51%の真実

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崩壊するマスメディア ~似非ジャーナリスト&読売新聞は死んだ&産経新聞の詭弁~

 このところ、政権擁護派のメディアやジャーナリストの劣化と崩壊が、半端なく進んでしまったなぁと感じる。それを象徴するようなニュースをいくつか取り上げておきたい。

(1)「須田慎一郎氏 前川前事務次官が出入りした出会い系バーに突撃」(livedoor NEWS 2017/5/29)
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ざっくり言うと
・前川喜平前事務次官が頻繁に出入りしていたとされる出会い系バー
・28日の番組でジャーナリストの須田慎一郎氏が潜入取材したと明かした
・前川氏が連れ出したとされる女の子にも取材したと説明した

須田慎一郎氏 前川前事務次官が出入りした出会い系バーに突撃「裏取りした」
28日放送の「そこまで言って委員会NP」(読売テレビ)で、ジャーナリストの須田慎一郎氏が、前川喜平前事務次官が頻繁に出入りしていたとされる出会い系バーに潜入取材したと明かした。<後略>
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 須田信一郎氏も山口敬之氏と同じくらい嫌いな人物だ。(ジャーナリストとは呼びたくない・・・)

 どちらも全国区とローカル&ネットメディアでの発言を巧妙に使い分け、大阪や東京そしてネットの極右系番組でのコメントが、罵詈雑言のオンパレードで聞くに堪えない人物なのだ。(こう書くと、辛坊治郎氏も似た感じだな・・・)

 その須田氏が、28日放送の「そこまで言って委員会NP」(読売テレビ)で、前川前事務次官がの出会い系バーの問題に関し、肝心の部分は法的に逃げられるようにピー音で濁しながらも、証拠があるような印象操作をして安倍政権の援護を行ったのだ。

 しかしその後、週刊文春の当事者への取材などでほぼ政権の印象操作であったことが確定し、須田氏も荻上チキ氏の取材に「具体的証言は得ていない」と白状せざるを得なくなってしまった。


(2)「須田慎一郎の「出会い系バー」デマ報道確定」(togetter)

 まさに自業自得だろう。昼間は「お天道様が見ている」し、「お天道様は、夜は見てない」としても「お月様が見ている」のだ。(「あなそれ」に嵌ってるなぁ。)


 同じように安倍政権を援護しようとした読売新聞も窮地に陥っているようだ。

(3)「読売新聞は死んだに等しい」(BLOGOS 2017/6/5)
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巨大新聞による新聞史上最悪の不祥事
読売新聞は、1874年創刊で、140年の歴史を有する日本最大の新聞であり、世界最多の発行部数を有する。
その読売新聞が、5月22日に、「前川前次官 出会い系バー通い 文科省在職中、平日夜」と題し、前川喜平前文部科学省事務次官(以下、「前川氏」)が、新宿の「出会い系バー」に頻繁に出入りし、代金交渉までして売春の客となっていたかのように報じる記事を大々的に報じた(以下、「読売記事」)ことに対して、各方面から激しい批判が行われている。<中略>
今回の問題に対して、真摯な反省・謝罪と再発防止の努力が行われない限り、“読売新聞は死んだに等しい”と言わざるを得ない。
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 とうとうtwitterで、読売新聞不買運動まで発展勃発してしまい、読売新聞関係者もかなり焦っているようだ。そして、読売新聞の心ある記者は、涙を流してこの記事を恥じているようだ。しかし、本当に国民に対して済まなかったと思っているのだろうか?

 私には、まだ自分のことしか考えていいように思えてならない。もし本当に恥じて国民に対して反省しているのなら、以下の朝日新聞の先例に習い、もっと内部批判の声をきちんと発信すべきではないだろうか?

(4)「池上彰氏コラム掲載拒否 30人超の朝日記者がツイッターで異議」(楊井人文 | 日本報道検証機構代表・弁護士 by YAHOO! JAPANニュース 2014/9/5)
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 「事実だとすれば極めて残念であり、憤りを感じる」「読者や池上さんに本当に申し訳ない」「今からでも遅くないので、池上さんの原稿を掲載してほしい」ージャーナリストの池上彰氏が朝日新聞の慰安婦報道検証記事の問題点を指摘したコラムが一時掲載を拒否された問題で、朝日新聞が3日夕に翌日朝刊の掲載を発表するまでに、少なくとも32人の朝日新聞記者がツイッターで自社の対応に異議や疑問の声をあげていたことが、日本報道検証機構の調査でわかった。ツイッター上だけでなく、社内の議論で多くの記者がコラムの掲載を求めたと複数の記者が指摘。こうした現場記者からの反発や掲載を求める声に上層部がおされ、当初の判断を覆した可能性が高い。 <後略>
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 産経新聞の劣化も酷い。

(5)「言論の自由における二重基準 6月7日」(産経ニュース 2017/6/7)
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 組織犯罪処罰法改正案に反対してきた日本ペンクラブは、鬼の首を取ったかのようである。「日本における表現の自由とプライバシーの権利を脅かすものになる」。<中略>
 国際ペンが本部を置くロンドンでは今、イスラム過激派によるテロの嵐が吹き荒れている。法改正の内容を理解していれば、出てくるはずのない声明である。
 ▼日本ペンクラブには、もっと身近な言論弾圧に注目してもらいたい。言うまでもない。一橋大学の学園祭で予定されていた作家、百田尚樹さんの講演会が、中止に追い込まれた一件である。一部の団体から強力な圧力がかかり、大学の一部教員からも中止を求める声が出ていたという。
<中略>
 ▼櫻井よしこさんや故上坂冬子さんらは、何度も“被害”に遭ってきた。ただ朝日新聞などは、リベラル派文化人の言論活動が妨害されると大騒ぎするものの、保守系文化人が同じ目に遭っても、それほど関心を示さない。奇妙な二重基準がまかり通っている。
 ▼「あなたの意見には反対だ。だが、あなたがその主張を行う権利は、命をかけてでも守る」。フランスの哲学者、ボルテールの有名な言葉が日本で実現するのは、いつの日のことか。
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 確かに言論の自由を語る上で、「あなたの意見には反対だ。だが、あなたがその主張を行う権利は、命をかけてでも守る」という精神は基本であり、産経新聞の言うことが一見正しいように思える。

 ただし、これは「お互いのあらゆる権利と自由を尊重する」という、性善説的な暗黙のルールが守らていることが大前提なのだ。

 確かに言論の自由だけを考えれば、百田氏の講演会が、中止に追い込まれたことは非難されるべきことかもしれない。しかし、これまでの百田氏の言動を鑑みれば、ヘイトスピーチで基本的人権を蔑ろにしていることは明白である。言論の自由と基本的人権の尊重では、後者の方がより重きを置かれるべきだと思う。

 こんな基本的な事を無視して記事を書く産経新聞は、もうネトウヨや政府のご用達メディアと言われても仕方なく、本当に「東スポ」の方がよっぽどましという時代が、そのうちに訪れるのではないだろうか?



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Category: クローズアップ(雑多)
Published on: Thu,  08 2017 14:00
  • Comment: 2
  • Trackback: 0

メディアの崩壊 似非ジャーナリスト 須田信一郎 山口敬之 辛坊治郎 読売新聞 産経新聞

2 Comments

り  

昔メディアが「カップラーメンの値段ガ~」って自民党叩いて政権交代起きたけど、僕たちはそこから何を学んだんだ?それとも何も学ばなかったのか?

右の新聞左の新聞韓国べったり新聞あってもいいと思うぞ。全員の論調が同じなのが一番ダメだ。これは言論の基礎の基礎

2017/06/09 (Fri) 08:40 | REPLY |   

B4  

Re: タイトルなし

り さん

コメントありがとうございます。

> 右の新聞左の新聞韓国べったり新聞あってもいいと思うぞ。全員の論調が同じなのが一番ダメだ。これは言論の基礎の基礎

仰る通りだと思います。基本的人権他や暗黙のルールなども遵守し、それぞれの意見を尊重できることが前提ですが。
理想論ですが、右左それぞれが反対意見もきちんと尊重して、自分の主張を論拠を示して冷静に議論できると良いですね。

2017/06/09 (Fri) 21:07 | REPLY |   

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