51%の真実

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金正男暗殺でマレーシアと確執&中国が北朝鮮石炭輸入を全面停止

(1)「マレーシアと共同捜査提案=警察非難、「金正男氏」認めず-召還に反発・北朝鮮大使」(時事通信 2017/2/20)
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 【クアラルンプール時事】北朝鮮の康哲駐マレーシア大使は20日午後、大使館前で記者会見を開き、金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏の殺害事件について「マレーシア警察の捜査を信用できない」と非難した上で、真相解明に向けマレーシア警察との共同捜査を提案した。また旅券から男性を「キム・チョル」と特定したが、その他の名前は知らないと主張し、男性が金正男氏とは認めなかった。
 マレーシア外務省は20日午前、康大使を呼び、同国の対応を批判した17日夜の発言について説明を求めたほか、駐北朝鮮大使を召還したと発表。康大使は会見でマレーシア側に反発した形で、外交問題に発展した両国間の緊張は高まっている。<後略>
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(2)「召還のマレーシア大使、「北朝鮮を悪者にする意図ない」」(朝日新聞 2017/2/21)
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 北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)・朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(キムジョンナム)氏が殺害された事件で、マレーシア政府が召還したモハマド・ニザム・モハマド駐平壌大使が21日、経由地の北京空港で取材に応じ、「我々の警察や医療チームは専門的、客観的に捜査を進めており、北朝鮮を悪者にする意図はない」などと語った。
 北朝鮮のカン・チョル駐マレーシア大使が17日夜に「マレーシア側は我々をだましている。北朝鮮をおとしめようとする外部勢力と結託している」との見解を示したことに対し、改めて反論した形だ。<後略>
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●今回の金正男氏の暗殺が、数少ない友好国であるマレーシアで、それもこれほど公に認識される形で行われたことは、金正恩委員長も想定外だったのではないだろうか?

●マレーシアとしてもできるだけ外交問題にしたくないはずだが、北朝鮮の対応はその考慮も台無しにしている。金正恩委員長体制になってから、北朝鮮が自らを危うくするような行動か否かも判断できないような、危険な状況に進んでいることが如実に現れた事件であると感じる。


(3)「中国、北朝鮮からの石炭輸入を全面停止」(REUTERS 2017/2/20)
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[上海/ワシントン 18日 ロイター] - 中国商務省は18日、北朝鮮からの石炭輸入を全面的に停止するとの通達をウェブサイト上で発表した。北朝鮮に対する国連安全保障理事会の制裁を強化する狙いがある。
輸入禁止措置は19日から今年いっぱいとなる。<中略>
中国は昨年4月、国連の制裁を受けて北朝鮮からの石炭輸入を停止する方針を示したが、核やミサイル開発に関係せず人道上不可欠な場合は除くとしていた。<後略>
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●今回の石炭輸入停止措置が、金正男氏の暗殺と直接関係があるのか、また昨年4月の方針からどこまで本気で実施するつもりなのか、現時点では判断しようが無い。しかし中国は確実に金正恩体制を見放す方向に進んでいると感じる。

●中国にとって、北朝鮮というアメリカとの緩衝となっている国を、米韓に渡してしまうようなことはしたくないはずで、このまま完全に放置はできないはずだが、北朝鮮が張成沢氏や金正男氏を排除した行為には、相当頭に来ているに違いない。今年の共産党全国大会で、政治局常務委員から江沢民派が一掃される可能性もあり、そうなった時に習近平国家主席が北朝鮮をどのように扱うのか注視していきたい。

●もし金正恩体制が崩壊したら、核兵器(技術)の流出とともに、難民問題が日本にも大きな影響を与えることになるだろう。



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