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【政治】 自民党の傲慢(委員会無視)と民進党のジレンマ(共産党大会) +2件

(1)「自民、参院委採決を省略へ 民進応じない場合」(毎日新聞 2016/12/10)
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 参院自民党は、「統合型リゾート(IR)整備推進法案」(カジノ法案)を14日までの国会会期内に成立させるため、参院内閣委員会で難波奨二委員長(民進党)が13日の採決に応じない場合、委員会採決を省略して本会議に持ち込む「中間報告」を行う調整に入った。 <中略>
 自民党は、難波氏が委員会採決を認めなければ、13日か14日の参院本会議で中間報告を行い、採決に踏み切る構えだ。内閣委員長を自民党に差し替えて採決する案もあるが、強引に成立させるイメージがより鮮明になる可能性があるため、多数意見にはなっていない。【飼手勇介】
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●委員会での審議は、「全員で審議すると時間がかかるし、審議できる法案も限られるので、それぞれの専門委員会で審議して、委員会で決まったことを本会議で全員の結論として決を採りましょう。委員会で決まったことは尊重します。」という紳士協定的なものだ。委員会採決だけでは意味がなく、本会議で採決されて初めて完結する。

●しかしまさか「委員会採決をせずに、本会議で採決するだけでも完結する。」とは思ってもみなかった。よく考えてみれば確かにそうなのだが、普通の感覚を持ち合わせていれば、そんなことをしようとは思いもよらないはずだ。まあ、解釈改憲で集団的自衛権の行使を認めさせたり、自衛隊のPKO部隊に駆けつけ警護を付与したりする政権なら、こんなルールの裏をかくようなことくらい朝飯前だろう。

●「内閣委員長を自民党に差し替えて採決する」方が、まだ良心が残っているだけ少しはましだろう。それでも国民に少しでも強行的だと思われない為に、紳士協定を破るという姑息な手段を取るのだろうか。どうするのかしっかりとこの目で見させてもらうとしよう。


(2)「駆け付け警護12日から 共同防護も可能」(毎日新聞 2016/12/11)
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 南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に派遣されている陸上自衛隊部隊は12日から、安全保障関連法に基づく新任務の「駆け付け警護」と「宿営地の共同防護」が実施可能になる。安保関連法の新任務を付与された部隊が初めて活動を開始する。 <中略>
 今回の陸自部隊の到着は地元紙が写真付きで報じた。7月の政府軍と反政府勢力の戦闘で死傷者が出た、国連施設内の避難民キャンプで暮らすピーター・ダックさん(38)は9日、取材に「次に何かあれば日本の軍隊が助けてくれる」と期待した。ただ、現地では国際協力機構(JICA)によるインフラ支援への評価は高いが、陸自部隊はあくまで「1万2000人規模のPKO部隊の一部」(地元記者)で、大きな注目を集めているわけではない。<後略>
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●とうとう運命の12日が来てしまう。「反政府勢力トップだったマシャール前第1副大統領派の部隊がジュバを離れたことで、国連関係者は「当面は首都で武力衝突が起きる可能性は低い」とみる。」とのことで、いきなり不安が現実になるとは思わないが、これからも注視して情報を収集したい。

●自衛隊と憲法9条が無事に守られることを祈っている。


(3)「民進・安住氏、来月の共産党大会に出席 共闘積極派」(朝日新聞 2016/12/10)
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 民進党の蓮舫代表は10日、来年1月の共産党大会に、安住淳代表代行が出席することを明らかにした。社民党は吉田忠智党首が出席する予定で、共産によると、党大会に他党の党首級が出席するのは初めて。
 共産が、共闘する民進、自由、社民の3党党首を招待していた。蓮舫氏は自らは欠席するが、「安住氏が適任で、行ってもらう」と記者団に語った。安住氏は7月の参院選で共闘を積極的に進め、10月の衆院2補選でも3党の幹部と並んで応援演説をした。自由の小沢一郎代表は、党大会を欠席する予定。
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●蓮舫代表としては、連合と共産党(野党共闘)を天秤にかけて、知恵を絞って出した結論が安住代行の出席だったのだろう。かなりジレンマがあっただろうと察する。素直に評価したい。

●自由党の小沢代表は欠席だそうだが、理由はなんだろうか? また相応の代理出席者を送るのだろうか? 今のところ検索しても情報が出てこないが、非常に気になる。(こういうところが信用できない原因なのだ。)


(4)「「とがった自分にジレンマ」 民進・蓮舫代表に聞く」(日経新聞 2016/12/11)
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<前略>
 ――代表としてどう評価されていると思うか。
 「毎週末地方を歩いているが、多くの方が集会や街頭演説に来ていただいている。私への期待と党への期待の乖離(かいり)をどう縮めるかが最大の課題だ」
 ――党の支持率は上がっていない。
 「平時に支持率を上げるのはすごく難しい。選挙が近づくことで上がっていくよう持っていきたいが、奇策はない。勝負に出たい」
 ――代表になって感じたことは。
 「党のガバナンスは本当に大変だ。細やかなところに目配りしつつ大胆な判断も必要だ。蓮舫というキャラクターのとんがり方が期待されるが、とがることで党内にハレーションを起こすのをどうなくすかというジレンマが一番大変だ」
 ――政権を取るために何に重点を置くか。
 「国民の支持なく立っていられない。共感されることだ。7日の党首討論で男性議員からは『当然ロシアは聞くのか』『財政規律聞くよね』とか言われたが、3分の2をカジノに使った。街に出て、人々の声を聞き、不安の声が共感のカギだと思ったのであえて大きく踏み込んだ。永田町にすれないことだ。外に出ることは私にとってすごく刺激だ。質問の仕方や言いぶりの知恵もいただける」<中略>
 ――衆院解散・総選挙があるか。
 「あると思っている。総選挙は近い。もう準備は進めている」
 ――野党の選挙区調整が間に合わないのでは。
 「調整は前提にしていない。まず我々の公認候補者をできるだけ立てる。少なくとも過半数を目指して選挙対策委員長に擁立を急がせている」
 ――公約は月内に固められるのか。
 「もちろんだ。ただし、最終形を示すのは選挙の時。政権公約で私たちの国家像、政策を端的に示そうと思っている」<後略>
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●毎週末地方を歩いて、街の人々の声を聞くのは非常に良い心がけだと思う。共産党大会への参加もその成果だろうか。

●12/9の産経新聞によると「1月解散、2月中旬投開票になる」と考えているようだが、「野党の選挙区調整は前提にしていない」とか、まだまだ認識や危機感が甘い気がする。

●「奇策はない。勝負に出たい」と言っているが、「勝負」って何をしようと考えているのか非常に気になる。悪い方向に転ばなければいいなと思っている。



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Category: ニューストピックス
Published on: Mon,  12 2016 00:00
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カジノ法案 委員会採決省略 中間報告 本会議採決 駆けつけ警護 共産党大会 安住淳代表代行出席 蓮舫のジレンマ

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