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政治

安倍首相に神風は吹くか? ~アッキードからアベンドスキャンダルへの微妙な障害~

 ”森友学園問題”を”アッキード事件”と呼び文章中に記載したりタイトルにつけた方が、ネット検索からのアクセスは多くなると思う。というのは、国会で山本太郎議員が取り上げたことにより、一挙にメジャーなバズワードに格上げされたと思われるからだ。(ロッキード事件を知らない人も、アッキード事件に反応するようになるだろう。)

 しかしこのブログでは今後も”アベンドスキャンダル”に拘りたいと思う。(別に意固地になっている訳ではない・・・、はず、、、たぶん・・・。アクセス数確保の為に”アッキード事件”も当然使うと思うよ・・・、既にタイトルにもここまでの文章にもふんだんに使っちゃったし・・・ちゃんちゃん♪)



 ”森友学園問題”はこのまま下手を打つことなくうまく進められれば、もしかしたら最終目標の”アベンドスキャンダル”までたどり着く可能性も、ゼロではなくなったと思う。

 しかし達成までには、まだまだ超えなければならないハードルがいくつも控えている。気を引き締めてかからないと、いつ情勢がひっくり返らないとも限らない。(解ってますよね、野党の皆さん?)

 ところで、先日のエントリー「アベンドスキャンダルは幻のまま消えゆく運命か?」の中で、"(最悪のケースとしては、安倍首相に”神風”が吹いて高支持率が続く可能性も考えられる・・・)"と書いたのだが。

 何のことかさっぱり判らなかったと思うので、可能性は非常に低いとは思うのだが、一応このことについて書いて置きたいと思う。まあ”神風”の前に、なんだかんだで追い詰めきれない可能性の方が十分起こりえるのだが・・・

(1)「森友学園問題に見るスキャンダルが安全保障リスク化する懸念」(DIAMOND online | 上久保誠人:立命館大学政策科学部教授 2017/2/28)
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<前略>
■一国の指導者を感情論で辞任に追い込めるほど国際情勢は甘くない。
 率直に言って、このようなスキャンダルで安倍首相が辞任するようなことは望まない。
<中略>
 安倍政権は、国際社会における、日本が置かれた状況の厳しさを非常によく理解しているからだ。「集団的自衛権の限定的行使」を閣議決定し、「安保法制」を通した。そして、日露関係の進展を急ぎ、TPP(環太平洋経済連携協定)を推進しようとしている(第145回・p4)。これらは、米国の孤立主義と中国の軍事的拡大の懸念に対する備えであることは間違いない。
 いわゆる「安全保障のジレンマ」の観点から、安倍政権を批判する人は少なくない(第150回)。中国を不安にし、軍事的拡大に向かわせているのは安倍政権の強硬姿勢であり、「もっと話し合うべきだ」「融和すべきだ」という主張だ。だが、中国の経済的・軍事的拡大は、安倍政権の強硬姿勢に関係なく始まったものだ。話の順番が全く真逆である。  
 逆にいえば、現在の厳しい国際情勢下で、安倍政権が倒れたら誰が喜ぶのかということを忘れるべきではない。例えば、韓国では朴槿恵(パク・クネ)大統領の友人、崔順實(チェ・スンシル)被告の国政介入事件によって、朴大統領の辞任を求める大規模なデモや、ネット上での批判が広がっている。野党のみならず与党セヌリ党までもが朴大統領の任期満了前の辞任、大統領選実施を求める事態となっている。
<中略>
国民の感情の爆発が、中国・北朝鮮を利するかたちになり、韓国の安全保障にかかわる事態を引き起こしていることは間違いない。
<後略>
※文章中のリンクは、引用にあたり外してあります。
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 そう、もし本当にこのまま安倍首相を追い詰めることができたとしても、テレビの擁護派コメンテーターやいわゆるネトウヨ諸氏の常套句として、”今の国際情勢を考えると安倍降ろしをやってる場合じゃない”とか、”安倍首相を辞任させたとして他に適切な首相候補がいない”などの、根拠のない屁理屈の大合唱が行われることになるだろう。

 テレビでこんな声が大きくなったら、それに影響される国民は少なからずいるだろうということは想像に難くない。


 そして厄介なことに、今の国際情勢(特に日本にとって影響が大きいのは東アジアの情勢)は、とてもきな臭くなり始めているのだ。

(2)「金正男暗殺に中国激怒、政府系メディアに「統一容認」論」(DIAMOND online | 陳言:在北京ジャーナリスト+ 2017/2/23)
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<前略>
■中国政府の本音が表れた「微信」でのつぶやき
 さらに、「侠客島」は3日後の2月18日夜、「北朝鮮が崩壊すると予言するのは、時期尚早であろう」とのつぶやきを微信で発信した。これは中国の政府系メディアの一貫した姿勢であり、見出しからはまたも金正恩擁護の内容かと思いきや、そうではない。
 続いて掲載された具体的な記事は読者の度肝を抜くものであった。
「現状を見れば、南シナ海紛争は沈静化し、釣魚島、台湾問題においても常軌を逸する動きはいまだあり得ず、北朝鮮の核問題がおそらく中米両国間の最大の変数になっており、トランプ政権のアジア太平洋政策の重点となるだろう
「金正男氏の死によって、韓米は必然的に北朝鮮に対して一層強硬姿勢を取るだろう。もし事件が北朝鮮の行為だと広範に認定されれば、韓米が北朝鮮に打撃を与える次の行動は、おそらく国際世論の広範な支持を得られるだろう
<後略>
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(3)「テロ支援国再指定に「関心」=対北朝鮮、米の対応注視-佐々江大使」(時事通信 2017/3/3)
※全文引用させて頂きました。時事通信の記者の方には大変申し訳ありません。
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 【ワシントン時事】佐々江賢一郎駐米大使は2日の記者会見で、金正男氏殺害事件に関連し、米国が北朝鮮のテロ支援国再指定を行うかどうかについて、日本政府が「強い関心」を持っていることを「米側は理解している」と述べ、米政府の対応を注視する姿勢を示した。
 米政府は核協議の進展などを理由に、2008年に北朝鮮のテロ支援国指定を解除した。だが、正男氏殺害事件を受けて、米議会やメディアから再指定を求める声が上がっている。(2017/03/03-09:23)
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 2011年末に北朝鮮が金正恩体制に移行し、2012年末に中国が習近平体制に移行、そして2016年末にアメリカがトランプ大統領を生み出した。

 世界の右傾化の流れに呼応するように、平和を脅かすパズルのピースが着実に埋まりつつある雰囲気を感じる。今話題の”金正男暗殺”や”テロ支援国指定”も、そんなピースのひとつなのだ。

 今直ぐに起こるとは思わないが、金正恩体制の崩壊の足音は着実に近づいていると感じる。それが金正恩委員長の自滅なのか、トランプ大統領や習近平総書記の実力行使によるものかはわからない。

 しかし万が一の最悪ケースとして、”森友学園問題”が迷走しているうちに安倍首相に”神風”が吹いて、起死回生で息を吹き返し第4次安倍内閣が誕生していたなんて悪夢も、まったくあり得ない話ではないと感じる。

 まあ、このエントリーは突飛な空想(陰謀)好きの単なる戯言だと思って読み流して下さい・・・



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~ Comment ~


松井大阪府知事と松浦防府市長が辞任したら? 籠池理事長らの参考人招致は?

森友学園問題(アッキード事件)で松井大阪府知事が責任を取ったら大阪府は出直し知事選を行わなければならなくなります。

大阪都構想(2021年4月施行予定)、
2025年大阪万博(此花区夢洲で開催予定)
はどうなるか気になります。

大阪府豊中市から西へ500km、山口県防府市の松浦防府市長にも森友学園疑惑が。

籠池理事長と中川大阪府議のパイプ役は
松浦防府市長だったとは。
松浦防府市長も責任を取るべきです。

松浦市長と書かず松浦防府市長と表記するのは、
長崎県松浦市の市長と誤解されないようするためです。

山口県といえば安倍首相の地元。

安倍首相も森友学園問題の責任を取るべきです。

籠池理事長らの参考人招致はどうなるか気になります
#228[2017/03/04 10:17]  山田  URL  [Edit]

Re: 松井大阪府知事と松浦防府市長が辞任したら? 籠池理事長らの参考人招致は?

山田さん、コメントありがとうございます。

大阪万博については、五輪よりは少しだけましかもしれませんが賛成できません。短期間で終わるイベントに多額の税金を使うのではなく、未来に渡って続いていくようなイベントを模索すべきと考えます。(例えば、東京マラソンや横浜トリエンナーレなど・・・、大阪ビエンナーレなんてどうだろうか?)

籠池理事長の参考人招致は、近いうちにやらなければ収まりそうに無いですね。(自民党も覚悟し始めた感じです。)ただ、これが誰まで、どこまで、そして証人喚問にまで広げていけるか、国民の声にかかっていると思います。
#229[2017/03/04 18:31]  B4  URL 














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