51%の真実

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【解散の手掛り】 日経の解散予測&二階の解散否定&石破の解散大義

(1)「1月解散風再び 真珠湾訪問、支持率向上の思惑」(日経新聞 2016/12/6)
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 首相の真珠湾訪問は永田町に再び解散風を呼び起こした。5月のオバマ氏の広島 訪問は日本経済新聞の世論調査で92%が評価し、内閣支持率も3ポイント増の56%に押し上げた。11月下旬の調査で内閣支持率はほぼ横ばいの58%。自民党幹部は5日夜「真珠湾訪問で支持率は上がるだろう。やるなら1月解散だ」と語った。 政府・与党は今国会で国民年金法改正案やカジノを含む統合リゾート(IR)法案など世論の批判が根強い法案を成立させる構え。こうしたマイナス面も真珠湾訪問による支持率アップで挽回できる との思惑がちらつく。 政権内では年明けの衆院解散・総選挙に対応できるようにしたと受け取れる動 きがいくつかある。来年度予算案は通常、クリスマスイブの24日に閣議決定するが、今年は22日に前倒しする方向だ。 国会議員が年末年始に地元に帰る時期が早まる一方、首相には真珠湾を訪れる余裕が生まれた。<後略>
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(2)「自民・二階俊博幹事長年内の衆院解散を否定」(産経新聞 2016/12/7)
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 自民党の二階俊博幹事長は7日、大阪市内で講演し、衆院解散について「年内はない」と述べ、安倍晋三首相による今国会中の衆院解散を明確に否定した。「首相が長期政権をやりたいからといって、『いまがチャンスだ』解散をもてあそぶものではない。課題を一生懸命、解決することに専念すべきだ」と述べた。
 一方で二階氏は「本当の意味で国民に意見を聞かねばならないときに、解散権を行使することはありうる。解散はいつあってもいいという態勢、気持ちで臨まないといけない」と常在戦場を強調。<後略>
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(3)「カジノ法案、賛成多数で衆院可決 審議わずか6時間」(日刊スポーツ 2016/12/7)
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 カジノを中心とする統合型リゾート施設(IR)整備推進法案は、6日の衆院本会議で、自民党などの賛成多数で可決され、参院に送られた。<中略>
 自民はきょう7日に参院本会議で審議入りし、9日にも成立させる方針だが、参院内閣委員長のポストは民進党が握る。審議が自民党ペースで進まない可能性もあり、自民は委員長の解任決議案を提出→委員長差し替えも視野に、なりふり構わず、会期末の14日までの成立を目指す方針だ。
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●日露首脳会談は思惑が外れたが、真珠湾訪問という代替案を隠していた。カジノ法案は9日頃、年金法案は14日までに必ず参議院で強行採決してくるだろう。臨時国会の再延長をしない為に、カジノ法案をこんなにも急いでいたのだ。

●それにしても、蓮舫氏のカジノ法案での質問に対して、議員立法で他に責任者がいるから自分は説明するつもりはないなんて、安倍首相は説明責任があることを解かっていてわざとはぐらかしている。なんて卑怯なんだと怒りが収まらない。(もしかしたら本当に解っていないのか???)

●二階幹事長の「年内は解散はない」は本当だろう。ただし「解散はいつあってもいい」という言葉や、来年度予算案閣議決定を22日に前倒しを予定していることなども考えると、安倍首相の1月解散の意思はかなり固いと感じる。


(4)「解散には大義必要=自民・石破氏」(時事通信 2016/12/4)
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 石破茂前地方創生担当相は4日、衆院解散・総選挙について「解散すべきということになれば、(前回衆院選から)2年過ぎたら、いつあってもおかしくない」としながらも、「消費税、郵政(民営化)など国民に問わねばならぬことがあるとき以外は解散すべきではない」と述べ、衆院解散には大義が必要との考えを示した。鳥取市内で記者団に語った。 (2016/12/04-20:49)
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●9/21のエントリー「伝家の宝刀 ~解散総選挙について~」で私も書いたが、解散権は日本国憲法で規定された首相の権利だが、国民に信を問うべき問題がない時にまで、勝手に解散して良い訳ではないと解釈できる。

●二階幹事長と石破氏の青太字の言葉は、至極真っ当な見解だ。ぜひとも安倍首相に進言して欲しいものだ。



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Category: ニューストピックス
Published on: Thu,  08 2016 12:00
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真珠湾訪問 衆院解散 カジノ法案 年金法案 強行採決 予算案閣議決定 解散の大義名分

4 Comments

山田  

シンゾー首相は2017年1月16日に冒頭解散(真珠湾解散)か?

シンゾー首相は2017年1月16日(月)に第193回通常国会を召集し衆院は冒頭で真珠湾解散というシナリオが。

米トランプ大統領が20日に就任することから、トランプ大統領就任前解散を描いていたり。

この場合、第48回衆院選は
2月7日公示、
2月19日投開票
になろう。

2月総選挙は1990年2月18日投開票の第39回衆院選以来27年ぶりに。

これを逃せば都議選、区割り見直しの周知・候補者調整、池田大作記念祭があるから衆院解散は遠退き、
2018年5月20日(日)以降投開票になりそうです。

2016/12/08 (Thu) 18:17 | EDIT | REPLY |   

B4  

Re: シンゾー首相は2017年1月16日に冒頭解散(真珠湾解散)か?

山田さん、お疲れ様です。

最近いろんなところで年明けの解散の可能性が取り上げられるようになりましたね。
これで私がいつ解散があるか記事を書く必要性は小さくなったなと思っています。
私がこれまでしつこく解散予測を書いてきたのは、国民に意識してもらうためで、その目標は達成されました。
実はもっと大きい目的は、再三書いているように、安倍首相に大義なき解散をさせない事です。
これからは、マスメディアの取り上げ方に注文を付ける内容になると思います。
もっと「これは大義なき解散だ。裁量的解散の乱用は許されない。」と声を上げるべきだと!!!

2016/12/08 (Thu) 23:27 | REPLY |   

山田  

2017、18年の政治。地方選挙目白押しの2017年

ありがとうございます。

2017年1月中旬解散と書いたのは、トランプ大統領就任(1月20日)後は衆院解散が2018年4月以降どころか任期満了まで解散できない可能性があるからです。

2017年2月19日(日)は大安だったりします
(2月19日を投票日とする場合、解散日は公選法上1月10日~2月3日の間の平日となる)。

この場合、衆院選新有権者は1994年12月16日~1999年2月20日生まれに。

戦後の酉年に衆院選が行われるのは
第32回(1969年12月28日。2年11か月ぶり)、
第40回(1993年7月18日。3年5か月ぶり)、
第44回(2005年9月11日。1年10か月ぶり)
に次いで4度目に。

丑・巳・酉年は都議選に限らず全国的にも地方選挙が目白押しの年です。

知事選→秋田、宮城、山形、茨城、千葉、静岡、岐阜、兵庫、広島etc。

市長選(主要市のみ)→横浜市、名古屋市、川崎市、神戸市、さいたま市、千葉市、堺市、奈良市、富山市、松江市etc。

市議選(主要市のみ)→仙台市、北九州市、奈良市、富山市etc。

都議選以降に衆院選をできる日程は区割り周知・候補者調整後の2018年4月下旬以降になります
(神戸市長選と同日の2017年10月22日補選は区割り周知・候補者調整期間のため旧区割りで施行)。

2018年4月22日(補選と同日)、
2018年5月20日(18年春に衆院補選がない場合)、
2018年5月27日(中曽根元首相100歳の日)、
2018年7月15or22日(改憲国民投票日)、
2018年10月28日(補選と同日)、
2018年12月2日(麻生方式追い込まれ解散)、
2018年12月9日(任期満了)
といずれも今の高1のうち2000年4月2日~4月23日生まれが有権者になってからとなります。

2018年11月に地方選挙でありながら国政選挙並に話題となる福島・沖縄両県知事選が予定されていることから、
その前の10月28日も候補日に
(1947年4月の第23回衆院選以降だと第34回、第45回に次いで長い任期に)。


2016/12/09 (Fri) 12:38 | EDIT | REPLY |   

B4  

Re: 2017、18年の政治。地方選挙目白押しの2017年

山田さん、詳細な情報ありがとうございます。
良く調べていらっしゃいますね。今後の参考にさせて頂きます。

2016/12/09 (Fri) 22:52 | REPLY |   

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