51%の真実

クローズアップ(雑多)

言葉のマジックに騙されるな! ~フェイクニュースとレッテル貼りの相似性~

 ”アベンドスキャンダル”は、日々そのうねりが大きくなってきていると感じる。”森友学園問題”を扱うようになってから、このブログのアクセス数も増加し、1つ上のステージにステップアップできた。

 今後さらにアクセス数を増やすには、”世界的ですもんね。乗るしかない、このビッグウェーブに!(by Butchさん)”と言いたいところだが、毎日限られた時間でブログを書いている身では、もう情報のスピードについていけそうにない・・・。

 きっと、その日のニュースを確認して記事を書いても、”もうそんなの知ってるよ”と言われるのは目に見えている。なので、天邪鬼な私は、”森友学園問題”に拘らず、私なりの視点で気になった話題を取り上げていこうと思っている。

 ただ、悪い奴がほくそ笑むような結果にだけは絶対にさせたくないので、監視だけはきちんと怠らないようにしたい!

 (今日の前振りはここまで。)


 私は、”言葉”には人を良い方にも悪い方にも導ける力があり、大切に扱われるべきものだと考えている。しかし最近の巷に溢れている言葉は、あまりにも軽く扱われており私は非常に心を傷めている。

 そんな中でこのところ、最も嫌な思いをさせられているのが、トランプ大統領と安倍首相の言葉だ。まずは、トランプ大統領の方から見てみよう。

(1)「トランプ大統領はなぜ"フェイクニュース"を連呼するのか?」(The Huffington Post | 執筆者: 平 和博(朝日新聞記者) 2017/2/20)
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トランプ大統領による、メディアへの"フェイクニュース"の連呼が止まらない。<中略>
そもそも"フェイクニュース"が注目を集めたのは、米大統領選を標的に、主にトランプ氏を支持する内容の虚偽の情報が、ニュースの体裁をとってネットに氾濫したことだ。
トランプ氏はそれを逆手にとり、本来の意味をずらして、自らに批判的なメディアや情報をひとくくりに、"フェイクニュース"と呼び続けている。
このような言葉の塗り替えは、民主主義への危険にもつながる、との専門家の指摘も出始めている。<後略>
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 トランプ大統領のひとつ覚えのフレーズである”フェイクニュース”だが、(1)の記事にあるように、もともとは”虚偽の情報を、ニュースの体裁をとって、意図的に発信すること”であった。

 誰であれ以下の(A)~(C)の置き変えにより、"フェイクニュース" = ”悪” ということには異論はないだろう。
 (A) "フェイクニュース" = ”虚偽の情報を、ニュースの体裁をとって、意図的に発信すること”

 (B) ”虚偽の情報を、ニュースの体裁をとって、意図的に発信すること” = ”悪”

 (C) "フェイクニュース" = ”悪”

 また、以下の(D)~(F)についても概ね異論はないだろう
 (D) "フェイクニュースを発信しているメディア" = ”ブライトバート・ニュース(一例)” ・・・多くの人が認知し納得している事実

 (E) "自分達に都合のよい情報を発信しているメディア" = ”CNN(一例)”       ・・・多くの人がなんとなく感じている事象

 (F) ”CNN(一例)” = ”意図的に虚偽の情報は発信していない”              ・・・多くの人が認知し納得している事実

 ここからがトランプ大統領の功妙なところだが、彼は(D)と(E) をまったく同列に扱い、”フェイク(嘘)”を”オルタナティブ・ファクト(もうひとつの真実)”と言葉をすり替えて、(F)を(G)に置き替えるという意図的な刷り込みを行っているのだ。まさに”言葉のマジック”と言えるだろう。

 (G) "フェイクニュースを発信しているメディア" = ”CNN(一例)”    ・・・一部(オルタナ右翼)の人が認知し納得している

 さらに狡猾なのは、トランプ大統領にとっては自分の支持者だけが信じてくれていれば問題ない為、何度も何度も連呼することにより、”洗脳”と同じ効果を狙っている点だ。まさに”(いかがわしい)新興宗教の教祖”といったところだろうか。


 以下の記事を読むと、トランプ氏の言葉が如何に功妙なすり替えと、自分に都合の良い解釈で成り立っているかが判るだろう。

(2)「トランプ大統領「フェイクニュースを批判する権利は憲法で守られている」」(The Huffington Post | 執筆者: Paige Lavender 2017/2/25)
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<前略>
トランプ氏は、メディアを「アメリカ国民の敵」と呼んだという報道は実は誤報で、敵とは「フェイクニュースのことだ」と主張した。しかし、トランプ氏はニューヨークタイムズ、CNN、NBCといった報道機関に「フェイクニュース」という烙印を押している。
<中略>
トランプ氏は、報道機関は匿名の情報源を基に報道すべきではない、とも語った。しかし、大統領自身が、明らかに間違った主張をする時、匿名の情報源を使っている。
<後略>
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 一方、安倍首相がよく使うフレーズでまず思い浮かぶのが、最近の”森友学園問題”でも出てきた”レッテル貼り”や”印象操作”だろう。

(3)「森友学園問題で安倍首相の答弁がヒドすぎる! 「理事長と考え方共鳴」が一転「しつこかった」」(LITERA 2017/2/24)
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「個人的に会ったことは1回もない」「(籠池理事長は)非常にしつこい」「レッテル貼りだ!
 手のひら返しとはこのことか。本日の国会で、国有地激安売却問題が取り沙汰されている学校法人森友学園との関係を追及された安倍首相は、先週の答弁とは打って変わって同学園の籠池泰典理事長を切り捨てるような発言を連発した。<中略>
 先週は「私に共鳴している人」と言っていたのに、きょうは「非常にしつこい人」……。さらに安倍首相は、籠池理事長との接点を「私が講演をするということが決まっていたときに、お断わりしたんですが、お断りする際に電話に代わって話したのが、ほとんど唯一に近い」「個人的にお目にかかったというのは記憶に残っていない」などと語った。
 そんなわけがないだろう。既報の通り、「週刊ポスト」(小学館)3月3日号に掲載された籠池理事長とその妻である塚本幼稚園副園長への直撃記事では、夫妻が安倍首相を絶賛し、そのなかで〈おもむろに夫人が、籠池氏の携帯電話の画面をチラッと見せる〉というくだりが出てくる。それは驚くべきことに「安倍晋三の携帯電話番号」だというのである。もしこの番号が本物ならば、「1回も会ったことがない」人物が総理大臣の電話番号を知っていることなどあり得るのだろうか。同様に「週刊新潮」(新潮社)でも、〈籠池理事長は、安倍総理が来阪すると、定宿の『リーガロイヤルホテル』に駆け付けることもあった〉と書かれている。<後略>
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 そもそも、安倍首相が”レッテル貼り”という言葉をよく使うようになった理由は、2015年の”安保法案”の時に野党が”戦争法案”と呼んだのを揶揄して、ネットで絶賛されたことが気持ちよかったたからではないかと、私は思っている。

 そして実際のところ、”安保法案”が成立して1年以上経つが、本当に”戦争法案”だったのか否かは確認できていない。(これこそ本当の”悪魔の証明”だと思うが・・・)

 それ以降は法案を出して野党から批判される度に、”レッテル貼りだ”と言っておけば良い(どうせ証明できないんだから)という成功体験が頭に浮かび、多用するようになったのだと思う。

 しかし今回の”森友学園問題”だけは、そうは問屋が卸さなかった。翌日には”レッテル貼り”では無かったことが明白になってしまったからだ。(安倍首相はそう思っていないかもしれないが、多くの国民はそう思っているはずだ。)


 安倍首相の”詭弁術”については、(4)のブログ記事が良くまとめてくれているので、一読してみて欲しい。まさにトランプ大統領の”フェイクニュース”と同じような論理で相似性があることが良く判る。(個人のブログだと思うので、引用はしません。)

(4)「超簡単!安倍首相に学ぶ詭弁術:「レッテル貼りだ」と唱えるだけで、相手を悪者にできちゃう」(本音は議決に表れる 2015/6/6)


 ここまで書いてきてトランプ大統領と安倍首相は、”詐欺師的素養”を持っているという感じがしないだろうか?

 私は、人の上に立つような人には多かれ少なかれ、”詐欺師的素養”を持った人が多いと思っている。これは悪い意味ではなく、人を導くには自分を信じてもらう必要があり、その為には必ず必要な能力だと思うのだ。

 しかしトランプ大統領と安倍首相が発する言葉は、”自分を信じてもらう”ためにではなく”相手をだます”ために使われていると感じる。だから彼らの支持者には声を大きくして言いたい。”言葉のマジックに騙されるな!”と。

 彼らの”言葉”の使い方には、私は嫌悪感しか感じない・・・



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~ Comment ~


森友学園塚本幼稚園、兵庫県議・大阪府議にも疑惑が

森友学園塚本幼稚園は運動会で
「安倍首相頑張れ」
「安保法案成立」
「韓国人・志那人くたばれ」
と全園児が熱唱していた映像が報道されました。

塚本幼稚園の実態は大阪市淀川区民・西淀川区民ですらほとんど知りません
(園自体は淀川区だが、西淀川区境に近い)。

大阪駅からJR東海道本線(神戸線・宝塚線)の普通電車で1駅の塚本駅から北へ、
府道16号西淀川高槻線(淀川通)を渡ってすぐに塚本幼稚園があります。

籠池理事長(63)は塚本幼稚園が開園した1953年生まれ、父の同い年です。

籠池理事長は香川県高松市出身、
1972年に大阪府吹田市へ引っ越し関西大学へ進学、
76年に関大卒業後は奈良市へ引っ越し奈良県庁職員でしたが3年後の79年に森友学園創業家の女性(旧姓・森友)と結婚し森友学園の理事長になりました。

こんにゃく発言の鴻池元防災担当大臣(76)だけでなく、他の森友学園口利き疑惑の議員問題も気になります。

豊中市野田町の森友学園瑞穂の國小學校、大阪府は開校認可の先送り表明を急ぐべきです。

自由党の山本太郎参院議員(42)は昨日、
森友学園問題について
安倍昭恵(54)とロッキード事件(1976年)をかけてアッキード事件と発言し話題になりました。

今日、
黒川兵庫県議(57)と
中川大阪府議(56)が
森友学園問題に関わっていたことが発覚しました。

黒川県議は
1959年7月25日生まれ、
2007年4月8日の兵庫県議選で初当選(当時47歳)し現在は当選3回、
自民・尼崎市選挙区。

中川府議は
1960年4月4日生まれ、
2003年4月13日の大阪府議選で初当選(当時43歳)し現在は当選4回、
維新・豊中市選挙区。

尼崎市は豊中市の西隣にあり、鴻池氏の出身地。
府県は異なるが市外局番は大阪06で共通する。

郵便番号は
豊中市南部は〒561-08##、
尼崎市北部は〒661-00##
でお互い隣同士とあって間違えそうな関係です。

瑞穂の國小學校予定地は
阪急梅田駅から阪急宝塚線の普通電車で約10分の庄内駅が最寄駅であり、
名神高速道路沿いにあります
(〒561-0855豊中市野田町)。

民進・共産・自由・社民の野党4党は
籠池理事長の参考人招致を訴えています。

安倍首相(62)、
松井大阪府知事(53)
の進退も気になります
#226[2017/03/03 09:50]  山田  URL  [Edit]

Re: 森友学園塚本幼稚園、兵庫県議・大阪府議にも疑惑が

山田さん、コメントありがとうございます。

”アッキード事件”はどんどん色んな疑惑が出て来ますね。あんまり広がりすぎて、肝心の本筋が疎かにならない様に願っているところです。

明日のエントリーでは、この前ちょっと触れていた、安倍首相の”神風”について書いて置きたいと思っています。

p.s.

豊洲問題に関する石原氏の会見は見どころが殆ど無かったですね、取り上げる価値が見いだせない・・・。しいて言えば、あんな人を4回も都知事に選んだ東京都民(のうち、石原氏に投票した人と棄権した人)と、石原氏を監視できなかった東京都議およびマスコミの人たちは、大いに反省しなければならないと思います。これらの人たちが、石原氏に文句を言うのは少し筋違いだと感じます・・・
#227[2017/03/03 22:09]  B4  URL 














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