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51%の真実

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【不戦の誓い】 安倍首相の真珠湾慰霊訪問

 (1)「真珠湾 平和の海に 元日本兵「反省忘れずに」」(日経新聞 2016/12/28)
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 悲劇の地を平和と和解の礎に――。日本時間28日朝、日米両国のトップが太平洋戦争の戦端が開かれた真珠湾に立ち、不戦を誓った。2400人の犠牲者を出した旧日本軍の攻撃から75年。現地では生存者らが鎮魂の祈りをささげ、日本国内では戦争で家族や友人を失った人が癒えることのない悲しみを胸に「永遠の平和」を願った。<中略>
 「戦争の惨禍は、二度と繰り返してはならない」。安倍首相は演説(注1)で不戦の誓いを貫くと強調。戦後の日米の絆を語ったオバマ大統領の演説(注2)を聴き終えると拍手した。<中略>
 戦艦「霧島」に艦長付き航海士として乗り組み、真珠湾攻撃に参加した滋賀県湖南市の後宮俊夫さん(94)は「憎み合っていては戦争は終わらない。少し前進した」と受け止めた。
 ただ安倍首相が謝罪はせず、「和解」と日米同盟を強調した姿勢に不安も感じた。「これで終止符を打つというように聞こえた」。戦友をはじめ、日米の多くの兵士が命をささげた。「反省をいつまでも忘れてはならない」とかみしめる。
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(注1)「「和解の力」 安倍晋三首相の真珠湾での演説(全文)」(産経新聞 2016/12/28)
(注2)「オバマ米大統領の演説全文」(産経新聞 2016/12/28)

●2016年は5月にオバマ大統領が広島を訪れ、12月に安倍首相が真珠湾を訪れるという歴史に残る年であった。たとえ両首脳にそれぞれの思惑や意図があるとしても、この行為は素晴らしいことだと思う。

●安倍首相には「戦争の惨禍は、二度と繰り返してはならない」という言葉をしっかりと身に刻み、反省をいつまでも忘れずに自分の言葉を実践していく責任がある。


(2)「広島でオバマ氏迎えた被爆者「核廃絶 改めて誓って」」(日経新聞 2016/12/27)
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 今年5月、現職米大統領で初めて広島を訪れたオバマ氏(注3)(注4)と式典で言葉を交わした被爆者は「互いの被害を理解し、不戦や核兵器廃絶を改めて誓ってほしい」と話す。
 広島県原爆被害者団体協議会の坪井直理事長(91)は1997年、真珠湾を訪れた。きっかけは、米国で講演した際、米国人から真珠湾攻撃を引き合いに「一方的に米国を責めるのはおかしい」と問われたことだった。「『核兵器なき世界』の訴えを理解してもらうには、互いの戦争被害をきちんと知らなければならない」と考えた。
 真珠湾で献花を終えると、現地の人々から「よく来てくれた」と言葉をかけられ、被爆した体をいたわられた。「歩み寄れば心の距離は近づけることができる」と実感した。<後略>
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(注3)「オバマ米大統領広島演説<全文>」(朝日新聞 2016/5/28)
(注4)「安倍首相の演説全文「日米が希望を生み出すともしびになる」」(産経新聞 2016/5/28)

(3)「元米兵、首相と抱擁 「苦い思い背負い続けるのは無駄」」(朝日新聞 2016/12/28)
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 真珠湾・キロ埠頭(ふとう)で27日午後、日米首脳が参加した式典の演壇の横には、真珠湾攻撃を経験した3人の元米兵の席が用意された。そこに座ったハワイ在住のエベレット・ハイランドさん(93)は、歩み寄ってきた安倍首相と抱擁を交わした。式典後、「謝罪なんて求めていない。安倍首相が生まれてもいなかった時のことだ」と語った。<中略>
 生死の間をさまよう経験をしながら、再び部隊に復帰した。原動力は日本軍への敵対心ではなく、「ただ、生き抜こう」という思いだったという。「日本への恨みはないのか」と聞かれるたび、こう答えてきた。「アメリカも日本も、若者が仕事として戦った。それだけだ」
 真珠湾攻撃を経験した元米兵の中には、日本人のことを「ジャップ」と蔑称で呼び、憎悪をあらわにする人もいたという。だがハイランドさんは「何十年も苦い思いを背負ったままなんて、時間の無駄だ」と思う。<後略>
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●全ての戦争被害者が、お互いの為に許し合おうという気持ちになれたとは思わないが、戦争は引き起こした側も引き起こされた側も、どちらにも不幸をもたらすということだけは、この70年あまりで思い至ったのではないかと感じる。

●安倍首相には「互いの被害を理解し、不戦や核兵器廃絶を改めて誓ってほしい」という被害者の言葉に、真摯に耳を傾けて行動して欲しいと思う。



追記 2017/1/5
(4)「真珠湾慰霊直後に靖国参拝 米紙「韓国抗議」(毎日新聞 2016/12/29)
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 稲田朋美防衛相の靖国神社参拝について、米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は28日、「日本の防衛相が真珠湾攻撃による犠牲者の慰霊式典から帰国してたった1日後に、戦時中の軍国主義をたたえていると近隣諸国が見なす神社を訪れた」とし、韓国がさっそく抗議の意を示したと報じた。
 同紙は「政府高官による靖国参拝は、戦中の侵略行為を日本が完全に償う意思がないことを示しているとする中国や韓国の怒りをしばしば買う」と紹介した。(共同)
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●記事として取り上げるのが遅くなり、個別に取り上げるよりこの記事の追記の方が、全体像が分かりやすいのでここに書くことにした。

●1/4のBSフジのプライムニュースで、菅官房長官が「事前に知らされていたが、個人的なkとなので問題ないと思っている」という様な事を話していた。ということは、12/28頃のニュースではノーコメントとしていた安倍首相も、もちろん承知していたはずだ。

●私は、やはり日本を代表していると受け取られる現職の防衛大臣が、それも真珠湾慰霊をした翌日に、A級戦犯も合祀されている靖国神社に参拝するのは問題だと思う。この辺の考え方が、安倍首相や稲田防衛相などと相容れない所以である。




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