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51%の真実

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【政界醜話】 カジノ法案と般若心経&野田幹事長&政治資金トランス

(1)「カジノ法案が衆院通過、公明内に反対論 会期末までの成立不透明」(朝日新聞 2016/12/6)
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 [東京 6日 ロイター] - カジノを含む統合型リゾート(IR)を解禁する法案(IR推進法案)は6日、衆院本会議で自民党、日本維新の会などの賛成多数で可決された。民進、自由、社民の3党は退席し、共産党は反対。自主投票の公明党は賛否が分かれた。(注1)
 IR推進を主張する超党派のIR議員連盟は、14日の会期末までに参院で可決し、成立を目指しているが、民進党など野党だけでなく、与党の公明党内にも反対論があり、先行きは依然不透明だ。<中略>
 カジノ解禁は、2段階での法的対応が予定されている。IR推進法案が成立した場合、1年以内に政府が「IR実施法案」を作成し、具体的な規制やIR運営に関するルールを明記。実施法案の成立後にカジノ運営が認められる手順となっている。 <後略>
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(注1)「カジノ解禁法案 公明党議員のIR整備推進法案賛否一覧」(産経新聞 2016/12/6)
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 ■公明党衆院議員35人のIR整備推進法案の衆院本会議採決での賛否一覧(敬称略)
 【賛成(22人)】伊佐進一、伊藤渉、石井啓一、石田祝稔、上田勇、浮島智子、漆原良夫、江田康幸、太田昭宏、岡本三成、北側一雄、国重徹、輿水恵一、佐藤茂樹、斉藤鉄夫、高木美智代、高木陽介、遠山清彦、中野洋昌、浜地雅一、樋口尚也、吉田宣弘
 【反対(11人)】井上義久、稲津久、大口善徳、佐藤英道、竹内譲、角田秀穂、富田茂之、中川康洋、浜村進、真山祐一、桝屋敬悟
 【棄権(1人)】赤羽一嘉
 【欠席(1人)】古屋範子(厚生労働副大臣として外国出張のため)
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●民進党や自由党にも、「カジノ合法化を目指す超党派の議員連盟(IR議連)」に参加している議員がおり、本音では賛成の人もいるはずだ。だから退席するという判断をしたのかもしれないが、今回は審議時間が短いため国民の理解が得られていないことを理由に反対票を投じても良かったのではないだろうか? 国民は退席と反対のどちらを無責任と判断しただろうか?

●なお「急いでカジノ法案を成立させる背景とは?」(闇株新聞 2016/12/6)によると、カジノ解禁で日本がすごく儲かるかというと、そうでもなさそうですね・・・

 だいたい大きな「ハコモノ」を建設してカジノを併設すれば、明日からカネが儲かる利権になると考えているのは日本で140人もいるカジノ議連の議員諸氏くらいで、カジノ運営で儲かるのは「世界で数社の寡占状態」となっている大手カジノ運営会社だけです。
 日本で実際にカジノ解禁となっても、その運営は(当然に最も儲かるところは)そのカジノ運営会社に委ねざるを得ず、日本でもとっくに水面下で大手カジノ運営会社が入り込んでいます(然るべき人物をすでに抱き込んでいるという意味です)。


(2)「カジノ審議中、「般若心経」唱え時間消費 自民・谷川氏」(朝日新聞 2016/12/5)
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 自民党がわずか5時間33分の審議時間で衆院内閣委員会で採決を強行したカジノ解禁法案の質疑では、推進派である自民党の谷川弥一・元文部科学副大臣(長崎3区)が「(質問)時間が余っている」と言って、法案の内容とは直接関係のない般若心経を唱えて解説し、自分の持ち時間を費やす場面があった。
 谷川氏は法案が審議入りした11月30日の衆院内閣委員会で、40分間の質問時間をもらって最初に質問に立った。最初はカジノ合法化の理由をただしていたが、28分が過ぎた時点で「一応質問が終わったのですが、あまりにも時間が余っているので」と前置きし、「観自在菩薩行深般若波羅蜜多時……」と般若心経を唱え、「『般若波羅蜜多』は『般若』は知恵、『蜜多』は行く、『波羅』が彼岸、『幸せになるための道』ということなんです。『どうしたら幸せになるの?』といったら『無念無想で生き抜け』ということなんです」などとしゃべり続けた。
 それでも時間が余った谷川氏は、自身が愛読しているという夏目漱石の作品の紹介を開始。「やっぱり心を耕す仕事を考えないといかん。心を耕す仕事は何だといったら、文学であり、彫刻であり、陶芸であり、三味線であり、宗教なんです」などと語った。(南彰)
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●谷川氏を選んだ長崎3区の人たちは、この対応をどう感じているだろうか? 次の衆議院選挙ではぜひとも落選させて欲しいものだ。

●しかし、与野党関係なく衆院内閣委員会に参加していた全ての議員の中で、こんな行動をされてその場でブーイングもしない議員がいたら言語道断だ。


(3)「民進・野田佳彦幹事長「長きをもって貴しとせず」 安倍晋三首相の在職日数4位に」(産経新聞 2016/12/5)
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 民進党の野田佳彦幹事長は5日の記者会見で、安倍晋三首相の在職日数が戦後歴代4位になったことについて「当面のことをうまく見せるのはうまい。でも大事なこと、将来に関わることは逃げることが多い。それが長期安定政権の秘(ひ)訣(けつ)なのかもしれない」と皮肉った。
 約1年4カ月で終(しゅう)焉(えん)を迎えた自身の政権については「ねじれ国会の中で短い政権になったが、将来の国を考えてやるべきことをやろうとした」と自賛し、安倍首相が在職日数を更新していることについても「長きをもって貴しとせずだ」とこきおろした。
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●青太字の部分にはまったくもって同意する。しかし黒太字の部分は、自分たちの無能さを自分で慰めているに過ぎない。もっと真剣に安倍政権を倒す為に努力して欲しいものだ。


(4)「政治資金で事務所費、国会議員24人が自分・親族に支出」(朝日新聞 2016/12/4)
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 自分が所有する建物に政治団体の事務所を置き、政治資金から支払う家賃を自身で受け取っている――。そんな国会議員が12人いたことが、4日までに公表された政治資金収支報告書などから明らかになった。支払先を家族としている議員も、別に12人いた。税金が原資の政党交付金が含まれることも多い政治資金が、政治家個人や身内に流れている構図だ。
 事務所費をめぐっては、舛添要一・前東京都知事が自宅に置いた政治団体の家賃を、妻が代表を務める会社に政治資金から支払っていたことが判明。飲食費や宿泊費などとあわせて「公私混同ではないか」と問題視された。<中略>
12人の国会議員が、関係する政治団体の事務所を自分名義の建物などに置き、年間24万~792万円の家賃を自身が受け取っていた。同様に、支払先が妻や両親だった国会議員も12人いた。<後略>
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●舛添氏をあれだけ追い詰めた国民やマスコミは、この12人は許すのだろうか? もしそうなったら、舛添氏が不憫でならない・・・



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Category - ニューストピックス

カジノ法案 衆院通過 IR議連 谷川弥一 般若心経 野田幹事長 安倍首相 戦後歴代4位 政治資金で事務所費

4 Comments

山田  

国会答弁、IR、公明と民進、除名区議と小池新党

谷川氏は答弁の時間が余ったのなら野党に譲るべきでした。それなのに、般若心経を答弁したとは。

長崎3区は「長崎県の玄関口」大村市、佐世保市南部、壱岐島・対馬・五島列島etcです。
長崎3区は民進党の山田元農水大臣(比例九州)と同じ地盤とあって、
間もなく行われそう(後述)な第48回衆院選でどうなるか気になります。

長崎3区は一票の格差是正のため2017年5月27日に区割り見直しが発表され
(周知期間は2018年1月27日まで)、
2018年3月以降に行われる衆院選だと選挙区割りが一部変更されます。

公明党は自主投票、民進党・自由党は欠席と分かれましたね。民進党も3割の議員がIR推進派ですが。

公明党で棄権した赤羽氏は兵庫2区(神戸市北区・兵庫区・長田区)選出。

大阪府や大阪市と隣接する兵庫8区(市外局番06の尼崎市)選出の公明議員は全て推進派に。

関西地区(特に大阪府・大阪市と和歌山市)はカジノ誘致に命を懸けているようです。

大阪府・大阪市が誘致している2025年大阪万博の会場となる大阪市此花(このはな)区の夢洲(ゆめしま)はIR一体型リゾートにする方針です
(大阪市営地下鉄中央線を夢洲へ延長も計画)。

仕事の関係で大阪市淀川区に単身で住んでいたことがあり、関西(特に大阪市内や阪急沿線)は詳しいです。

衆院選ネタが出ましたが、東京都豊島区・練馬区の小池知事応援区議7名は自民党を除名されてしまいました。
昨日で還暦を迎えた若狭衆院議員(60歳。東京10区)は自民党志帥会(二階派)なのに。

この除名は都議選で小池新党の立ち上げが予想されるから、
安倍シンゾー首相は2017年1月(ただし3連休明けの10日以降)に衆院を解散する可能性が浮上しました。
第48回衆院選は1月29日以降2月19日までの間に行われる可能性が上がりました。

2016/12/07 (Wed) 18:53 | EDIT | REPLY |   

B4  

Re: 国会答弁、IR、公明と民進、除名区議と小池新党

山田さん、コメントありがとうございます。

当日その場で質問時間を譲れるのか確信がありませんが、般若心経を読むくらいなら融通して欲しいですね。

カジノリゾートは、もし本当にクリーンにできるなら沖縄もいいかもしれませんね。

7人の侍の除名は仕方ないですね。私は小池都知事は来年の夏に向けた新党立ち上げは無いだろうと思います。
それ以降は分かりませんが、かなり難しいのではないかと思っています。
7人の侍で夏の都議選に出る人がいたら、無所属で立候補し小池都知事が応援に入る形になると思います。

衆院選については、明日の正午公開のエントリーに書いています。

2016/12/07 (Wed) 23:37 | REPLY |   

山田  

豊島・練馬の7人の侍

ありがとうございます。

7人の侍は奇しくも若狭衆院議員(1956年12月6日生まれ)が60歳を迎えた日に自民党を除名されてしまいました。

2017年7月16日に予定されている都議選では7人の侍の誰かが小泉方式ならぬ小池方式で刺客を送る可能性が噂されるようになりました。

内田氏の千代田区選挙区とか。内田氏は78歳(17年7月16日時点)とあって引退の可能性もあります。

とはいえ、小池新党はどうなるか気になります。

2016/12/08 (Thu) 12:09 | EDIT | REPLY |   

B4  

Re: 豊島・練馬の7人の侍

どの選挙区かは分かりませんが、7人の誰かを刺客として送る可能性はあるかもしれませんね。

小池新党については、明日の正午公開のエントリーに簡単にコメントを書いてみました。

2016/12/08 (Thu) 23:15 | REPLY |   

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