51%の真実

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2016年を振り返って思うこと

 いまさらだが2016年を振り返って、漢字一字で表すとしたらと考えてみて思いついたのが、以下の漢字であった。

「虚」

出典:デジタル大辞泉
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[常用漢字] [音]キョ(漢) コ(呉) [訓]むなしい うそ そら から うつけ うつろ うろ
〈キョ〉
1 からっぽで何もない。むなしい。「虚無/盈虚 (えいきょ) ・空虚」
2 うわべだけで中身がない。「虚栄・虚飾・虚勢・虚名・虚礼」
3 うそ。いつわり。「虚偽・虚言・虚構・虚実・虚報・虚妄」
4 気力や精気が足りない。「虚弱・虚脱/腎虚 (じんきょ) 」
5 備えがないこと。すき。「虚虚実実」
6 邪心を持たない。「虚心/謙虚」
7 「虚数」の略。「虚根」
〈コ〉
1 むなしい。「虚空・虚無僧」
2 うそ。「虚仮 (こけ) 」
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 デジタル大辞典で「虚」の意味を調べてみて、1~5は今の世の中を非常によく表しているのではないかと感じた。芥川龍之介の言葉にあるように、人は他人と接すれば、多かれ少なかれ嘘をつく動物だと思う。

 ”あらゆる社交はおのずから虚偽を必要とするものである。”
  芥川竜之介「侏儒の言葉」

 それにしても、今の世の中は平気で「嘘」をつきすぎる。そんな「いつわり」が蔓延した世の中は、「からっぽで何もない」、「うわべだけで中身がない」、ただ「むなしい」だけだ。

 しかし世の中には、嘘の情報に「備えがない」人がたくさんいて、その「すき」を突かれた人々が、「虚飾」された希望に胸を躍らせている。
 
 そしてそんな「虚構」の世界に生きていると、何が正しいのかわからなくなって、正しいことを行おうとする「気力や精気」も徐々に奪われ「足りなく」なっていく。

 これまでもずっと世の中を憂いていて、それでも自らブログをやろうなどと考えたことは一度もなかった。基本的に面倒くさがりなのだ。それなのに、今年の8月1日からとうとうブログを開始してしまった。

 これこそが、私にとって2016年で一番驚かされた出来事だった。今の世の中は、こんなに面倒くさがりの私の気持ちを変えてしまうほど、切羽詰まった状況まで追い込まれてしまっているのだ。そして、2017年も2016年より良くなるとはとても思えない。

 この5か月間で、そんな世の中を変えるために私が出来たことなど、まったく無いに等しいと思う。それでも未来をあきらめたくない。

 話はもどるが「虚」の持つ意味で、6番目にひとつだけ前向きなものがあることに気が付いた。きっと今の世の中にも、私の気が付いていない前向きなことが隠されていると信じたい。

 微力ではあるが来年以降も、私の気力や精気が底をつかないように無理はせず、「邪心を持たない」「虚心/謙虚」な気持ちを大切にして、思ったことを素直にこつこつと書いていきたいと思う。

 それでは皆さん、良いお年を!



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Category: その他
Published on: Sat,  31 2016 01:00
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今年の漢字 2016年の出来事

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