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51%の真実

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【解散の手掛り】 APECでのTPP発言と日露会談&二階の地ならし(+年金)

(1)「安倍首相、各国のTPP手続き期待=日米など12カ国首脳会合-リマAPEC」(時事通信 2016/11/20)
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 【リマ時事】アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせ、日米など環太平洋連携協定(TPP)の署名12カ国は19日午後(日本時間20日未明)、ペルーの首都リマで首脳会合を開催した。安倍晋三首相は「世界中で自由貿易が厳しい風を受けている中、各国がTPPの国内手続きを断固として進めていくことを期待している」と述べ、早期発効への取り組みを各国に呼び掛けた。<後略>
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●各国首脳の前で安倍首相がこれだけ大口を叩くということは、今国会でのTPP承認を放り投げる可能性はゼロだろう。

●会期延長して自然成立させる可能性が99%で、11月末に強行採決する可能性が1%といったところか。強行採決は12月の日露首脳会談を延期して、11月30日に内閣不信任案を理由に解散することが前提と思う。


(2)「日ロ首脳、1対1で領土問題協議 安倍首相「いい話し合いできた」」(日経新聞 2016/11/20)
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 【リマ=地曳航也】ペルーを訪問している安倍晋三首相は19日夕(日本時間20日朝)、リマ市内のホテルでロシアのプーチン大統領と約70分間会談した。12月15日に首相の地元・山口県長門市で首脳会談を開くのに続き、翌16日にも東京で会談することを確認した。首相は終了後、記者団に「12月の訪日に向け良い話し合いができた」と語った。<中略>
最初の35分間で全体会合をした後、双方の通訳を残し2人だけで協議。日本政府側の説明によると、2人での会談は北方領土問題を中心に話した。
 全体会合では「8項目の経済協力」の進捗を確認。首相はプーチン氏の訪日準備を加速するため岸田文雄外相をロシアに派遣する方針を示した。<中略>
 首相は会談終了後、記者団に北方領土問題を含む平和条約交渉について「解決に向けて道筋が見えてきているが、一歩一歩山を越えていく必要がある。着実に一歩一歩前進していきたい」と指摘。<後略>
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●12月の首脳会談では、北方領土返還や平和条約での成果は無く、経済協力の推進くらいで後は継続協議でお茶を濁すことになるだろう。

●いくら思ったような成果が出ないとしても、地元山口県での首脳会談を簡単に延期するとは思えない。万が一の保険として、2人だけの会談中に解散総選挙による延期の可能性を耳打ちしていることもあり得るが、延期は99%無いだろう。


(3)「自民・二階俊博幹事長、北方領土交渉について「ムチャクチャに満点の結果が出るとは思えない」」(産経新聞 2016/11/20)
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 自民党の二階俊博幹事長は20日、北方領土問題を含む日露の平和条約締結交渉について「いい結果が出るとは思うが、ムチャクチャに満点の結果が出るとは思えない」との見通しを示した。訪問先の佐賀市内で記者団に語った。ロシアのプーチン大統領の来日を来月に控え、日本国内の期待値を下げる狙いがあるとみられる。<中略>
 一方で、「(戦後)これだけの時間が経過しても平和条約が締結されていない。やはり、一番難しい距離にあると考えざるを得ない」と指摘した。そのうえで、「一挙に何もかも進むと楽観して考えていない。外交は、常に駆け引きの世界だ。よく首脳会談で話し合われることを期待したい」と述べた。<中略>
 二階氏は、30日に会期末を迎える終盤国会についても言及。野党が反発を強めている年金給付抑制の強化策などを盛り込んだ年金制度改革法案について「会期(延長)の問題もいわれているが、会期内に成立させるべく全力を尽くす」と述べた。
 参院で審議が行われている環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)承認案と関連法案については「あと一息、がんばらなきゃいけないという思いだ」と述べた。
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●二階幹事長の発言は、(1)(2)でのコメントの可能性を高めていると思う。北方領土については、リークした2島返還がインパクトがありすぎて、今になって国民の期待感を冷ますのに必死なのが笑える。私としては4島返還以外で妥協するのは、日本の損失だと思っているので、今の交渉状況にはホッとしている。

●年金制度改革法案については、継続審議にならざるを得ないだろう。


(4)「年金受給資格、納付10年に短縮 改正法成立」(日経新聞 2016/11/16)
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 年金の受給資格を得るために必要な保険料の納付期間を25年から10年に短縮する改正年金機能強化法が16日午前の参院本会議で、全会一致で可決、成立した。改正法は来年8月に施行され、10月から約64万人が新たに年金を受けられるようになる見通し。受給には本人か代理人が年金事務所に請求書を提出する必要がある。
 新たに受給できるようになるのは、保険料を払った期間が10年以上25年未満の人。受給期間は保険料を納めた期間や免除された期間を合計する。無年金の人の救済につながるが、過去にさかのぼって受け取ることはできない。<中略>
 今回の対策は、2015年10月に予定していた消費税率10%への引き上げと同時に実施する予定だったが、安倍政権による増税延期に伴い先延ばしされていた。ただ、受給資格期間を10年に短くしても約26万人が無年金のままだという。<後略>
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●消費税率10%への引き上げや国民年金法改正案と切り離して、本法案を成立させたことに関しては自民党も評価したい。



追記 2016/12/1
11/30に解散総選挙の最新の予測を書きましたので、よろしかったら読んでみて下さい。
解散総選挙は遠のいたか?


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Category - ニューストピックス

解散総選挙 手掛り APEC TPP 日露首脳会談 北方領土 日露平和条約 国民年金法改正案 改正年金機能強化法

2 Comments

山田  

意外と広い北方領土、2017年2月5日はニコニコ総選挙か

北方領土の行方は気になります。

もし半分ずつ返還なら国後、色丹、歯舞の全域と択捉の一部が2019年を目処に返還になろうと思います。

北方領土の面積は京都府に匹敵する4600平方km、
択捉島がその7割の3200平方kmも占めています
(択捉島の面積は鳥取県より少し狭い程度)。

色丹と歯舞の面積は足しても652平方km(14%強、ほぼ7分の1)に過ぎません。

上記の半分返還だと2300平方kmですが、
この面積は神奈川県・佐賀県・沖縄県の陸地面積に匹敵する広さです
(ちなみ高山市は2200平方km、東京都は2180平方km、大阪府は1800平方km、香川県は1780平方km、浜松市は1700平方km)。

第48回衆院選は結局2017年2月5日になりそうな気がします。

2月5日の語呂合わせからニコニコ総選挙になりそうな。

2月に衆院選が行われるのは1990年2月18日投開票の第39回衆院選以来27年ぶりとなります。

第39回衆院選は第38回衆院選(第14回参院選と同日投開票)の任期が残り5か月を切っていて追い込まれ解散でしたが、
第48回はどうなるか気になります。

2016/11/21 (Mon) 16:56 | EDIT | REPLY |   

B4  

Re: 意外と広い北方領土、2017年2月5日はニコニコ総選挙か

山田さん、コメントありがとうございます。

9月23日付読売新聞では「歯舞群島、色丹島の2島引き渡しを最低条件とする方針を固めた。」となっていましたので、
面積から見るとまったく不平等で、日本にとっては妥協中の妥協でまったくメリットが無いと言っていいでしょう。
まさに、安倍首相自身の為でしかない交渉だと思います。

2月5日のニコニコ総選挙は、語呂合わせとしては面白いですね。可能性はあると思います。
これから1月まで政界から目が離せないですね。

2016/11/22 (Tue) 00:11 | REPLY |   

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