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51%の真実

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民進党はこのまま消えゆく運命なのか?

Category - 政治
 蓮舫民進党が発足してから3か月半が過ぎようとしている。この間の蓮舫代表の評価は、アイキャッチ画像の色がモノクロのままであることが示す通り、私はまったく評価していない。(少しでも評価できたら、少しずつ色を付けて、最終的には元のカラー画像に戻したいと考えているのだが・・・)

 代表戦中の二重国籍騒動の対応から、最初の役員人事、その後の新潟県知事選や衆院W補選の野党共闘対応、そして最近の小池都知事へのすり寄りまで、ことごとく期待を裏切り続けてくれている。

 そんな中、12/28に蓮舫氏が民進党本部の仕事納めで職員を前にあいさつを行った。その動画が民進党HPにアップされているので、まずは見てみて欲しい。

 (1)「「民進党は『平和』という基軸にしっかりと足を踏みしめる」仕事納めで蓮舫代表」(民進党HP 2016/12/28)
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 蓮舫代表は28日午前、民進党本部の仕事納めで職員を前にあいさつした。(注1)
 蓮舫代表は、安倍総理のパールハーバー訪問について、「オバマ大統領とそろってパールハーバーで不戦の誓いを語ったことは大きな意義がある」と述べる一方で、安倍政権の施策に「不戦の誓いといいながら、なぜ憲法解釈を変えて安保法制に突き進んだのか。来年度予算を見ても、5年連続で防衛費は増えている」と懸念を表明。世界各地でテロが頻発していることにも触れ、「今世界が最も必要としているのは国際協調。まさに平和への道を日本が中心となって進めていくことではないか」と指摘し、「民進党は、『平和』という基軸にしっかりと足を踏みしめていきたい」などと決意を述べた。
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(注1)仕事納めのあいさつ動画



 上記の民進党HPの発言要旨の中で、黒太字の部分は良いことを言っていると思う。ただここには出てこないのだが、動画の1分4秒から1分34秒の間でしゃべっている内容を、蓮舫氏がどういう意図で口にしたのか、私には全く理解できない。

 その発言については、以下のように産経新聞が取り上げていた。

(2)「【糸魚川大規模火災】民進・蓮舫代表 被災地視察日程「仕事納めのはずなのに…」職員に皮肉」(産経新聞 2016/12/28)
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 民進党の蓮舫代表は28日、党本部の仕事納めであいさつし、党職員の前で「明日は糸魚川に視察に行くことになりましたが、素晴らしい仕事ぶりを発揮して、移動だけで1都5府県です。『こんな日程をありがとう』と、最後に役員室の皆さんに愛情を込めてお伝えをしたいと思います」と述べた。
 「私が愛されているなあと思うのは、今日が仕事納めのはずなのに、今日も明日も地方出張です」と切り出した蓮舫氏。「糸魚川」とは、大規模火災に見舞われた新潟県糸魚川市の被災地を指す。
 蓮舫氏は29日に現地を視察する予定だが、ある民進党議員は発言について「言葉が軽い。視察を嫌々『やっつけ仕事』でこなすような印象を与え、大変な思いをされている被災者に失礼だ」と憤った。
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 蓮舫氏の表情を見ていると、冗談を言って場を和まそうとしているのか、それとも本気で役員室のスタッフにクレームを言っているのか、全く読めない・・・。

 多分、前者なのかなぁとは思うのだが、青太字のように受け止められても仕方が無い様な、微妙なニュアンスと空気感が感じられる。蓮舫氏にはユーモアのセンスは無いと思うので、もう無理をして笑いを取ろうとしない方が良いのではないだろうか。

 このようなちょっとしたことが重なって、蓮舫氏の言葉を”軽い”ものにしてしまっている部分が多々あると感じる。

 ただ、本質的には蓮舫氏自身の政治家としての覚悟の無さ、政策に対する取り組みの弱さや勉強不足が、蓮舫氏に感じる”軽さ”の根本原因だと思う。

 そしてそれは、民進党全議員のレベルを如実に表しているのではないかとも感じる。これこそが、民進党はこのまま消えゆく運命なのではないかと、私が思う重大な理由なのだ。


 そう言えば、前回のエントリー「まだまだ期待には程遠い民進党」を読み直して思い出したのだが、次期衆院選に向けた公約の骨格を11月中にまとめると言っていたが、どこまで進んだのだろうか?

 多分、完全に公約をまとめるには11月では時間が足りず、党内調整もまだほとんど進んででいないのではないかと想像されるが、原発政策については以下のようなニュースが目に留まった。

 (3)「民進党の蓮舫代表 「脱原発政策」を政権公約に」(テレ朝news 2016/12/28)
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 民進党の蓮舫代表は、千葉県の再生可能エネルギー関連施設を視察し、「脱原発政策」を次の衆議院選挙の政権公約の柱の一つにする考えを示しました。
 民進党・蓮舫代表:「電気の地産地消、原発の再稼働に頼らないで済むと。私たちのエネルギー政策に実に大きな示唆を与えてくれたと思っています」
 蓮舫代表は、農業と発電を同時に行う「ソーラーシェアリング」を視察しました。民進党は「2030年代に原発ゼロ」という目標を打ち出していて、現在、その時期の前倒しも含めて、次の衆議院選挙に向けた具体的な行程表作りを進めています。蓮舫代表はこの行程表に再生可能エネルギーの活用を盛り込んだうえで、脱原発に向けたエネルギー政策が政権公約の柱の一つになるという考えを示しました。さらに、野党4党の共通政策にもエネルギー政策を盛り込む方向で調整する考えを示しました。
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 脱原発を前倒しする方向で、政権公約の柱の一つにしようとしていることは、非常に良いことだし応援したいと思う。しかし黒太字の部分を読むと、非常に不安を感じてしまう。

 議員の質はそれ程大きく変わらないのに、自民党と民進党がこれ程までに政権担当能力に差がついている原因は、議員自身の能力も多少はあるが、支えてくれるブレーンの質と量にあるのではないかと思う。

 いくら議員が頭が良くても、自分一人で全ての政策について専門技術を理解し、反対勢力の対案や揚げ足を取るような指摘に耐えられる政策を作り上げることは不可能だ。

 如何にそれぞれの政策に精通した人材をブレーンに迎え、動かすことができるかが重要だ。今の安倍首相が第一次政権の時と異なり、長期政権を築けているのは野党時代にしっかりとした人材を集め、着々と準備したからに他ならない。

 ソーラーシェアリングなど再生可能エネルギーは、発電量や発電効率、安定供給など技術的にまだまだ解決しなけrばならない問題がたくさんある。そして解決にはかなり時間がかかると思う。2030年より前に完全に原発ゼロにするには、まだまだ火力発電や水力発電に頼らざるを得ない。

 現在はほとんど原発が動いていない状態でも電力は足りている状態だが、火力や水力の設備老朽化や原油の価格上昇によるコスト増大などにより、2030年まで同じ状況が続く保証はない。その時に再生可能エネルギーが代替できるようになっていれば良いが、なかなか難しいのでは無いかと思う。

 その時に、やっぱり原発が安くて頼らざるを得ないということになってしまわないように、きちんと専門家を含めて具体的な行程表作りをしておく必要がある。

 旧民主党政権時代のように、ちょっとうまくいかないからといって直ぐに政権公約を捨ててしまう様な無様なことは、絶対にしてはらないのだ。

 その為には、12/15のエントリー「クローズアップ原発(2) ~原子力発電コスト比較~」で触れたような、原発コストの算出根拠をきちんと検証しておくことも重要だろう。

 自民党の暴走を防ぎ、日本の政治を正しく機能させるには、今はまだ民進党に頼らざるを得ないのが実情だ。そうでなければとっくに見捨てている。

 民進党にはこんな国民の心の叫びを、本当に心から真摯に耳を傾けて、地道に努力して欲しいと心から願っている。そうでなければ、来年以降のどこかで行われる衆院選で壊滅的な敗北を喫し、民進党はこのまま消えゆく運命だろう。



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Category - 政治

民進党 蓮舫代表 仕事納めのあいさつ 政権公約 脱原発政策

4 Comments

山田  

2017年2月26日、民進党は壊滅へ?

シンゾーはトランプ会談後の2017年1月30日に第193回通常国会を召集、この日に冒頭解散すれば民進党は壊滅へ。

この場合、
第48回衆院選は
2月14日公示、
2月26日投開票
となり、
2月26日に自公維が衆院議員の2/3の318議席以上を獲得、
295小選挙区についても自公維が同じく2/3の198議席以上を獲得(ただし沖縄県は0議席のまま)
と見込まれます。

シンゾーはこれで民進分解へっへっへでしょう

2016/12/30 (Fri) 19:29 | EDIT | REPLY |   

B4  

Re: 2017年2月26日、民進党は壊滅へ?

山田さん、コメントありがとうございます。今年はお世話になりました。

安倍首相が冒頭解散するとすれば、改憲勢力2/3以上は必ず取れるという自信があるはずです。そうでなければ解散するメリットは全くありません。そうなると必然的に民進党は壊滅の可能性が高いし、自業自得で仕方のないことだと思います。

しかし冒頭解散の大義・理由は、私には今でもまったく思いつきません。もし解散するとしたら、安倍首相は国民に何を問うのでしょうか? 解散理由をどう説明するのでしょうか? やっぱり安倍首相に冒頭解散させてはいけないのだと思います。

2016/12/31 (Sat) 01:00 | REPLY |   

山田  

自公維318(小選挙区198)議席以上獲得は17年2月までに限る

ありがとうございます。

衆院で自公維が3分の2以上を獲得できるのは2017年2月26日投開票が最後と予想されます。

自公維は
475議席中318議席以上が目標であり、
小選挙区は295選挙区中198選挙区以上が目標です。

野党独占が確実な沖縄県を除く291選挙区であれば3分の2は194選挙区で済みますが、
295選挙区だと194は3分の2に満たないため198議席が目標に。

沖縄以外の46都道府県で自公維が苦戦しそうなのは、
西北海道と福島県があります。

西北海道とは聞き慣れないが、
北海道のうち1~6、8~10区の総称であり北海道の人口の8割以上を占める。
北海道の人口が全国8位の540万人、540万人の8割は432万人に対して西北海道は445万人を占める。
自衛隊千歳基地を抱える5区を除き野党が強い地域であり、2016年7月10日の参院選では3議席中2議席を野党が獲得しました。
逆に東北海道(7・11・12区)は自民党の牙城ですが
(東北海道は中選挙区時代の旧北海道4区であり、
旧北海道4区は中川・鈴木宗男・武部・北村といった自民党議員の独占区だった)。
東北海道の人口は和歌山県や香川県とほぼ同じ95万人に過ぎずしかも10万人以上の3市(帯広・釧路・北見)でさえ人口流出が著しい。

福島県は東日本大震災の津波で浜通り地方が被災し福島第1原発の放射能が浜通り・中通り地方のの各地を汚染したことから反原発意識が他県よりも強くなったこと
(福島県は原発事故で210万人から189万人へ激減。
5年で人口が1割も減るとは減少率が秋田県や高知県に匹敵する程深刻)、
シンゾーが山口県出身なのを福島県民は戊辰戦争(1868年)の名残で気に入らないこと(特に会津地方に多い)から
反自民が強くなったと感じます。

先の参院選でも改選数が2から1へ減らされた福島県は自民現職の岩城氏の惨敗がありました。


浜通りとは、
福島県の太平洋沿岸
(いわき市・相馬市etc国道6号や常磐線や常磐道の沿線。郵便番号は970番台)。
中通りとは
福島県内陸のうち一級河川阿武隈川流域
(郡山市・福島市etc国道4号や東北本線や東北道や東北新幹線の沿線、郵便番号は960~964・969。福島県の人口の3分の2を占める)。
福島県はその他、一級河川阿賀野川流域に属す西部の会津地方があります
(浜通り~中通り~会津は国道49号や磐越西線や磐越道で結ばれている)。

阿武隈川と阿賀野川は見間違えそうですが、
中通りの阿武隈川は宮城県で太平洋に注ぐ、
会津の阿賀野川は新潟市で日本海に注ぐ。

余談だが、福島県は1桁国道が2本あるものの国道4号と国道6号は福島県内では交差しません
(兵庫県で瀬戸内海側の国道2号山陽街道と日本海側の国道9号山陰街道が交差しないのと同様。
愛知県に1桁国道は東京日本橋と大阪梅田を結ぶ国道1号東海道しかなく、その次は東海で2番目に番号が若い国道19号木曽街道となります)。

逆に
自民党があまりにも強過ぎる
北関東(茨城・栃木・群馬)、
北陸(富山・石川・福井)、
中国地方(岡山・鳥取・島根・広島・山口)
は全小選挙区を自民党がパーフェクトの可能性が高いです。

茨城7、栃木5、群馬5、
富山3、石川3、福井2、
岡山5、鳥取2、島根2、広島7、山口4
の計45小選挙区。

よいお年を。

2016/12/31 (Sat) 17:19 | EDIT | REPLY |   

B4  

Re: 自公維318(小選挙区198)議席以上獲得は17年2月までに限る

山田さん

今年もよろしくお願いいたします。

2017/01/01 (Sun) 11:57 | REPLY |   

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