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51%の真実

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小池劇場のゆくえ8_サプリメンタル&加計学園事件追及

Category - 政治
 昨日6/21(水)のエントリーで、「東京都民は騙されることなく賢明な判断をしてくれると信じている。」と書いたのだが、ゴゴスマの独自アンケートで小池都知事の方針に賛成62.5%という結果が出ていた。(回答者の内訳は不明だが、東京都民200人に聞いたとのこと)

■6/21(水)のTBSテレビ 「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」
(1) 06/21 14:13 決断「豊洲に移転・築地は再開発」・2つの市場案・実現性は?
(2) 06/21 14:19 具体策なし・豊洲移転・築地再開発表明も・小池・都議選にらみ折衷案?
(3) 06/21 14:29 市場問題・小池都知事表明・築地再開発「食のワンダーランド」に!
(4) 06/21 14:33 市場問題・豊洲移転・築地再開発表明も・具体策なし・財源どうする?
(5) 06/21 14:44 東国原斬る・小池都知事の市場移転案に「極めて玉虫色・無責任」
(6) 06/21 14:57 課題山積・豊洲移転・築地再開発表明も・借金返済は?財源は?
(7) 06/21 15:08 課題山積・豊洲移転・築地再開発表明も・2つの市場の役割分担は?
(8) 06/21 15:16 課題山積・豊洲移転・築地再開発表明も・具体策なく市場関係者は困惑
(9) 06/21 15:24 マル秘情報・豊洲移転・築地再開発・来年5月移転!水族館も?
(10) 6/21 15:27 世論調査・豊洲移転・築地再開発・賛成?反対?番組独自アンケート
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きのう小池都知事が臨時会見を開き、豊洲移転と築地再開発を表明した。
ゴゴスマ独自アンケート「小池都知事が表明した『豊洲移転、築地再開発』に賛成できるか」:賛成62.5%、反対37.5%。
賛成意見と反対意見を紹介。<後略>
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※(1)~(9)のリンクは、(10)のサイトの下の方に有りますのでそちらからどうぞ。


 私が気が付いた範囲および主観だが、6/20(火)と6/21(水)のテレビ番組での扱いを見ても、(小池都知事の案を真っ向から否定している局は少なかった。具体施策・スケジュールが決まっていないこと、そして築地再開発費用の財源や回収策に裏付けが無いことに対して、TBSやテレ朝を含めてどの局もおっかなびっくり触れている感じがした・・・

 これは小池案が基本方針であり、具体的なところはこれからうまく考えるという「ふわっ」としたものであったこともあるだろうが、東京都議選の告示日を金曜日に控えている状況で、結果に影響を与えたという責任がのしかかるリスクを避けたのが本音のような気がする。

 6/23(金)に告示されたら、もうマスメディアでは小池氏の案について議論できなくなるからこそ、6/20~22の3日間で都民が正しい判断を出来るように、ここは大々的な特集を組むべきなのだ。

 その点、ゴゴスマは異常なくらい小池都政に拘って来ただけあって、きちんと問題点を整理して批評していたと思う。色々と突っ込みどころが満載の番組だが、制作関係者の姿勢・矜持は褒めたいと思う。


 ところで、小池案に対する各党の賛否の声は以下の様になっている。

(11)「豊洲移転「選挙目当て」「具体策ない」 知事表明に各党」(朝日新聞 2017/6/21)
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 東京都議選(23日告示、7月2日投開票)を前に、小池百合子都知事が20日、築地市場(中央区)の豊洲市場(江東区)への移転を表明したことに、各党から賛否の声が出ている。「選挙目当てだ」と批判する声もあがり、都議選の大きな争点となりそうだ。<中略>
 「八方美人。どこにも良い顔をするプランではダメだ」。小池氏と対立し、豊洲への早期移転を主張している自民党都議会会派の高木啓幹事長20日、報道陣にこう語った。小池氏は豊洲と築地の両方を活用する計画を示したが、財源が不明確な点などを理由に「選挙目当て」と切り捨てた。<中略>
 「極めて評価できる」と民進党都連会長の松原仁衆院議員は20日、小池氏を持ち上げた。豊洲の安全性のチェックは必要としつつ、「築地の食文化を残す姿勢は民進の主張に沿う」という。公認予定者の離党が相次ぐ中、「(民進は)都民ファーストの会と友党的な立場」と秋波を送った。
 小池氏は21日午前、品川区内で同会公認の立候補予定者と街頭演説したが、市場問題には触れなかった。
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 この小池案に関しては、私は自民党や自民党応援団の右派の諸氏と大筋は同意見だ。小池氏が記者会見を30分に設定し質問を3つしか受け付けなかったことや、街頭演説で市場問題に触れなかったことは、小池氏がこの案について準備不足で、自信が持てていないことの表れだと思う。(おそらく都議選期間中も夢ばかり語って、具体的な論争は避けるだろう。)

 ついでに書いておくと、民進党の松原仁衆院議員の発言は他のどの党よりも最悪だ。小池氏や民進党の方しか見ておらず、都民ファーストの考えが微塵も感じられない。(蓮舫代表の感想を見ていないが、おそらく似たような感じなのだろう・・・)


 さて、肝心の「私が小池案を駄目だと考える理由」を、思いつくままできるだけ具合的に書いておきたい。

 そもそも、移転延期して10カ月も色々と調査検討させたにもかかわらず、土壌汚染と安心安全に対する具体的数値や根拠に基づいた理由の説明も無く、豊洲移転をうやむやに宣言した小池氏の姿勢が大問題だと思うが、私はもともと豊洲移転賛成派なので、これについては取りあえず棚上げしておく。

(12)「築地市場、豊洲移転のビフォーアフター。世界最大級の卸売市場に受け継がれるブランドの行方」(FOODS CHANNEL 2015/9/7)
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<前略>
各部類の取扱量、取引金額とも減少傾向にあり、水産物の取扱量は1987年をピークに4割近く落ち込んでいる。
その要因のひとつが、築地市場自体が抱える施設面での問題だ。
<中略>
また、少子高齢化による食料消費量の減少、インターネットの普及や大型小売店と生産者組合による市場を通さない直接取引の増加など、時代の流れとともに卸売市場を取り巻く環境の変化は築地市場でも例外ではない。
<後略>
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 上記の記事にある様に、そもそも築地市場の取扱量はピークから4割近く減っている。一方で記事の2ページ目の市場比較表を見ると、豊洲市場は築地市場の約1.8倍の敷地面積があり、約1.4倍の取扱量を想定している。つまり1987年のピークの60%(現状)から86%まで引き上げる計画なのだ。

 それなのに更に築地を再開発して現状の2.8倍の敷地面積にして、取扱量を増やすということがどれだけ大変なことか容易に想像できるだろう。(単純に足し合わせた敷地面積と取扱量にするのではなく、うまく2つの市場で振り分けて最適化し、食のワンダーランドやITを活用した総合物流拠点で継続的な利益を生み出すのだと夢を語るのだろうが・・・)

 更に問題なのはお金の話だ。一部を企業債3500億円で担った豊洲市場の総事業費5884億円(うち建設費2752億円)に対して、築地市場の売却費4596億円を補てんしようとしているのに、築地再開発となるとこの4596億円も食のワンダーランド等の利益で賄って行かなければならない。

 小池案では従来の豊洲案では将来赤字になり、築地再開発を追加すると黒字化できると言っているが、築地開発費用も含めたおそらく7000臆以上を、そんなに簡単に返済できる夢のような方法があるのなら、従来の豊洲案でその方法を行った方が絶対にもっと早く黒字化できるはずだ。

 そもそも、食のワンダーランドのようなものは豊洲案でも作る予定でストップしており、敷地はあるのだ。「千客万来施設」を小池都知事の知恵で借金を返せるくらいの素晴らしいワンダーランドに設計し直せばよいだけではないだろうか?

(13)「東京の豊洲市場場外、18年に商業ゾーン 19年に温泉開業」(日経新聞 2016/3/5)
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 11月7日に開場する東京都の豊洲市場(江東区)周辺のにぎわい創出を目指し、焦点となっていた場外の商業施設の整備が再始動する。東京都は4日、温浴施設運営の万葉倶楽部(神奈川県小田原市)などのグループを事業者に選んだ。2018年から19年にかけて2段階に分けて「千客万来施設」を開業する。市場との相乗効果で東京観光の中心となる施設を目指す。<後略>
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 結局のところ小池案は、東京都民に負の遺産と借金を増やすだけだと思う。そして築地残留派も5年後には築地に戻る気持ちは萎えているだろうと想像される。

 築地ブランドは、市場機能のすべてが築地に有ることで成り立っているのであり、5年も経てば豊洲ブランドが確立しているだろうし、中途半端な市場機能と食のワンダーランドなどでは、外国人客を引き寄せる魅力は消え失せてしまうだろう。

 東京都民は小池都知事のペテンに騙されることなく、賢明な判断をして欲しいと心から願っている。


 最後に、本当はこれから書く加計学園事件追及の方が今日の本題と考えていたのだが、前段が長くなりすぎたので簡単に済ませたいと思う。

(14)「政権、「加計」新文書も否定=閉会中審査、応じぬ姿勢」(時事通信 2017/6/21)
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 学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設をめぐり、萩生田光一官房副長官が文部科学省に安倍晋三首相の意向を伝えたとされる新たな文書の存在が明らかになり(注1)、萩生田氏は20日、首相と自身の関与を否定した。野党は事実究明のため閉会中審査の開催を求めているが、政権は応じない姿勢だ。民進党などは批判を強めた。<後略>
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(注1)「NHK『クロ現』が加計問題で総理圧力の決定的証拠を報道! 萩生田副長官が「総理は30年4月開学とおしりを切っている」」LITERA( 2017/6/20)

●萩生田官房副長官の関与をうかがわせる新文書をスクープした、「クロ現+」には拍手を送りたい。(注2) (注1)のまとめ記事がアップされたタイミングが翌朝だった為、タイムリーなエントリーが出来ず豊洲移転の件も相まって、遅いエントリーとなってしまった。

●東京都議選の期間中は、テレビも都議選一色になってしまうので、この期間は追及を小池都知事に任せてみてはと思ったが、よく考えてみると一地方都市の選挙なので気にする必要はなかった。国民の関心が薄れてしまわないように、野党は閉会中審査を求めどんどん安倍陣営を追及して欲しい。(小池都知事はもともと信用が置けないし・・・)

明日今日とうとういよいよ憲法第53条を根拠としての規定に基づき臨時国会の開催を求める様だが、これは正しい選択だ。安倍首相の記者会見での真摯な説明という言葉を実行してもらおうではないか。

●ただし、曖昧答弁で逃げられることが無いように、野党にはしっかりと証拠や戦略を準備して臨んで欲しい。


追記 2017/6/25

(注2)
 とはいえ、もともとかなり前に発掘されていた文書を、このタイミングで出してきたもののようだから、決して褒められたものでは無いのだが・・・。

 ただ、秋の臨時国会まで国民の関心を繋ぎ止めるために、タイミング的には怪我の功名で功を奏したのではないだろうか?



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