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51%の真実

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最近の世論調査結果から考える9 〜安倍政権の終わりが少し見えたかも?(+憲法改悪)〜

Category - 政治
 東京都議選が始まり、先週末にマスメディア各社による東京都限定での世論調査が行われたのであるが、朝日新聞と読売新聞は安倍内閣支持率の調査も行っていた。

(1)「世論調査―質問と回答〈6月24日、25日実施〉」(朝日新聞 2017/6/26)
 ※読売新聞の結果はWEB上では記事を見つけられなかったので、朝刊3面より数値を拾った。


 【表1】は朝日新聞と読売新聞の結果を、過去のデータも含めて纏めてみたものである。


【表1】RDD方式による各新聞社の世論調査結果                               2017/6/26時点のデータまとめ 51%の真実 B4

朝日

新聞

調査日

10/15-16

11/19-20

12/17-18

1/14-15

2/18-19

3/11-12

4/15-16

5/13-14

5/24-25

6/17-18

内閣支持率

48%

51%

50%

54%

52%

49%

50%

48%

47%

41%

不支持率

32%

25%

31%

26%

25%

28%

30%

29%

31%

37%

その他

20%

24%

19%

20%

23%

23%

20%

23%

22%

22%

朝日

新聞

(※1)

調査日

-

-

-

-

-

-

-

-

6/3-4

6/24-25

内閣支持率

-

-

-

-

-

-

-

-

52%

40%

不支持率

-

-

-

-

-

-

-

-

40%

50%

その他

-

-

-

-

-

-

-

-

8%

10%

読売

新聞

調査日

10/7-9

11/4-6

12/28-29

1/27-29

2/17-19

3/18-19

4/14-16

-

5/12-14

6/17-18

内閣支持率

57%

58%

63%

61%

66%

56%

60%

-

61%

49%

不支持率

32%

30%

27%

31%

24%

33%

29%

-

28%

41%

その他

11%

12%

10%

8%

10%

11%

11%

-

11%

10%

読売
新聞

(※1)

調査日

-

-

-

-

-

-

-

2015/919-20
(全国調査)

6/23-25

内閣支持率

-

-

-

-

-

-

-

41%

39%

不支持率

-

-

-

-

-

-

-

51%

50%

その他

-

-

-

-

-

-

-

8%

11%

※1:RDD方式で、東京都内の有権者を対象に調査した



 なお朝日新聞の結果については、6/6のエントリー「最近の世論調査結果から考える8 〜6/5の朝日新聞の結果〜でも指摘したように、「その他・答えない」の割合が全国調査と比較して極端に少ないことから、全国調査との整合性を考え今回も補正をしてみた。(補正方法は、より正確になるように少しだけ方法を変えてある。)

 その結果が、【別表1】と【別表2】になる。


【別表1】RDD方式による朝日新聞の世論調調査 2017/6/5時点のデータまとめ 51%の真実 B4

朝日

新聞

調査日

5/24-25

(注1)

6/3-4

(注2)

補正

(注3)

内閣支持率

47%

52%

44%

不支持率

31%

40%

34%

その他

22%

8%

22%

注1:RDD方式で、全国の有権者を対象に調査

注2:RDD方式で、東京都内の有権者を対象に調査

注3:その他を22%と仮定し、差分の14%を52:40の割合で、支持から8%と不支持から6%を差し引いた

 

【別表2】RDD方式による朝日新聞の世論調調査 2017/6/26時点のデータまとめ 51%の真実 B4

朝日

新聞

調査日

6/17-18
(注1)

6/24-25
(注2)

補正

(注4)

 

2015/9/19-20

(最低支持率)

内閣支持率

41%

40%

35%

 

35%

不支持率

37%

50%

43%

 

45%

その他

22%

10%

22%

 

20%

注4:その他を22%と仮定し、差分の12%を40:50の割合で、支持から5%と不支持から7%を差し引いた

 希望的観測かもしれないが、補正後の朝日新聞のデータを信頼すると、この一週間で朝日・読売ともに支持率と不支持率が完全に逆転し、2015年9月の第2次安倍政権以降の最低支持率に並んだと推測される。(緑ハッチングと黄色ハッチングの比較)

 非常に硬かった岩盤(抵抗線)にやっと小さな穴が空き、微かな光が見えたように思われる。そして2015年と違うのは、国民が安倍首相を「うさんくさい」と感じ「嫌悪し始めた」ように感じられるところだろう。

 しかしこれが「蟻の一穴」になるかは、まだまだ予断を許さない。ここからがやっと本当の正念場だ。このところは安倍首相がどんどん墓穴を掘ってくれているが、これからはなりふり構わず支持率回復の手を繰り出してくるだろうと想像されるからだ。

 今これだけは声を大にして言っておきたい。国民は2度と安倍政権の姑息な手に騙されるようなことがあってはならない。


 ところで、朝日新聞の調査では政党支持率の結果も出ていたので、【表2】に纏めてみた。


【表2】朝日新聞の世論調査結果(政党支持率)  2017/6/26時点のデータまとめ 51%の真実 B4

朝日

新聞

(※1)

調査日

4/1-2

-

6/3-4

6/24-25

前回差

自民党

37%

-

37%

28%

-9%

民進党

6%

-

8%

5%

-3%

公明党

3%

-

5%

7%

+2%

共産党

5%

-

5%

5%

 0%

維新

1%

-

1%

0%

-1%

社民党

1%

-

0%

2%

+2%

自由党

0%

-

0%

0%

 0%

こころ

0%

-

0%

0%

 0%

都ファ

2%

-

3%

7%

+4%

他政党

1%

-

1%

1%

 0%

支持無

33%

-

31%

28%

-3%

答えず

11%

-

9%

17%

+8%

※1:RDD方式で、東京都内の有権者を対象に調査した

 やっとのこと自民党の支持率も9%下落したのだが、その分が民進党に向かうどころか、民進党の支持率も3%下落する有様だ。

 一部(4%)は都民ファーストの会に向かっているが、多くは都Fにもうさんくささを感じて支持政党が見つから無かったためか、「答えない・わからない」が8%も増加している。これは何回も書いているが、ひとえに民進党の不甲斐なさによるものと考えられる。本来であれば、この8%は民進党に向かってしかるべきだ。


 安倍政権の醜悪さなど最初から一目瞭然だったのに、そしてこれまで何回も支持率を下げて打倒する機会があったにも拘らず、ここまで安倍政権を高支持率で支え続けた国民の感度の悪さには、正直言って私は失望している。(ほんの数カ月前には、最高の支持率を与えていたのだから・・・)

 せめてあと2~3週間早く支持率が急落していたら、テロ等準備罪(共謀罪)は強硬採決されずに済んだのかもしれない、それ以前に民進党が国民の方を見て愚直に信頼回復の努力をしていたら、安保関連法も強硬採決されずに済んだのかもしれないと、ついついため息をついてしまうのである。
 
 しかし何とか崖から落ちることなくギリギリで踏み止まれたのも確かである。(本当に踏み止まれたのだろうか? 少しだけ不安だが・・・)

 朝日と読売の世論調査結果を見て、「諦めたらそこで試合終了ですよ(by 安西先生)」の言葉を胸に、これからもこつこつとブログで情報発信をしていき、最後の砦である「憲法改悪」(注1)(注2)だけは何としても阻止したいと気持ちを新たにしたのであった。


(注1)「改憲案、臨時国会中の提出明言 安倍晋三首相「自衛隊合憲・違憲議論は終わりにせねば」」(産経ニュース 2017/6/24)
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 安倍晋三首相(自民党総裁)は24日、神戸市の神戸ポートピアホテルで開かれた神戸「正論」懇話会の設立記念特別講演会で、憲法改正について「来たるべき臨時国会が終わる前に衆参の憲法審査会に自民党の(改憲)案を提出したい」と述べ、来年の通常国会で衆参両院で3分の2超の賛同を得て憲法改正の発議を目指す考えを表明した。<後略>
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(注2)「自民、11月上旬までに党改憲案 下村博文幹事長代行、年内から前倒し」(産経ニュース 2017/6/26)
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 自民党の下村博文幹事長代行は25日、安倍晋三首相(自民党総裁)が秋の臨時国会で衆参両院の憲法審査会に党の憲法改正案を提出する意向を表明したことを受け、「改憲案を11月上旬までにまとめる必要がある」と述べ、これまで「年内」としていた改憲案の取りまとめ時期を大幅に前倒しする考えを示した。東京都内で記者団に語った。<後略>
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●ここまで自分ファーストな政治家と政党は見たことが無い。これまでの来年の通常国会提出でさえ国民不在のスケジュールなのに、内閣支持率が急落して予定通りに行かなくなりそうだからといって、更に前倒ししようとするとは・・・

●こうなったら秋の臨時国会前といわず、安倍首相には一刻も早く退場してもらわなければらない。

●加計学園事件も、森友学園事件と同じく補助金不正の可能性が指摘されている(注3ようだし、加計理事長にも表舞台に出て来てもらい、きちんと説明責任を果たしてもらおうではないか。

追記 2017/6/29
(注3)「加計学園に建設費“水増し”疑惑 96億円補助金の怪しい根拠」(日刊ゲンダイ 2017/6/28)
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「総理のご意向」が働いた加計学園問題で、新たな動きだ。
 21日、今治市議会に提出された獣医学部の建設費の見積書によると、獣医学部は「鉄骨造り」で建設費は約148億円。施設面積は約9840坪で、坪単価は約150万円。ネットメディアを中心に「高過ぎる」「水増しじゃないか」と大騒ぎになっているのだ。
 一般的に「鉄筋コンクリート造り」のビルの坪単価は70万~80万円。「鉄骨造り」なら55万~65万円である。
「今治加計獣医学部問題を考える会」の黒川敦彦共同代表が、公共建築の査定を行う「建築営繕課」に聞いたところ、市内の小学校の建設費は坪単価90万円だったという。建築業界関係者によると、「鉄筋コンクリート造り」なら、一般的な理系大学は120万~130万円、高級ホテルは140万円程度だそうだ。
「鉄骨造り」なら坪単価は、「鉄筋コンクリート造り」より「2割程度安く済む」(建築業界関係者)という。つまり、一般的な理系大を「鉄骨造り」で建築した場合、坪単価は96万~104万円になる計算である。ところが、加計学園の獣医学部は150万円となっている。獣医学部は特殊な設備が必要となり、坪単価を押し上げた可能性もあるが、やはり高級ホテルを優に超えるのは、おかしいとの疑問の声が上がっているのだ。<中略>
 今年3月、市と県は最大96億円の補助金を加計学園に拠出する議案を可決している。補助金は国民の血税である。もし、本来、坪単価104万円程度のところを150万円に“水増し”し、過大な補助金を得ようとしたのならトンデモナイことだ。<後略>
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追記 2017/7/3
【別表2】の補正した全国世論調査での予測値「内閣支持35%、不支持43%」は、実際は以下の結果になりました。おしかったなぁ・・・ 

内閣支持38%、不支持42%下回る 朝日新聞世論調査」(朝日新聞 2017/7/3)
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 朝日新聞社が1、2両日に実施した全国世論調査(電話)によると、安倍内閣の支持率は38%(前回6月調査は41%)、不支持率は42%(同37%)で、2015年12月以来、約1年半ぶりに支持が不支持を下回った。<後略>
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