Welcome to my blog

51%の真実

Article page


続、北朝鮮有事が起こる可能性

 トランプ大統領の国連演説に対して、金正恩委員長が声明を発表した。

(1)「金正恩氏の21日の声明全文」(日経新聞 2017/9/22)
※重要な情報の為、全文を転記させて頂きました。大変申し訳ありません。
----
 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)氏が「国務委員長」名義で21日に発表した声明は次のとおり。

 最近、朝鮮半島情勢が前例になく激化している。刻一刻と一触即発の危機状態に向かっている深刻な状況で、国連の舞台に初めて出た米国の執権者の演説内容は、世界的な関心事に違いない。
 ある程度予想はしていたが、私はそれでも(国連が)世界最大の公式な外交舞台であるだけに、米大統領ともあろう者が、それまでのように自分の執務室で即興的に何やら放言していたのとは多少区別された、型にはまった準備された発言をすると予想していた。
 しかし、米国の執権者は情勢の緩和に役立つそれなりに説得力のある発言はおろか、われわれの国の「完全破壊」という歴代のどの米大統領からも聞いたことのない、前代未聞の無知で粗暴な狂人らっぱを吹いた。おびえた犬がさらに大きな声でほえるようにだ。
 トランプに勧告する。世間に向かって話をする時は該当する語彙を慎重に選んで、相手を見ながらすることだ。
 われわれの政権を交代させるとか(国家)制度を転覆させるとかいう脅迫の枠を飛び越え、一つの主権国家を完全に壊滅させるなどという反人倫的な意志を国連の舞台で公然と言ってのける米大統領の精神病的な狂態は、正常な人の物事の筋道と冷静さも失わせる。
 今日、私は米大統領選の当時にトランプを「政治の門外漢」「政治異端児」と嘲弄した言葉を再び思い起こす。
 大統領に上り詰めて世界の全ての国を恐喝し、世の中を常に騒がしくしているトランプは、一国の武力を握る最高統帥権者としては不適格で、彼は明らかに政治家ではない。火遊びを楽しむならず者である。
 腹蔵ない意思表明で、米国の選択案について説明してくれた執権者の発言は、私を驚かしたり歩みを止めさせたりすることはない。私が選択した道が正しく、最後まで行かなければならない道であることを確認させてくれた。
 トランプが世界の舞台に出て、国家の存在自体を否定し侮辱して、われわれの共和国をなくすという歴代で最も暴悪な宣戦布告をしたからには、われわれもそれにふさわしい、史上最高の超強硬対応措置の断行を慎重に検討する。
 言葉の意味を理解できない老兵には行動で示してあげるのが最善だ。
 わたしは朝鮮民主主義人民共和国を代表する者として、国家と人民の尊厳と名誉、そして自分のすべてをかけて、わが共和国の絶滅を企図する米国の執権者の妄言に対する代価を必ず払わせる。
 これはトランプが楽しんでいる修辞学上の表現ではない。

 私は、トランプがわれわれのどの程度の反発まで予想して、このような奇怪な言葉を使ったのかを深く考えている。
 トランプが何を考えていたとしても、それ以上の結果を目の当たりにすることになるだろう。米国の老いぼれ狂人を必ず、必ず、火で制するだろう。

2017年9月21日 金正恩
 (ソウル支局)
----

 この金正恩委員長の声明に対して、韓国統一省報道官は「北朝鮮が最高指導者(金委員長)名で声明を出したのは初めてだ」として、深刻な挑発という認識を示したようだが、トランプ大統領はどのように感じたであろうか?

 予測通りなのか? 予想外なのか?

 先日の記事で書いたように、もしトランプ大統領の目的が「金委員長を必要以上に挑発し、北朝鮮から仕掛けてきたのだと言い訳できるように仕向けている」のなら、予想通りで大成功という事になるだろう。

 しかし、これまでの仕事での駆け引きと同等のテクニックだった(しかしこの件に関しては、ただ単に感情に任せたとしか思えないが・・・)としたら、予想外で大失敗ということになるだろう。

 私は、前者の可能性が高いように感じるのだが、真相は闇の中だ。

 ただ、トランプ大統領の「北朝鮮を完全に破壊する」という言葉は、国連という全世界に向けた公の場で発した言葉なのだから、金委員長が「宣戦布告をした」と考えるのも、至極当たり前のことのように思う。


 「史上最高の超強硬対応措置」については、北朝鮮外相が個人的な意見として以下のような見解を示している。

(2)「北朝鮮外相、太平洋でかつてない規模の水爆実験示唆=聨合ニュース」(朝日新聞 2017/9/22)
----
 [ソウル 22日 ロイター] - 韓国の聨合ニュースによると、北朝鮮の李容浩(リ・ヨンホ)外相は22日、太平洋での水爆実験をかつてない規模で実施する可能性を示唆した
 金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が米国に対し「史上最高の強硬対抗措置」を検討すると警告したことについて、ニューヨークで記者団からの質問に答えた。<後略>
----

 李容浩(リ・ヨンホ)外相が、金委員長の許可なく個人の見解を述べることは考えられず、これは金委員長の言葉と受け取って問題ないと思う。

 従って、これから10/10前後までにミサイル実験(火星12か14)や核実験を行うことは確実であろうと思うが、金委員長が「トランプが楽しんでいる修辞学上の表現(レトリック)ではない」と言っていることから、「火星12に水爆(原爆?)を搭載したミサイル実験(ここ2回と同じ軌道?)」である可能性が非常に高いと感じる。そしてその場合には、「電磁パルス攻撃(EMP爆弾)の実験」である可能性が高いと思う。

 先日の記事でも書いたが、このEMP爆弾は理論的には可能であろうが、実際に実験を重ねた訳では無くとても実践投入できるレベルとは思えない。本当に思った通り確実に機能させられるかは未知数で、実際に実験してデータを取る必要があるのだ。

 次回のミサイル実験では、大気圏再突入の耐性と水爆(原爆?)の起爆、そして電磁パルスの実証データ取得という3つの目的で行われると感じる。(そもそも、太平洋上でデータを取る方法を、北朝鮮が有しているのか疑問ではあるのだが・・・)

 そして、これは常識的な思考を持った国では行うことが出来ない、北朝鮮ならではの実験であるとともに、北朝鮮の実践的武力を最大限に引き上げる効果的な実験になるだろう。

 日本(と米国)にとっては、水素爆弾による単純な攻撃よりも、電磁パルス攻撃の方が最も怖れるべきものであろうと思う。インフラや電子機器が機能マヒしている間に、追加の攻撃を受けるだろうという怖さもあるが、それ以外にも日本全国にある原子力発電所の制御が出来なくなるのではないかという点が、非常に気になる。


追記
(3)「
北朝鮮、水爆実験強硬なら分水嶺 米国は深刻に受け止め=米政権当局者」(REUTERS 2017/9/23)
----
[ワシントン 22日 ロイター] - 米政権当局者は22日、北朝鮮が水爆実験の実施を示唆したことについて、実際に強行すれば1つの分水嶺になるとの認識を示し、現時点ではそれほど信用するべきではないとしながらも、米国はこうした脅しを深刻に受け止めていると述べた。<中略>
ただ、米国が具体的にどのよう対応するかについては明らかにしなかった。
----


 なんだか、突発的な軍事衝突発生のリスクを考えると、やはり28日の衆院解散は見送った方が良いのではないかと感じる。

 予想が外れてくれ! やっぱり平和が一番だ!!!


p.s.

 北朝鮮情勢に関する予測エントリーは、これ以降は極力控えようと思っている。私よりも情報を持っているであろうマスメディアが、既にこの問題に関しては大きく取り上げているので、私が予測する必要性は皆無だと思うからです。



スポンサーサイト

Category - クローズアップ(雑多)

0 Comments

Post a comment