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51%の真実

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【原発ニュース】 福島沖地震と原発&ベトナム原発中止確定

(1)「地震、津波の脅威なお=高濃度汚染水懸念も-簡易型タンク対策急務・福島原発」(時事通信 2016/11/22)
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 22日に発生した福島県沖を震源とする地震で、東京電力福島第2原発3号機の使用済み核燃料プールでは冷却が一時停止。廃炉作業中の第1原発でも津波警報で放射能汚染水の処理作業の中断を余儀なくされた。第1原発の事故から5年以上が経過する中、建屋にたまる大量の高濃度汚染水の対策を含め、懸念をぬぐえない状況が浮き彫りとなった。<中略>
 第2原発の4基は東日本大震災が発生した2011年3月から停止。使用済み核燃料の冷却は長期間継続しているため、設備が止まっても制限値のプール水温65度に達するまでは1週間以上の時間がある。
 東電の岡村祐一原子力・立地本部長代理は22日、冷却再開までに約1時間40分かかったことについて「余裕があるという計算をした上での行動。長い時間とは思っていない」と述べた。
 ただ、第1原発事故発生当時に4号機などのプールが冷却できなかった記憶は依然として鮮明。早朝から報道関係者の取材問い合わせが殺到し、東電はこの日、2度にわたり説明の場を設けざるを得なかった。
 一方、第1原発の危険性は格段に大きい。海抜10メートルにある1~4号機とその南側にある建屋には高濃度汚染水が17日時点で計約7万8000トンたまっている。地震で建屋に新たな損傷が発生したり、津波が流入したりする可能性はゼロではなく、それは汚染水の外部流出につながりかねない。
 汚染水をためるタンクでは、漏れやすい簡易型が今も使われている。東電は今年度早期に漏れにくい溶接型へ切り替える予定だったが、達成できず、地震対策も必要となっている。(2016/11/22-18:10)
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●今朝の福島県沖を震源とする地震は、発生した時間帯が阪神淡路大震災とほぼ同時刻で、夜が明けるかどうかの薄暗い中で不安を覚えた方も多かったと思う。幸いにして東日本大震災のような事態には至らず、ホッと一息というところだが、これから来週くらいは強い地震に注意しておく必要があると思うので、いましばらくは気を緩めず万一の事態に備えて頂きたい。

●それにしても、地震が起こる度に原発事故の心配をしなければならないのは、精神的にかなり負担だ。現在は停止中の原発が多いとはいえ、核燃料プールは常に冷却しておく必要があり、冷却機能が長時間失われると使用済み核燃料が溶け出してしまう。今日は設備の損傷や津波による浸水が無かったため心配は杞憂に終わったが、いつどの原発で福一事故と同じ様なことが起こらないとも限らない。

●また廃炉作業中の福一の現場は、汚染水タンクなど仮の設備がそのまま運用されているケースも多く、今回の様な地震が熊本の様に断続的に発生した場合に、損傷し外部流出しないとは言い切れない。再び福一の悲劇を繰り返す可能性はゼロではない。最近の日本中での大規模な地震の多発は、我々に警告している訳でないだろうが、日本国民はもっと真剣に原発の危険性を考えるべきではないかと思う。


(2)「ベトナム、原発計画中止 日本のインフラ輸出に逆風」(日経新聞 2016/11/22)
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 【ハノイ=富山篤】ベトナム政府は22日、同国南部に建設することになっていた原子力発電所の計画を中止すると決めた。ロシアと日本がそれぞれ受注して2028年にも稼働する予定だったが、資金不足に加えて、福島第1原発の事故で住民の反発が強まり、計画を見直すことにした。インフラ輸出を成長戦略に掲げていた安倍政権にとって逆風となる。<中略>
 日本政府はベトナムの原発はアジア新興国における原発輸出のモデルと見込んでいた。原発メーカー、電力、政府がタッグを組んでベトナム政府と連携してきた。中国、韓国との価格競争が激しい石炭火力と違い、原発は日本の技術で差異化しやすく、ベトナムで成功すればアジアの他地域でも受注できるとみていた。<後略>
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●原発延期を表明していたベトナムで、原発計画中止が正式に決定した。台湾と同様に、福島第1原発の事故で住民の反発が強まり、計画を見直すことになったとのことである。

●どうして原発事故の当事者である日本人が同じ決断をできないのか、世界の七不思議と言っても良いのではないだろうか?



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Category - ニューストピックス

福島県沖地震 核燃料プール 汚染水タンク ベトナム 原発計画中止

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