51%の真実

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【有識者会議】 生前退位と豊洲移転問題

(1)「保守系学者から退位容認論=有識者会議が最終ヒアリング」(時事通信 2016/11/30)
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 天皇陛下の生前退位などについて検討する政府の「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」は30日午前、5回目の会合を首相官邸で開き、憲法や行政法の専門家5人を招いて最終回となるヒアリングを実施した。焦点の退位の是非について、保守系の百地章国士舘大院客員教授は高齢を理由とした「譲位」を例外的に認め、大石真京大院教授ら3人も賛成・容認論を展開。一方、八木秀次麗沢大教授は反対の立場を表明した。(注1)(注2)(注3)(注4)<後略>
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(注1)第2回の6名の見解詳細は以下の記事を参照のこと
有識者会議の主なやりとり=退位」(時事通信 2016/11/30)

(注2)第1回~第3回合計の結果は以下の通り
天皇退位の論点整理、1月公表へ 専門家16人の賛否拮抗」(日経新聞 2016/11/30)
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 天皇陛下の退位を巡る政府の有識者会議(座長・今井敬経団連名誉会長)は30日、3回目となる専門家への意見聴取を実施した。1、2回目と合わせた16人の退位への賛否は、条件付きで認めた1人を含め9人が容認、7人が反対し、意見が割れた。12月7日の次回会合で論点整理の作業を本格化させ、来年1月に公表する見通しだ。<後略>
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(注3)天皇陛下のお気持ち 追加情報
「変わらぬ形を」 おことば公表前、学友に打ち明け」(毎日新聞 2016/12/1)
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 天皇陛下が退位の意向がにじむおことばを公表する直前の7月21日、恒久的な制度による退位を望む考えを学友に打ち明けられていたことが分かった。摂政に否定的な考えも明言したという。学友は麻生太郎副総理兼財務相の紹介で、官邸で退位問題を担当する杉田和博官房副長官に会い、陛下の気持ちを伝えた。 <中略>
 陛下は退位について「ずいぶん前から考えていた」としたうえで、「日本の歴史は長いが、途中で(天皇が)代わった例はいくらもある。生きているうちに譲位をしてもびっくりすることでもない」と話したという。制度のあり方について、陛下は「
」と恒久制度を望む気持ちを打ち明けたという。 <後略>
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(注4)秋篠宮さまのお気持ち
「陛下のお気持ち、折々に」 秋篠宮さま51歳 会見要旨」(日経新聞 2016/11/30)
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 30日に51歳の誕生日を迎えた秋篠宮さまはこれに先立ち、東京・元赤坂の宮邸で妻の紀子さま(50)とともに記者会見された。<中略>
 秋篠宮さま 当日は家族全員でテレビで流れた映像を見ました。(陛下の)お気持ち(を聞いた時期)について、私自身いつだったかというはっきりした記憶はありません。ただ、かなり以前のことだったと思います。折々にそういう考えがあるということを伺っておりました。
 即位されてから、陛下は「象徴」はどのようにあるべきかをずっと考えてこられたわけです。一方、ご自身が考えている象徴としてのお務めが、高齢になって果たせなくなる時が来るだろうということも考えておられました。
 そのお気持ちをできるだけ多くの国民にも知ってもらいたいという考えを持っておられました。宮内庁長官をはじめ、ごく限られた人たちで相談され、内閣の了解も得てお気持ちを表されたと理解しております。
 私自身としては、長い間考えてこられたことをきちんとした形で示すことができ、大変良かったと思いますし、様々な制限がある中で、最大限にご自身の考えを伝えられたのではないかと考えております。
 有識者の議論が続いておりますので切り離してお話ししたいのですが、私は、高齢になった場合には、今までやってみたいと思っていたことをできるだけする時間が取れたらいいなと思っております。例えば、若い頃からずっと続けてこられたハゼの研究であったり、音楽であったり。やはり何と言っても、お体を大切にして過ごしていただきたいなと思います。<後略>
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●1月に有識者会議の論点を整理して発表されるようだが、賛否が拮抗している状況は変わらない。天皇陛下や国民の気持ちを斟酌して政府が最良の判断をして欲しいと思う。


(2)「豊洲市場「大規模改修、今後必要なし」 都が答弁」(朝日新聞 2016/12/3)
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 東京都の豊洲市場(江東区)の主要な建物の下に土壌汚染対策の盛り土がなかった問題で、都は2日、建物の大規模な改修工事は今後、必要がないとの認識を示した。同日の都議会豊洲市場移転問題特別委員会で答弁した。
 自民党議員から、盛り土の代わりに地下空間が設けられたことで耐震性に問題がないのか問われた都は、外部有識者らが建物の構造の安全性などを議論する市場問題プロジェクトチームで安全性が確認されたと説明。そのうえで、「建築基準法に基づく安全性が確認されたと認識しており、今後、建築物の主要な構造部分の変更は想定していない」とした。
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●建物の安全性は問題ないという方向だ。予測としては、恐らく地下水についても今後の監視を必要条件として、移転には問題ないという結論が出されると思う。

●今回、東京都の闇が炙り出されたのは良かったのだが、その対価として豊洲市場に対するイメージの悪化を招いてしまった。来年移転が出来たとしても、食の安全性に対する信頼を取り戻すのは、非常に大変な努力を要するだろう。検出された有害物質が環境基準ぎりぎりで収まっていてくれたら、最も良いシナリオだったのかもしれない。



追記 2017/1/16
豊洲移転問題について、最新の記事をエントリーしましたので、よろしかったら読んでみて下さい。
小池劇場のゆくえ ~豊洲問題から第2幕が始まるか~



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Category: ニューストピックス
Published on: Sun,  04 2016 12:00
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有識者会議 生前退位 豊洲移転

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