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51%の真実

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都F圧勝から今後の国政を占う ~自民/国ファ?/民進/解散総選挙~

Category - 政治
 まず最初に、過去エントリーで私がどのように考えていたかを簡単に纏めておく。

6/6のエントリー「2017年3回目の解散総選挙予測 ~今年は無いだろう&民進党はどうすべきか~

 ・今年の解散総選挙は無い<中略>もしこの予測が当たったとして、民進党はどうすべきだろうか? もちろん東京都議選の結果がどうなろうとも、分裂などするべきではないことは明白だ。

 ・ちなみに、もっと強く願っているのは、<中略>安倍政権の内閣支持率が急落し、<中略>解散も出来ずに総理大臣が変わるシナリオだ。(ただ、この確率は今のところ10%程度しかないと考えている・・・)

6/26のエントリー「獣医学部「今治だけに限定せず」は頭に来て言ったんだ!&都議選情勢

 ・もし今回の都議選で都Fが躍進してしまったとしても、自民党の大敗による安倍政権への大打撃と民進党が分裂なく蓮舫・野田体制から左系勢力への交代を実現できる結果になれば、まあ最低限としては良いかなと思っている。


 今回の東京都議選の結果により、解散総選挙は来年の9月~12月のどこかでしか出来なくなったことは確実だ。それを前提に、6/6のエントリーの「安倍首相と小池都知事の戦略(重要マイルストーン&スケジュール予測)」の表をアップデートしてみた。


【表1安倍首相と小池都知事の戦略(重要マイルストーン&スケジュール予測) (注1) 2017/7/4まとめ 51%の真実 B4

年月

安倍首相(赤枠内は他の人に変る可能性あり)

小池都知事

20177

 

東京都議選

2017年年末まで

 

【都民ファーストの会の国政政党立ち上げ】

20189

自民党総裁2期目任期満了(注2

総裁選

 

20189月~12

衆議院解散 総選挙

(もしかしたら任期満了?)

【国政選挙第一弾】

2019年7

参院選(第25回)

【国政選挙第二弾】

 

20207

 

東京都知事1期目任期満了(注3

都知事選

202079

東京オリンピック(7/248/9)・パラリンピック(8/259/6

2020年末~20219

(又は2022年後半?)

衆議院解散 総選挙

(もしかしたら任期満了?)

【国政選挙第三弾】

 

20219

自民党総裁3期目任期満了(注2

総裁選

 

20227

参院選(第26回)

【国政選挙第四弾】

 

20247

 

東京都知事2期目任期満了(注3

都知事選

(注1) 2017/6/6エントリー(2017/6/27一部追記)の表から改訂した

(注2) 安倍首相は2018/9月の総裁選までに内閣総辞職が60%、総裁3期目突入が40%

(注3) 小池都知事は1期満了で都知事を辞任する可能性が90%、オリンピック後の次期衆院選前が10%(合計100%)




 まず「安倍政権」については、私は以下のように考えている。

(1)「支持率が第2次安倍政権の発足以来最低に、JNN調査」(TBS NEWS 2017/7/3)
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 安倍内閣の支持率と不支持率が逆転して不支持率が上回り、また、支持率は第2次安倍政権の発足以来、最低の43.3%となったことが、JNNの世論調査(注4)(注5)でわかりました。<後略>
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(注4)JNN世論調査の詳細は以下の通り。
安倍内閣 支持率は?調査日 2017年7月1日,2日 定期調査」(TBS NEWS JN世論調査 2017/7/3)
(注5)朝日新聞の世論調査結果は、「最近の世論調査結果から考える9 〜安倍政権の終わりが少し見えたかも?(+憲法改悪)〜」の最後に追記しました。


 JNNの世論調査結果は、6/27のエントリー「最近の世論調査結果から考える9 〜安倍政権の終わりが少し見えたかも?(+憲法改悪)〜」で書いた、以下の考えが間違っていないことを確信させる結果であった。

 非常に硬かった岩盤(抵抗線)にやっと小さな穴が空き、微かな光が見えたように思われる。そして2015年と違うのは、国民が安倍首相を「うさんくさい」と感じ「嫌悪し始めた」ように感じられるところだろう。

 これから7月~8月に内閣改造や閉会中審査を行い支持率回復を試みるようだが、安倍首相が加計学園事件への関与について否定している限り、信頼回復はおぼつかないだろう。安倍首相が内閣総辞職を決断するまで、国民は納得しないという気がする。(気がかりなのは北朝鮮問題がどう影響するかだ。)

 従って私は現時点で、安倍首相が2018/9月の総裁選までに内閣総辞職する可能性が60%、3期目突入が40%と推測している。


 次に「小池都知事と都民ファースト(の国政進出)」については、以下のように考えている。

(2)「都議選圧勝 小池知事 都民ファーストの会代表は退任」(NHK NEWS WEB 2017/7/3)
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<前略>
 都民ファーストの会の国政への進出については、「今はそういう状況にはない」と述べ否定的な考えを示しましたが、「いろんな動きが国政において出てくると思う。情報公開や都民ファーストならぬ、国民ファーストをベースに考える方が増えていけば、国民にとっていいのではないか」と述べました。
また、小池知事は「二元代表制などで、ご懸念がある。都知事の職務に専念したい」と述べ、都民ファーストの会の代表を退き、3日付けで野田数幹事長が代表に就任することを明らかにしました。
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 小池都知事は、政党交付金を貰えるように今年の12月中に国民ファーストの会(国ファ)を立ち上げるだろう。しかし都政と違い国政では、新人候補だけではそうそう勢力拡大は難しいと思われる。

 従って、当面は自民・民進から右翼系議員の引き抜きを、ゆくゆくは自民党から公明党を引き剥がし国ファと公明の連携を画策していくだろう。(もしうまくいかないようなら、自公との連携も念頭に置きながら・・・)

 公明党の下支えを失った自民党は砂上の楼閣であり、もしそうなれば一気に瓦解していくことになるだろう。その為、公明党の奪い合いは熾烈を極めることになるだろうと推測される。

 そして現時点で小池都知事は、1期満了で後継者に後を託し都知事を辞任する可能性が90%、オリンピック後の次期衆院選前が10%と私は考えている。どちらにしても東京オリンピック後の衆院選への立候補を目指して、2期目の都知事の座は(最初から、もしくは途中で)100%投げ出し、国ファの代表となって総理大臣を目指すだろうと推測している。

 ところで小池氏は、二元代表制への懸念に配慮し都知事の職務に専念するため、都Fの代表を3日付けで退いたらしいが、それならばなぜ都議選前の6/1に都Fの代表になったのだと問いたい。

 都Fの支持率が上がらなかったから、二元代表制や都知事の職務などお構いなしに、なりふり構わず代表に就任し客寄せパンダになって、都民の期待を集めようとしたのではないか。(ルール無視のやり方は、安倍首相と何ら変わらない。)

 いまさらきれいごとを言われても、自分の本心(国政復帰から総理大臣就任のシナリオ)を、国民の目から逸らそうとしているようにしか見えず、ムカムカして腹立たしいだけだ。(怒!!!


 さて最後に、民進党についての考えを書いておきたい。

(3)「代表・幹事長の続投表明=民進・野田氏」(時事通信 2017/7/3)
※全文を転記させて頂きました。
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 民進党の野田佳彦幹事長は3日の記者会見で、東京都議選を受けた自身の責任について「結果は謙虚に受け止めなければいけないが、野党第1党としてここまで自民党を追い込んだ」と述べ、続投する考えを表明した。蓮舫氏に関しても続投するとの見方を示した。(2017/07/03-12:03)
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(4)「民進党、「最悪免れた」「埋没」=自民大敗に安堵感も-都議選」(時事通信 2017/7/3)
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 公認候補の離党が続出し、一時は「議席ゼロ」の予想も出るなど厳しい情勢となった民進党。閣僚の失言や「加計学園」をめぐる問題など自民党への逆風もあり、幹部からは「最悪の状況は免れた」と安堵(あんど)する声も漏れた。<後略>
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 今回の都議選の結果は、自民党の安倍政権(安倍首相)と共に、民進党の蓮舫体制(蓮舫代表・野田幹事長)にも、「No」が突き付けられたのだと思う。

 共産党が議席を伸ばしたのに民進党は減らしたこともそうだし、最近の世論調査で民進党の支持率が上がらないことも明確にそれを表していると思う。

 そんなことも解らず松原都連会長の辞任だけで、蓮舫代表のみならず自身の続投を宣言した野田幹事長には、政治センスの欠片もない。蓮舫代表も民進党の将来を考えるなら、ここは潔く自ら身を引くべきだったと思う。

 そして、その他の幹部も「最悪の状況は免れた」と安堵しているとすると、もう民進党に復活の目は無いと思う。

 私はこれまで、民進党は内紛を起こし分裂することだけは避けるべきだと言って来た。今回も蓮舫体制を一新した上で、代表を空席として、副代表が共同の代表代理として民進党を再生していく方法も有りかなと考えていた。加計学園事件追及を継続し安倍政権を打倒する為にも、代表戦などで時間を潰すよりその方がベストな気がしていた。

 しかし蓮舫氏と野田氏が責任も取らず居座ると聞いてから、少し考えが変わって来た。

 安倍政権が直ぐに解散総選挙を打ち改憲勢力2/3以上を再度確保できる見込みが無くなり、そして改憲推進も厳しくなった今は、1年先を見据えてリベラル左派の政党を作り上げる為に、民進党を割って出ることを考えるべき時かもしれないと思い始めている。

 今回の都議選で都Fが躍進したのも、自民党に対抗しうる勢力として(消去法で?)選択されたのだと思う。もし信念を持ったリベラル左派の政党が出来れば、来年の衆院選では今の蓮舫(野田)民進党のままよりは票を獲得できる可能性が高い。

 もしこのまま蓮舫氏と野田氏が居座ることを許せば、民進党は国民から見捨てられ、かつての社民党のように衰退の道を歩むことになるだろうと感じる。(少しずつ離党者も増えていくだろう。「民進・藤末氏が離党届」(時事通信 2017/7/3))

 待望していた、右派左派などの政治信条に沿った政界再編の実現を、目指す時が来たのかもしれない。



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Category - 政治

東京都議選 都民ファーストの会 国民ファースの会 解散総選挙 内閣総辞職 安倍政権 蓮舫(野田)民進党 政界再編

5 Comments

山田  

今後の政界。2019、23年は統一地方選挙もお忘れなく

今後2024年7月予定の東京都知事選までの政治展望についてありがとうございます。

表にはありませんでしたが、
2019年4月と23年4月に予定されている統一地方選挙も重要な選挙ではと思いました。

統一地方選挙は前半戦と後半戦があり、
2019年4月は14日に前半戦、28日に後半戦が予定されています。

東京都は統一地方選挙区の前半戦はありませんが
(都道府県議選が統一地方選挙でないのは岩手・宮城・福島・茨城・東京・沖縄の6都県のみ。
逆に北海道・神奈川・福岡etc10道県は知事選も統一地方選挙であり、
札幌市と相模原市の地方選挙は全て統一地方選挙前半戦で一斉に行われる)、
東京都は統一地方選後半戦で多くの区市町村にて首長・議会選挙が予定されています。

都道府県議選が統一地方選挙ではない都道府県は6都県しかありませんが、それぞれ事情があります。

1995年の兵庫県議選は阪神淡路大震災の影響で6月に行われたため統一地方選挙から外れましたが、
1999年からは再び4月となり統一地方選挙に戻りました。

東京都議選→1965年6月に解散したため。

茨城県議選→1966年11月に解散したため。

沖縄県議選→返還直後の1972年6月に第1回沖縄県議選が行われたため。

岩手・宮城・福島県議選→2011年の県議選が東日本大震災の影響で約半年後の9~11月に遅れたため。


都議選前日に秋葉原で国民を「こんな人」と言った安倍首相は今後どうなるか気になります。

もし下村氏(63)と稲田氏(58)が議員辞職(下手したら逮捕も)されれば
衆院東京11区
(板橋区)、
衆院福井1区
(福井市・勝山市・大野市・坂井市・あわら市・吉田郡)
で補欠選挙が行われるでしょうし、
安倍首相は責任を取らなければなるでしょう。

第48回衆院選は2018年12月9日に42年ぶりの任期満了衆院選になりそうです。

安倍首相なのか次期首相なのかはわかりませんが、
衆院選新有権者は
1994年12月16日~2000年12月10日生まれとかなり広い世代になります。
2000年12月10日生まれは17歳で衆院選に投票となりますが、
1995年生まれの93%は23歳で初の衆院選投票となります
(既に補選が行われた北海道5区・京都3区・福岡6区・旧東京10区、補選が決定している愛媛3区を除く)。

衆院選が任期満了を迎えて行われたのは三木首相時代の1976年12月5日に行われた第34回衆院選のみです
(2009年8月30日に行われた第45回衆院選は任期満了間近でしたが当時の麻生首相が同年の都議選直後に解散したため任期満了衆院選にならなかった)。

2017/07/04 (Tue) 08:51 | EDIT | REPLY |   

mew  

これから・・・

都議選の結果・・・自民党が大惨敗して、安倍&仲間たちの求心力が低下したという面では
VERY GOODだったのだけど。

国政において、いずれ政権交代も可能となるような「受け皿」となる政党がないのが痛いです。
<都政でも、mewは都民ファーストを支持してるわけじゃないし。>

民進党が、中道路線をメインにして、穏健な保守、プチ左派もはいるような政党として
立ち直ってくれればいいんだけど。相変わらず方向性がバラバラっぽいし。
mewはふじ末くんには、民進党の中道化メンバーとして期待してたので、
離党してしまってガッカリでした。


2017/07/04 (Tue) 14:10 | EDIT | REPLY |   

B4  

Re: 今後の政界。2019、23年は統一地方選挙もお忘れなく

山田さん、いつもコメントありがとうございます。

統一地方選挙は重要なイベントだと思います。ただ、小池都知事の今後の戦略を考える上では無くても良いかと思います。

2017/07/04 (Tue) 22:10 | REPLY |   

B4  

Re: これから・・・

mewさん、コメントありがとうございます。

私は最近、左派リベラルの面々は右派保守の面々よりも、泥臭く根回ししながら組織をまとめるとか、長期戦略を立てリーダーシップを取って前に進めるとかが、もしかしたら苦手なのではないかと疑っています。
根本的に私の望みは叶う見込みは無いのではないかと・・・

2017/07/04 (Tue) 22:19 | REPLY |   

山田  

都議選の自民大惨敗、安倍首相抜きの前川氏参考人招致

2019年予定の統一地方選挙についてありがとうございます。

都議選は複数定員の大・中選挙区(複数区は35選挙区)で自民党が全滅した区が目立ちましたが、
自民党が結党以来初の統一地方選挙※だった1959以来58年で初の自民党空白区になった選挙区もありました(渋谷、目黒、板橋etc)。


自民党が結党した1955年にも統一地方選挙がありましたが、結党時は統一地方選挙より7か月後だったため1959年が自民党初の統一地方選挙でした。
都議選が統一地方選挙だったのは1963年までで、1965年6月に黒い霧解散をしました。


板橋区で平氏(兵庫県出身、29歳、姉と妹は女優)が初当選しましたが、
下村氏の上申書偽造疑惑について下村氏は平氏の責任と主張し対立しています。

下村氏はこれまでにも数多くの疑惑があり「疑惑のデパート」、
下村氏は上申書偽造・虚偽記載で逮捕されてもおかしくありません。

THISのSの下村氏、Iの稲田氏は議員辞職して欲しいです。

2017年10月には愛媛3区の補選が決定していますが、
下村氏と稲田氏は9月15日までに議員辞職して
東京11区と福井1区も補選すべきです

2017/07/05 (Wed) 09:11 | EDIT | REPLY |   

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