51%の真実

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【米大統領選】 一般投票結果&不実な選挙人&再集計&支離滅裂 

 (1)「クリントン氏の得票数リード、200万票超に拡大 米大統領選」(AFP BB NEWS 2016/11/24)
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【11月24日 AFP】今月8日に行われた米大統領選の開票で、敗れた民主党候補ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官の得票数でのリードが200万票を超えたことが23日、米インターネットメディア「クック・ポリティカル・リポート(Cook Political Report)」のまとめで明らかになった。<中略>
クック・ポリティカル・リポートが公式データを基に集計した最新の一般投票の得票数は、トランプ氏の6221万2752票に対してクリントン氏は6422万7373票と、勝者を敗者が1.5%上回っている。<後略>
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(2)「くすぶる「トランプ降ろし」=選挙人投票で逆転狙う-米大統領選」(時事通信 2016/11/26)
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 【ワシントン時事】米国で共和党の実業家トランプ氏の大統領就任を阻もうとする動きがくすぶっている。トランプ氏は8日に行われた大統領選の一般投票では勝利したものの、形式的には12月19日の選挙人投票で過半数270人の支持を得なければ、大統領には就任できないためだ。
 トランプ氏は一般投票で29州で勝利。選挙人290人を獲得したとされる。しかし、選挙人は憲法上、一般投票の結果に従うことを義務付けられておらず、実際にはトランプ氏は獲得にめどを付けたにすぎない。歴史上、有権者の意思に背く「不実な選挙人」が現れた例は何回もある。
 不実な選挙人が続出すれば、12月19日の選挙人投票の結果、トランプ氏の獲得選挙人が当選ラインを下回る可能性もゼロではない。反トランプ勢力が思い描くのはそんなシナリオだ。
 ある団体は民主党のクリントン前国務長官の当選を目指し、クリントン氏への投票を選挙人に要求する署名を募集。これまでに450万人以上の賛同者が集まった。米メディアによれば、選挙人の一部はトランプ氏にもクリントン氏にも投票しないよう「選挙人仲間」に働き掛けている。
 ただ、近年の大統領選では不実な選挙人は1回当たり1人がせいぜい。州法で選挙人の勝手な投票を禁じている州も半数以上あり、実際に「トランプ政権」の誕生を止められる見込みはほとんどない。このため、これとは別に、接戦だった州で票の数え直しなどを求める動きも強まっている。 (2016/11/26-14:19)
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●これまでも、1824年、1876年、1888年、2000年、2016年の選挙では、一般投票での次点候補が当選している。しかし、選挙人の造反(Faithless Elector)によって、選挙結果が覆されたことは一度もない。

●ドナルド・トランプ氏が如何に次期大統領に相応しくないとしても、選挙人の造反によって、選挙結果を覆すことがあってはならない。


(3)「米大統領選、クリントン陣営がウィスコンシン州の再集計に参加へ」(REUTERS 2016/11/28)
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[ワシントン/ウェストパームビーチ(米フロリダ州) 26日 ロイター] - 米大統領選で敗れた民主党候補ヒラリー・クリントン氏の陣営は、中西部ウィスコンシン州での票の再集計に参加する意向を示した。クリントン陣営の顧問のマーク・エリアス氏が、ウェブサイト「ミディアム」への投稿で明らかにした。
大統領選の激戦州だったウィスコンシン州の選挙管理委員会は25日、大統領選に小政党「緑の党」から出馬したジル・ステイン氏の再集計要求を認め、再集計を行うと発表した。
エリアス氏は、クリントン陣営としては票の再集計を求めるつもりはなかったが、ウィスコンシン州で再集計が決まったことを受け、手続きの公正さを確保するために再集計に参加すると説明。他の激戦州であるペンシルベニアやミシガンの2州でも、再集計が行われる場合は参加する方針を示した。
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●選挙人の造反には反対だが、再集計には賛成だ。再集計したからと言って、結果が覆る可能性は少ないと思うが、電子投票への不正介入やカウントミスなどのニュースも出ており、選挙人制度(electoral college)の信頼を守るためにも、再集計して確かめることは、今回は意味があると思う。

●そろそろ選挙人制度から、一般投票の結果でそのまま大統領が決定するように、見直してもいい時期かと思っていた。しかし未だに選挙結果が確定していない州があったり、再集計が求められている状況を考えると、エレクトーラル・カレッジ(electoral college)はアメリカにとって最適な制度なのかもしれないと思い始めている・・・


(4)「総得票数で劣勢のトランプ氏、「数百万人が不正投票」と主張」(CNN 2016/11/28)
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ワシントン(CNN) 米大統領選に勝利した共和党のドナルド・トランプ氏は27日、「数百万人」の有権者が「不正に」民主党候補のヒラリー・クリントン氏に投票していたと主張した。ただし、主張を裏付ける証拠は示していない。<中略>
大統領選ではトランプ氏が獲得選挙人数でクリントン氏を上回り、勝利を収めた。しかし総得票数ではクリントン氏が約200万票も上回っている。
これについてトランプ氏は「不正に投票した数百万人を差し引けば、総得票数でも私の勝ちだ」とツイートした。<中略>
トランプ氏は27日、ツイッターで再集計の動きを立て続けに批判し、「クリントン氏は私への電話で敗北を認めた。事実は何も変わらない」「多くの時間と金を費やしても結果は同じだ。お気の毒に」などと投稿した。
トランプ氏はかつて、総得票数でなく獲得選挙人数で勝敗が決まる大統領選の制度を強く批判していたが、選挙後は「小さな州も参加できる天才的な制度だ」と態度を翻している。
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●投票の不正を主張するのなら、再集計を支持すべきだろう。トランプ氏の主張は支離滅裂だ。

●トランプ氏を支持した人達は、今でもこんなトランプ氏を支持しているのだろうか?



追記 2016/11/29
最後まで残っていたミシガン州の結果はトランプ氏が勝利となりました。再集計に進むかは微妙ですね。

ミシガンはトランプ氏が勝利 米大統領選、全州で結果確定」(AFP BB NEWS 2016/11/29)
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【11月29日 AFP】米大統領選で結果が確定していない最後の州となっていた中西部ミシガン(Michigan)州は28日、共和党候補だったドナルド・トランプ(Donald Trump)氏がわずかな差で民主党候補のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏に勝利したと発表した。最終的な獲得選挙人数はトランプ氏が306人、クリントン氏が232人となった。<中略>
 ただミシガン州の開票結果については、緑の党の大統領候補だったジル・スタイン(Jill Stein)氏が中西部ウィスコンシン(Wisconsin)州に続いて再集計を請求する見通しとなっている。申し立ては30日が期限。
 申し立てが行われたとしても、自動的に再集計に進むわけではない。トランプ氏は再集計の要請に異議を申し立てる期間として1週間が与えられ、実施は来月半ばまでずれ込む可能性もある。
 選挙人が各州の得票数結果に応じて正式に票を投じる選挙人投票は、来月19日に予定されている。(c)AFP
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