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51%の真実

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アベノミクス

Category - 経済
 「異常低金利な長期金利(アベノミクス)の危うさ」については、闇株新聞の記事「本当に心配になってきた国債利回りの低下」を読んでみて欲しい。私の考えもここに書かれていることとほぼ同じです。

 アベノミクスで一番大事で困難なものは第3の矢の成長戦略でした。第1の金融緩和、第2の財政出動は結局は日銀頼みで、これまでのバラマキとあまり変わらない。白川総裁から黒田総裁に変わって、2013年4月からあまりにも異常な金融緩和状態になってしまった。ここまでは日本の景気回復のカンフル剤として、もうこれしかなくぎりぎり許すしかない対応と言えなくもなかった。この時できるだけ迅速に本気で第3の矢を実施し、早めに異常な量的緩和から脱する目途をつけなければならなかった。しかし安部首相は現状に甘え困難から逃げ、2014年11月から量的緩和は「もっと異次元」になった。

 数年後、日本経済が植物状態となる可能性を速めた戦犯として2人の名前が挙がると私は予測している。

 2016年5月頃に「増税延期で国債格下げも。「Aマイナス」の可能性」という記事が出ていた。いよいよ本格的にやばいと国民が気付く芽が出てきたかなという感じがする。

 ただし、本当にすぐに日本がデフォルトなるかというとそんなことは無いと考えている。というのは、今では世界中の金融は繋がっており、日本でも中国でもその他の様々な国でも、その金融危機が予測できる場合はそれをなんとか抑え込もうとする力が働き、各国で回避する方法が模索されると思うからだ。その為、本当に破たんするまでの状況にはなかなか陥ることはなく、最悪の事態が起こるとしてもまだまだ時間はかかると思っている。

 昔と違い現在は世界中の金融が一体化しており、どこかの国が景気が悪くなっても他の国で景気が良いところがあって、補完しあいながらうまく経済を回していくということが出来なくなってきている。実態の経済規模に対して、レバレッジで膨らんだ経済規模が大きくなりすぎて、もう人の手には負えなくなってきているように感じる。日銀の金融緩和での経済対策も制御できなくなってきており、やはり手を出すべきでなかったパンドラの箱になってしまったと感じている。

 これに関しては闇株新聞の「
日本の税収内訳と財政状況をもっと正確に理解しておくべき その2」で、現時点で「日本の財政状態は、消費増税を2年半(あるいはもっと)延期したくらいでは「びくともしない」くらい健全なのです。」という結論だった。これを読んで、これから経済政策や構造改革をやり直してもまだ間に合う可能性があるという点で、取りあえずホッとした。

 とにかく取りあえずは、これから来年に向けて国債のレーティングと長期金利がどうなっていくのかを注視したいと思っている。そして日本の金融危機が起こるのを2020年の夏まで持たせられるのか、持たせられたとしてその後どうなるのか、日々の情報収集と分析を怠らずに予測していきたいと考えている。


※この結論については但し書きがあり、別のエントリーへ続きます。

※この記事は、「日本がアブナイ!」さんに 2015/3/20と2016/5/22 & 6/2に投稿したコメントを基に、加筆と再編集をしました。



追記 2017/2/6
アベノミクスと異次元緩和について、最新の記事をエントリーしましたので、よろしかったら読んでみて下さい。
黒田総裁の憂鬱 ~出口戦略時期尚早の真意と暴れる長期金利~




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アベノミクス 第3の矢 異常低金利 長期金利 安倍首相 黒田日銀総裁 パンドラの箱 戦犯 植物状態

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