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51%の真実

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「君の名は。」現象に見る日本人の病巣

 7/26にレンタル開始となった「君の名は。」をやっと見ることができた。1月にはレンタルで見れるかなと思っていたのだが、あまりにも人気が高かった為、異例のロングランとなり1年たってやっとセルとレンタルが解禁となったのだ。

 ちなみにブルーレイは出払っていて、DVDしか借りられなかったが、まあほとんど問題はない。


 さて、【表1】は日本での映画ランキング歴代連続1位記録を纏めてみたものだ。


【表1】映画ランキング(週末動員・興行成績)歴代連続1位記録(2000年以降)

  byめざましテレビ2017/6/6(火)

 

連続一位

タイトル

公開

1

11週

千と千尋の神隠し

2001年

2

10週

アナと雪の女王(注1)

2014年

3

9週

ハウルの動く城

2004年

3

9週

君の名は。

2016年

5

8週

風立ちぬ

2013年

6

7週

アバター

2009年

6

7週

美女と野獣(注2

2017年

(注1)    アナ雪は5週1位+(1週落ち翌週から)10週1位=15週1

(注2)    美女と野獣は翌週首位から陥落したため確定値



 「君の名は。」の9週連続一位も凄いが、更にそれを超える映画が存在してることの方が驚きだ。

 そして、「千と千尋の神隠し」と「ハウルの動く城」の2つも輩出しているのだから、ジブリはもう凄すぎる。

 しかしそれを遥かに凌ぐのは、実は2位の「アナと雪の女王」の記録だ。

 アナ雪は連続一位では残念ながら10週に止まっているが、(注1)に書いたように5週1位の後、1回2位に落ちたが翌週から再度10週1位を記録したのだ。合計した一位の記録は、実は15週という途方もない記録なのだ。

 では本国アメリカではどうだったのかというと、4週連続一位に止まっている。

 いかがだろうか? 私がこのエントリーのタイトルに「日本人の病巣」と入れた気持ちが解ってもらえただろうか?

 いつも不思議に思うのは日本人はお祭り騒ぎが好きで、みんなが熱狂しているものには、参加しなければ気が済まない人が非常に多いという事だ。

 W杯やオリンピックそして映画などでも、いつもはそんなに関心があると思えない人も、いざ始まってみんなが盛り上がっていると、リアルタイムで参加しなければ話についていけなくて損をするんじゃないかという恐怖観念に捕らわれている感じだ。

 ただ、これは日本人の長所でもあると思う。一つのことに集中してみんなで一丸となって取り組むということが、基本的な能力として備わっているのだ。

 しかし、これが悪い方向に出ることもある。

 郵政民営化に熱狂した小泉劇場や同じ手法に踊らされている(?)小池劇場、民主党への政権交代に酔った<2009年や民主党に幻滅して自民党を復活させた2012年の衆院選。その後、安倍政権に改憲勢力2/3を与えてしまった2014年の衆院選と2016年の参院選。

 そして極めつけは、他に良い人がいないからとか漠然と信頼できるからという理由で、4年も安倍政権に高支持率を与え続けた世論調査。それなのに、森友・加計・日報・共謀罪・自民党議員の不祥事を見て、たった2カ月で急激に落ちた内閣支持率。

 テレビやSNSで醸し出される世の中の雰囲気や他人の動向に流され過ぎてはいないか?

 私が「安倍首相が2018/9月の総裁選までに内閣総辞職する可能性が50%、3期目突入が50%」と、まだまだどちらに転ぶか判らないと考えているのは、この日本人の「熱しやすく冷めやすい」気性に、内閣改造後にまたじわじわと内閣支持率が上昇していく悪夢も有りえると懸念しているからだ。

 みんなが言っているからといって、それが常に正しいこととは限らない。もちろん私の判断が正しいのかどうかも、結果が出てさらに時間が経ってみないと何とも言えない。

 だからこそテレビやSNSの情報を鵜呑みにするのではなく、裏にある思惑も考えながら様々な情報から一体何が正しいのかを、常に自分なりに考えて判断する気持ちが重要だと思う。


p.s.

 ちなみに「君の名は。」を見た感想は、まあいいんじゃないという感じだ。主人公たちの時間に関する認識がどうしても腑に落ちない。素直に感動できない自分は擦れてしまったんだなぁと思う。



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Category - クローズアップ(雑多)

君の名は。 アナと雪の女王

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