51%の真実

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北朝鮮攻撃のレッドラインについて考えてみる 

 米国時間6日午後10時(日本時間7日午前11時)過ぎに、トランプ大統領がシリア国内の空軍基地を攻撃するよう命じたと声明を発表した。

 これにより北朝鮮攻撃もあり得るかもしれないという雰囲気が高まり、マスメディアでの取り扱いも真剣味が増しているように感じる。

 トランプ大統領が考えるシリア攻撃のレッドラインは、非人道的な化学兵器の使用であった。それでは北朝鮮攻撃のレッドラインは何だろうか?

 現状で一番可能性が高いのは核実験実施だと思うが、それだけで北朝鮮攻撃命令を出せるほど事は単純では無いし、トランプ大統領も単細胞では無いと思う。

 少なくとも、米国(特にトランプ大統領)のメリットと中国のメリットが一致し前提条件のクリアが無ければ、北朝鮮がいくら核実験をしようがミサイルで兆発しようが、北朝鮮攻撃命令を出すことは出来ないだろう。

 それでは米国と中国の前提条件は何だろうか? 私は以下の様に考えている。

 米国
 (1)金正恩を必ず失脚もしくは殺害できること
 (2)在日および在韓米軍の犠牲者が最小限で抑えられ、できるだけ短期間で完了すること
 (3)シリア攻撃の時と同程度の、各国からの支持が得られる理由があること。(核実験だけで支持が得られるかは怪しい)

 中国
 (1)西側との緩衝地帯としての北朝鮮が無くならないこと
 (2)中朝友好協力相互援助条約の第二条を無効化できること


 トランプ大統領は、韓国や日本で多少の犠牲が出るとしても躊躇はしないと思うが、米兵の犠牲は米国内での支持が得られなくなる可能性があるので、絶対に避けたいはずだ。その為には長期化することは許されず、中朝友好協力相互援助条約の第二条はその障害となる。

 先週末の米中首脳会談で、中朝友好協力相互援助条約にまで踏み込んだ具体的な話ができたかはわからないが、かなり可能性は低いだろう。

 ただ中国としても、金正恩体制になってからの北朝鮮には手を焼いており、第二条を破棄したいと考えているはずだ。しかし、条約は2001年に自動更新され2021年2月までは簡単には破棄できない。

 制御できないなら、金正恩を排除し傀儡の指導者に挿げ替えたいとも考えているはずだが、これを中国自らやるのはハードルが高く、緩衝地帯として残せる確約が取れれば米国にやらせても良いと考えるはずだ。この場合は第二条の破棄か無視が必要となり、その為には事前に北朝鮮に「核実験をしたら少なくとも第二条を破棄する」などとアルティメイタム(最後通牒)を突きつける必要がある。

 4/9(日)朝に先週に引き続き日米首脳電話会談が行われたのは、もしも北朝鮮攻撃を行った場合は米国支持をするように、また多少の被害があっても日本国内の混乱を抑えるように念押しすることが、トランプ大統領の目的だったのだろうと私は想像している。

 第1空母打撃群を西太平洋に向かわせたのは、最終的には「金正恩斬首作戦」の実施を念頭においてはいるが、まずは北朝鮮と中国にプレッシャーをかけるのが第一の目的だろうと想像している。

 もし金正恩が恐れをなして亡命したりクーデターが起こって、核開発を放棄する指導者に挿げ替えられれば、それが一番良いシナリオだと考えている可能性も高いと思う。(日本と韓国そして中国にとってはこれがベストだろう。)

 北朝鮮が核実験を行うとしたら、以下の2つの記念日あたりが可能性が高いと思う。特に今週末の4/15(土)が要注意日だ。

 (1)4/15(土) 金日成生誕105年
 (2)4/25(火) 北朝鮮軍創設85年

 日本の平和が壊されることが無いように祈るような気持ちで、この数日はなんとか気持ちを奮い立たせている・・・


p.s.

 ブログのテンプレートを「さくらバージョン」に変えた3/28(火)を境に、なぜかバイオリズムがどん底に落ちてしまいブログを書くのが苦痛で仕方が無かった・・・

 1日でもエントリーしなかったら、そのままブログを放置してしまいそうだったので、何とか気力を振り絞ってこの2週間をやり過ごしていました。この間にブログを見に来て頂いた方には、心からお詫び申し上げます。m(__)m

 ただ、今現在もそれ程やる気が復活していないので、これからも投げ遣りなエントリーが続くかもしれませんが、何卒ご了承頂きたく宜しくお願い致します。



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シリア攻撃 北朝鮮 レッドライン 米中首脳会談 日米首脳電話会談

Comment

Name - 山田  

Title - トランプ大統領の北朝鮮攻撃は金日成生誕105年の4月15日か?

トランプ米国大統領(70)の北朝鮮攻撃はどうなるか気になります。
ブッシュ政権時代(2001年1月~09年1月)はイラク攻撃に必至で北朝鮮攻撃どころではありませんでした。

2017年4月15日といえば、北朝鮮の初代書記長だった金日成氏(1912~94)の生誕105周年です。

金日成という名前を見れば、大手電鉄会社の京成電鉄を思い出します。
京成といえば日本の在来線で最速を誇る特急電車「スカイライナー」を思い出します。京成はあくまでも東京と成田が由来ですが。

金日成が書記長となったのは1948年の建国時で36歳でしたが、
孫で3代目書記長の金正恩(34)は28歳で書記長就任でした。

2代目書記長の金正日は52歳で書記長就任に対して金正恩は約半分の28歳で書記長就任とは。

金正恩は1983年に金正日(1942~2011)の三男として誕生、2011年に書記長就任後、2017年2月には長兄の金正男(1971~2017)殺害を主導したと思われます。

金正恩の髪型はダサ過ぎますね。人気芸人のたむらけんじ(たむけん。大阪府阪南市出身、43歳)が金正恩の髪型をしていた時もダサく感じましたが、金正恩はさらにダサいです
2017.04.11 Tue 00:47
Edit | Reply |  

Name - B4  

Title - Re: トランプ大統領の北朝鮮攻撃は金日成生誕105年の4月15日か?

山田さん、コメントありがとうございます。

トランプ大統領の北朝鮮攻撃の判断が気になりますね・・・。
まあ、私たちではどうしようもないので、良い方向に行くように祈りながら、あとは結果が出てから考えましょう。
2017.04.12 Wed 00:03
Edit | Reply |  

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