51%の真実

政治

民進党はアベンドスキャンダル(森友/アッキード事件)で生まれ変れるか?

  3/6(月)に発表されたTBS系列(JNN)の世論調査では政党支持率も調査されているが、民進党の支持率は8.3%と先月から1.0%は戻したが、まだまだ”森友学園問題”の効果が表れているとは言い難い。

 安倍内閣の支持率が先月から4.4%下落したのとは対照的だ。ちなみに自民党の支持率も0.9%下落でほとんど影響を受けていない。

 これは”森友学園問題”の追及で野党を応援してはいるが、民進党に信頼を寄せるには、まだまだこれまでの体たらくの印象が強過ぎるというところだろうか?

 まあそれでも、このところの衆参両院での民進党議員の”森友学園問題”追及は、久しぶりに頑張っていると褒めておきたい。一例として3/8(水)の衆議院 文部科学委員会と3/6(月)の参議院 予算委員会の動画をリンクしておく。

(1)「衆議院 文部科学委員会 福島伸享(民進党・無所属クラブ)」(衆議院インターネット審議中継 2017/3/8)

(2)「参議院 予算委員会」(参議院インターネット審議中継 2017/3/6)
 1.福山哲郎参議院議員 1:21:25-2:21;40の間(途中休憩含む)
 2.蓮舫民進党代表    2:22:00ー(2:35:55)-3:13:00

 (1)については、とうとう福島議員が”加計学園問題”に切り込んだ。福島議員の攻め方も事前準備がきちんとできており、非常に良かったと思う。

 (2)については、1.の福山議員はそれなりに頑張っていると思う。ここで触れておきたいのは、2.の蓮舫代表の部分だ。

 最初の14分くらいの国有地買戻し特約に関するやり取りは、蓮舫氏が”ドヤ顔”で責めるには、ちょっと質問の意図がずれておりもったいない(無駄な)時間だったと感じる。(安倍首相が”解ってないという人が解っていない”と反論するのも最もだ・・・)

 それ以降は、蓮舫代表がいま最も力を入れていると思われる”電力行政”に関する質問だ。これについては、質問するテーマの分担という意味でも良かったのではないかと思う。


 ただつくづく残念に思うのは、蓮舫代表が”2030年原発ゼロ前倒し明記”を大々的に意思表明しておきながら、連合と話して難しいと感じたとたん、3月12日の党大会での表明を早々に断念した点だ。

 結局、次期衆院選までに結論を得るように、継続して検討していくことになったらしい。それなら最初からそのように表明しておけば、”情けない代表”というレッテルは避けられたはずだ。

(3)「原発ゼロ基本法案の国会提出方針決める、民進」(財経新聞 2017/3/8)
----
 民進党は7日の党エネルギー環境会議で玄葉光一郎会長提案の「原発ゼロ基本法案(仮称)」を国会に提出していく方針を決めた。一方「2030年代原発ゼロ」を「2030年原発ゼロ」に、前倒し明記については、結論を得ず、継続して、総選挙までに結論を得るよう検討していくことになった。
 原発ゼロ基本法案は生活や電気料金・雇用確保など経済活動への影響はじめ、原発事故時の国の責任の明確化、廃炉技術者の育成、廃炉ビジネスの世界展開、高レベル核廃棄物の最終処分、使用済み核燃料処理に協力している自事態の状況、国際社会との関係などを踏まえ、検討し、結果をふまえて「原発ゼロ実現への基本的施策を示す」もの。
 玄葉エネルギー環境調査会長は「自民党の政策は2030年に原発を30基動かすもの。民進党は2030年代に原発ゼロを目指すとともに、その前倒しを検討している。自民党政策との違いは明らか」とし「今回の決定で私たちの覚悟を国民に示せる」とした。(編集担当:森高龍二)
----

 代表たるもの、一旦表に出したらちょっと難しいからと言って、直ぐに引っ込めてしまうような情けないことをしてはならなかった。表明した時点で、当然落としどころを詰めておくべきであったと思う。それができないのなら、あの時は未だ意思表明すべきではなかった。(子供のお使いじゃないんだから・・・)

 もし私が蓮舫代表だったら、間を取って2035年で合意を得るなど、最低限2030年代から前進したような印象を与える落としどころを考える。(もちろん、本当に出来る具体的な施策を考えておくことは前提条件になる。)

 こういう考え方ができない辺りが、蓮舫代表を筆頭に民進党議員の"ひ弱さ"だと感じる。そして、それを指南できるようなブレインがいないことが、民進党の弱さに繋がっていると思う。(逆に言うと、自民党はそれが出来ているということだ。)

 とにかく、あきらめずに少しでも良い方法は無いのか考える必要があり、この点においては”小池都知事”を見習うことをお勧めしたい。

 ついでにもう一つ提案したいと思う。原発に関して以下の記事を見つけたのだが、民進党は日本で原発ゼロを目指すだけでなく、世界でもリードしていくのだと宣言するのはどうだろうか?(台湾の蔡総統やドイツのメルケル首相と連携するのも良いだろう。)

 (3)「韓国の原発銀座で惨事なら 「西日本の大半避難」の推定」(朝日新聞 2017/3/7)
----
 原発の重大事故で、西日本の大半が避難を余儀なくされる――。そんな計算結果が、ひそかに関心を集めている。日本の原発が舞台ではない。海を挟んだ隣国、韓国での原発事故を想定した話だ。<後略>
----

 地震だけでなく、テロやミサイル攻撃によって原発事故が起こる可能性もゼロではない。一昔前よりは原発事故の可能性はずっと高くなっていると感じる。そして私も韓国の原発が日本の脅威になる可能性には、考えが及んでいなかった。(偏西風とか考えると、中国やインドの原発も影響無いとは言い切れないのかもしれない・・・)


 最後に、読んでいてなるほどと思った野田幹事長に関する記事について書いておきたい。

 (4)「民進党・野田佳彦幹事長の「ドヤ顔レトリック」がいつも微妙」(文春オンライン 著者:武田 砂鉄 2017/3/6)
----
<前略>
誰か、野田幹事長のレトリックを止めろ
 暴走する安倍政権を食い止めてくれまいかと民進党に期待すること数度、出鼻をくじかれる事態が続いているが、その元凶のひとつに野田佳彦幹事長の「ドヤ顔レトリック」がある。
<中略>
 明らかなる劣勢に置かれている現在も、野田幹事長はレトリックを連発する。ここぞ、という場面で微妙なレトリックを豪快にかましていく。「あれ、止めたほうがいいっすよ」とポップに言付けしてあげる身内は誰かいないのだろうか。いくつか例示してみたい。
「私はかつて米国と協議している時に、日本が入れないようなTPPはポール・マッカートニーが入らないビートルズを聴いているようだと言った。逆に、米国が入らない枠組みというのはジョン・レノンが入らないビートルズだ」(2016年11月14日・定例記者会見)
<中略>
「ビジネスでは握手だけでなく、カラオケに行って一緒にマイクを握ることもある。だが、魂を売るわけではないし、一緒に住む話でもない」(2016年11月27日・支持者向けの会合)
<中略>
「安倍総理、お久しぶりです。覚えていますか。野田佳彦でございます」
 何かに例えるのって慎重を期するもの。原稿を書く仕事をしていると、後々になって、あの例えはさほど効果的ではなかった、と後悔したり赤面したりする。野田幹事長の場合、少しも改善されていないことからわかるように、どうやらご自分では後悔も赤面もせずに、レトリックが巧みと思っていらっしゃる様子。PKO日報廃棄、天下り、共謀罪、森友学園等々、様々な問題で与党に詰め寄るべき議題が並んでいるタイミングで、満を持して新たな「ドヤ顔レトリック」が投じられるのではないかと不安で仕方ない。民進党の主たる議員が幹事長に詰め寄って「くれぐれもレトリックは止めてくださいね」と申し出ることは、党全体の人気回復への一助になると思う。
<後略>
----

 レトリックとは、”自分の伝えたい事を、わかりやすく伝える為のテクニック”といったところだろうか。私も言いたいことをよりイメージしやすいように例え話をよく挿入するのだが、本当にあれで解りやすかっただろうかと”後悔したり赤面したりする”ことが日常茶飯事だ。

 そんな私でも、野田幹事長(や蓮舫代表)のレトリックには首をかしげることが多い。

 まあそれはそれとして、、、民進党が国民の信頼を取り戻して政党支持率が上がっていくには、とにかく地道にこつこつと努力するしかない。”森友学園問題”は千載一遇のチャンスではあるが、ひとつのキッカケでしかないのだということを、肝に銘じて頑張って欲しい。



スポンサーサイト
もくじ  3kaku_s_L.png トレンドサーチ
もくじ  3kaku_s_L.png 人物研究
もくじ  3kaku_s_L.png 政治
もくじ  3kaku_s_L.png 経済
もくじ  3kaku_s_L.png 選挙
もくじ  3kaku_s_L.png その他
もくじ  3kaku_s_L.png 未分類
  ↑記事冒頭へ  
←築地市場からも有害物質&森友学園に日本会議が迷惑    →世論調査は結果だけで判断するべからず!(サプリメンタル)

~ Comment ~


自民党支持率圧勝、安倍首相支持率50%台な謎

相変わらず自民党支持率は圧勝しています。安倍首相支持率は50%台を維持。

18~29歳(1987年3月5日~1999年3月4日生まれ)はネトウヨとか右翼思想が強い傾向にあり、
30代以上(1987年3月4日以前生まれ)は
2009年9月~12年12月の民主党(当時)が低たらくだったから
北日本・東京都・甲信越・大阪府・沖縄県を除き自民党支持が圧勝しています。

大阪府は自民党を支える維新支持層が圧勝しています。

北日本・甲信越・沖縄県は2016年7月10日の第24回参院選で秋田県を除き野党が圧勝したように
(参院選では三重県と大分県も野党が勝利。
沖縄県は同年6月5日の県議選、新潟県は同年10月16日の知事選も野党が圧勝)
野党は今も人気があります。

東京都は2016年7月31日の都知事選以降、小池派の圧勝が続いています。
同年10月23日の衆院東京10区補選で自民党だが小池氏応援の若狭氏が圧勝、
2017年2月5日の千代田区長選は内田氏のお膝元でありながら小池派の石川氏が圧勝しました。

森友学園問題、籠池理事長らの参考人招致を行わないなら自民党支持率は下がります。

北関東(茨城・栃木・群馬)、
北陸(富山・石川・福井)、
紀伊半島、
中国四国、
九州(沖縄を除く)
etc自民党があまりにも強い地盤は下がらないだろうと思いますが。

民主→民進が強いとされる東海地方でも
愛知県だと東三河や知多半島、
岐阜県だと全域、
三重県だと松阪市以南
は自民党があまりにも強い地盤ですが。

#241[2017/03/09 11:00]  山田  URL  [Edit]

Re: 自民党支持率圧勝、安倍首相支持率50%台な謎

山田さん、コメントありがとうございます。

森友問題の関係者を参考人招致しないと突っぱね続けていると、さすがに安倍政権も自民党も支持率は下がって来るでしょう。それでも民進党がどこまで支持率を伸ばせるかは判りませんが・・・

豊洲問題は、やはり最後は豊洲移転で決着させる気がします。

幼稚園児の教育勅語や何かわからない言葉の暗唱はすごいですね。聞いていてもさっぱり意味が解りませんが・・・
#242[2017/03/10 00:22]  B4  URL 














管理者にだけ表示を許可する

~ Trackback ~


  ↑記事冒頭へ  
←築地市場からも有害物質&森友学園に日本会議が迷惑    →世論調査は結果だけで判断するべからず!(サプリメンタル)