51%の真実

政治

最近の世論調査結果から考える2 ~民進党支持率~(+民進党への要望)

 蓮舫新代表が誕生してから国民がどの様な評価をしているか、ここ半年のマスメディアの世論調査データから検証してみたい。

 下の表に政党支持率と新生民進党への期待度をまとめたのだが、肌で感じている感覚とたがわず、国民の民進党への期待は盛り上がることなく、低空飛行を続けている。蓮舫氏を新代表に選んだ効果は全く出ていない・・・


(1)RDD方式による各社世論調査結果(政党支持率)                    2016/12/5現在

TBS

調査日

7/2-3

8/6-7

9/3-4

10/1-2

11/5-6

12/3-4

自民党

35.5%

36.2%

36.3%

33.4%

31.9%

34.5%

民進党

7.5%

8.8%

9.3%

9.5%

9.7%

8.4%

NHK

調査日

7/16-18

8/5-7

9/9-11

10/8-10

11/11-13

 

自民党

40.3%

38.5%

40.2%

37.1%

38.8%

 

民進党

10.6%

9.0%

8.3%

9.9%

9.3%

 

産経FNN

調査日

7/16-17

8/6-7

9/17-18

10/15-16

11/12-13

 

自民党

35.3%

39.9%

39.9%

40.3%

38.3%

 

民進党

13.4%

9.9%

10.0%

10.3%

8.6%

 

日テレ

調査日

7/15-17

8/19-21

9/16-18

10/21-23

11/18-20

 

自民党

38.1%

40.8%

43.8%

41.6%

42.0%

 

民進党

13.1%

10.8%

12.3%

11.2%

11.5%

 

報道ステ

ーション

調査日

7/2-3

8/13-14

9/24-25

10/29-30

11/26-27

 

自民党

42.2%

44.0%

44.0%

48.5%

46.3%

 

民進党

15.0%

13.9%

15.4%

13.7%

13.3%

 



 (1)の表の青ハッチングしたセルが、蓮舫代表が誕生する前後の民進党支持率である。赤数字が蓮舫代表誕生後の数値になるが、どの調査を見ても横ばいか多くても1.5%程度の増加でしかない。通常あるはずのご祝儀が全く見られないのだ。

 また、ピンクハッチングしたセルが、岡田民進党が参院選で健闘した時期の支持率(黒数字)と、蓮舫民進党の最近の支持率(赤数字)の比較になる。最近の民進党支持率は、岡田代表の時より悪化していることになる。


 それでは国民はなせ蓮舫民進党に期待を寄せることができなかったのだろうか? 代表戦の最中に明らかになった蓮舫氏の二重国籍問題が影響したのだろうか? その答えは(2)の表に隠されていると思う。


(2)RDD方式による各社世論調査結果

(蓮舫または民進党の新体制に期待するか?)

 

産経FNN

日テレ

報ステ

TBS

調査日

9/17-18

9/16-18

9/24-25

10/1-2

質問対象

蓮舫代表

蓮舫代表

新体制

新体制

期待する

56.8%

54.0%

43 %

46 %

期待しない

40.2%

35.8%

45 %

46 %

わからない

3.0%

10.2%

12 %

8 %



 (2)の表の青ハッチングが蓮舫代表への期待度で、ピンクハッチングが民進党の新体制への期待度を聞いた結果になる。二重国籍問題を責められていたにもかかわらず、蓮舫代表誕生時の国民の期待は55%程度はある。

 しかし、翌週以降に民進党の新体制への期待を聞いた結果は、45%程度と10%も落ち込み、期待しないと拮抗してしまっている。この結果は、やはり野田幹事長を選んだことが一番影響したのだと私は考えている。

 さらに、その後の臨時国会での対応や様々な発言から、国民がやっぱり民進党は昔と何も変わっていなかったのだと、思わせてしまったことも大きいと思う。

 蓮舫代表と野田幹事長以下、民進党の面々は現状を正しく認識し、国民の信用を取り戻すために、謙虚に泥臭くそして地道に努力を続けて欲しいと思っている。


 その観点で、民進党議員の最近の行動について感じたことを、最後に少しだけ書いておきたい。

(3)「民進党、IR法案に党として反対する方針決める 法案の不備指摘」(FNN 2016/12/7)
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<前略>民進党は6日、合同部門会議を開き、カジノを含む統合型リゾートを推進する「IR」法案について、党として反対する方針を決めた。<後略>
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●この判断は正しいと思うが、如何せん判断が遅すぎる。どうして衆議院の採決の時にこの判断が出来なかったのか? タイミングを逸すれば効果は半減する。タイミングを逃さない為に、瞬間瞬間での判断の瞬発力を磨く必要がある。


(4)「「答えない力、逃げる力、神ってる」 党首討論で蓮舫氏」(朝日新聞 2016/12/7)
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 安倍晋三首相と民進党の蓮舫代表による初の党首討論が7日午後、あった。カジノを含む統合型リゾート(IR)の整備を政府に促す議員立法「カジノ解禁法案」の審議に関し、蓮舫氏は自民党の強引な国会運営を批判。追及をかわそうとする首相を「答えない力、逃げる力、ごまかす力、まさに神ってます」と断じた。<後略>
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●蓮舫代表の「神ってる」の他にも、野田幹事長の「びっくりぽん」、山井国対委員長他の「カジノミクス」、そして山尾氏の流行語大賞出席などなど。前にも指摘したが、民進党議員はパフォーマンスに走りすぎている傾向が顕著だ。ポピュリズムを意識してのことだろうが、国民はそのうさん臭さを敏感に感じ取っている。いい加減、三文芝居みたいなことは止めて、共産党ほかの野党を見習ったらどうだろうか。


(5)「蓮舫氏も「人への投資」公約 「教育費の無償化」ブームに疑問の声」(産経新聞 2016/12/5)
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 永田町で「教育の無償化」がブームのようになっている。民進党は1日、次期衆院選の目玉政策として「大学までの教育無償化」を掲げ、「こども国債」などで賄うとした。「教育の無償化」は有権者にとって耳当たりのいい政策だが、子供を育て上げる親の責任はどうなるのか? そもそも、誰でも彼でも大学進学の必要性はあるのか?<後略>
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●衆院選に向けて目玉政策を考え始めたのは良いことだ。しかし「大学までの教育無償化」が本当に良いのだろうか? 教育にかかる費用負担を減らす方向は良いと思うが、「こども国債」などで賄うのだから結局未来への負債のつけ回しになる。衆院選まで時間がないかも知れないと焦る気持ちも分かるが、やはり財政全般をどうするのかを最初に考えて、その中で「教育無償化」も考える必要があるのではないだろうか? そうしないと民主党政権時代の失敗を繰り返すことになりかねない。





追記 2017/2/20
テロ等準備罪に関する世論調査結果について調べてみました。よろしかったら読んでみて下さい。
最近の世論調査結果から考える3 〜テロ等準備罪〜(+共謀罪)

追記 2016/12/8
このエントリーは以下の記事の続きになります。よろしかったら読んでみて下さい。
最近の世論調査結果から考える~内閣支持率~

公開履歴
2016/12/8 00:00 初回公開
2017/3/13 21:00 公開日付を変更して再度新着として公開、その後2016/12/8 00:00に公開日付を戻して公開し直した。



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