


「終わらない人 宮崎駿」騒動に思う

 11月13日(日) 午後9時から、NHKスペシャルで「終わらない人 宮崎駿」が放送された。

 宮崎氏は2013年9月に、長編映画の製作から引退することを発表し、表舞台から身を引いている。それからの知られざる700日を独占密着した、貴重なドキュメンタリー番組であった。

 番組を見て、宮崎氏が75歳にしてCGで短編映画に初挑戦しており、更には今年の8月に新しい長編映画作成に取り掛かろうと考え始めていたことが判った。番組中の「何もやっていないで死ぬより、やってる最中に死んだ方がまだましだ。死んではならないと思いながら死ぬ方が。」という言葉が、非常にうれしかった。

 たまたま最近のエントリー「
【心に残る映像作品】~第1回~ 未来少年コナン」で、以下の様な思いを書いたのだが、新作がナウシカで無くてちょっと残念だけど、これからどんな作品が見れるのかとても楽しみだ。また同時に「最後の作品」と言ってしまったことを反省している。


 宮崎氏には最後の作品として、原作が完結している「風の谷のナウシカ」を、テレビアニメ50話くらいで原作に忠実に制作してもらえないかと思っている。もしこの夢が叶うことがあれば、これほど幸せなことは無いだろう。


 さて、私がこの番組が放送されたと知ったのは、以下の様な話題がネット上で飛び交い、炎上騒ぎになっていたからだ。

 「【速報】宮崎駿監督、ドワンゴ川上会長にマジギレ

 問題のシーンは、50分の番組の最後の方で3分程度だけ挿入されていた場面だ。私は番組の主旨から考えて、このシーンを挿入する必要性は無かったのではないかと感じている。

 確かに宮崎駿氏の言いたいことはわかるが、根底に差別意識があったかとそれを見聞きした人がどう感じるかが最も重要であって、この基本的なことを忘れてネット上でいくら議論しても意味が無いと思う。

 宮崎氏はこのCGをみて嫌悪感を覚えて発言しているが、川上氏や他のクリエーターに差別意識があったようには見えなかった。

 拡大解釈すると、ナウシカで描いた未成熟な巨神兵にだって嫌悪感を覚える人がいるかもしれない。そしたらナウシカの原作漫画だって発禁にされる危険性が無いとは言い切れない。宮崎駿氏があの巨神兵を描くことで伝えたかった本質的な問題を訴えることも出来なくなるかもしれないのだ。

 NHKの番組制作者には、どのような意図をもってあのシーンをわざわざ挿入したのか?と問いたい。とても良い番組だっただけに、なおさら残念に感じたのであった。

p.s.
 11月16日(水) 午前0時10分から再放送されるようなので、みなさんにもぜひ番組を見て考えてみてもらいたい。




スポンサーサイト

Category - テレビっ子&ネット民

NHK 終わらない人 宮崎駿 ドワンゴ 川上会長

0 Comments

Post a comment