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51%の真実

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こそばゆく片腹痛い解散理由と希望の党というパンドラの箱

Category - 政治
【宣誓】 本ブログでは「次期衆院選の投票率アップキャンペーン」を推進しています!!!

 9/25(月)は安倍首相の「衆院解散表明」と小池都知事の「結党宣言」という重要な記者会見があったので、内容に詳しい産経新聞の記事を取り上げ、簡単にコメントしておきたい。

(1)「安倍晋三首相会見詳報(1)「生産性革命、人づくり革命はアベノミクス最大の勝負」「人づくり革命の安定財源は消費税率引き上げによる財源を活用」」(産経新聞 2017/9/25)
(2)「安倍晋三首相会見詳報(2)「28日に衆院を解散する。『国難突破解散』だ」」(産経新聞 2017/9/25)
※( )の部分は本ブログで補完した。
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 安倍晋三首相は25日、首相官邸で衆院解散を表明する記者会見を開き、「生産性革命、人づくり革命はアベノミクス最大の勝負だ」「人づくり革命の安定財源として消費税率引き上げによる財源を活用したい」と述べた。
 会見の詳報は次の通り。<中略>
 今こそ、最大の壁にチャレンジするときです。急速に少子高齢化が進むこの国がこれからも本当に成長していけるのか、この漠然とした不安にしっかりと答えを出してまいります。
 それは生産性革命、人づくり革命であります。この2つの大改革はアベノミクス最大の勝負です。国民の皆様の支持をいただき、新しい経済政策パッケージを年内に取りまとめ(る)考えであります。<中略>
2兆円規模の新たな政策を実施することでこの大改革を成し遂げてまいります。
 しかし、そのつけを未来の世代に回すようなことがあってはならない。人づくり革命を力強く進めていくためには、その安定財源として再来年10月に予定される消費税率10%への引き上げによる財源を活用しなければならないと私は判断いたしました。2%の引き上げにより、5兆円強の税収となります。現在の予定ではこの税収の5分の1だけを社会保障の充実に使い、残りの5分の4の4兆円余りは借金の返済に使うこととなっています。この考え方は、消費税を5%から10%へと引き上げる際の前提であり、国民の皆様にお約束していたことであります。<中略>
 この消費税の使い道を私は思いきって変えたい。子育て世代への投資と社会保障の安定化にバランス良く充当し、あわせて財政再建も確実に実現する、そうした道を追求してまいります。
 増税分を借金の返済ばかりでなく、少子化対策などの歳出により多く回すことで、3年前の8%に引き上げたときのような景気への悪影響も軽減できます。他方で、2020年度のプライマリーバランス黒字化目標の達成は困難となります。
 この消費税の使い道を私は思いきって変えたい。子育て世代への投資と社会保障の安定化にバランス良く充当し、あわせて財政再建も確実に実現する、そうした道を追求してまいります。
 増税分を借金の返済ばかりでなく、少子化対策などの歳出により多く回すことで、3年前の8%に引き上げたときのような景気への悪影響も軽減できます。他方で、2020年度のプライマリーバランス黒字化目標の達成は困難となります。<中略>
 国民の皆さまとのお約束を変更し、国民生活に関わる重い決断を行う以上、速やかに国民の信を問わねばならない、そう決心いたしました。
 28日に衆議院を解散いたします。
 国民の皆さまは、北朝鮮の度重なる挑発に対して大きな不安を持っておられること思います。<中略>
 民主主義の原点である選挙が、北朝鮮の脅かしによって左右されるようなことがあってはなりません。むしろ私はこういう時期にこそ選挙を行うことによって、北朝鮮問題への対応について国民の皆さんに問いたいと思います。<中略>
 北朝鮮が意図的に緊張をあおっている今だからこそ私たちはぶれてはならない。北朝鮮の脅かしに屈するようなことがあってはなりません。私はこの選挙で国民の皆さんから信任を得て、力強い外交を進めていく。北朝鮮に対して国際社会とともに毅然(きぜん)とした対応を取る考えであります。
 先の国会では森友学園への国有地売却の件、加計(かけ)学園による獣医学部の新設などが議論となり、国民の皆様から大きな不信を招きました。私自身、閉会中審査に出席するなど丁寧に説明する努力を重ねてまいりました。今後ともその考えに変わりはありません。
 この選挙戦でも野党の皆さんの批判はここに集中するかもしれない。こうした中での選挙は厳しい。本当に厳しい選挙となる。そのことは、もとより覚悟しています。
 しかし、国民の信任なくして、国論を二分するような大改革を前に進めていくことはできない。わが国の国益を守るため、毅然とした外交を推し進めることはできません。国民の皆様の信任を得て、この国を守り抜く決意であります。<中略>
 この解散は「国難突破解散」であります。
 急速に進む少子高齢化を克服し、わが国の未来を開く。北朝鮮の脅威に対して国民の命と平和な暮らしを守り抜く。この国難とも呼ぶべき問題を私は全身全霊を傾け、国民の皆様とともに突破していく決意であります。私からは以上であります。
詳報(3)へ続く
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※以下、質疑応答
(3)「安倍晋三首相会見詳報(3)「大変厳しい選挙になると予想」「日本と北朝鮮の大きな違いは、国民の代表を選挙で選ぶことだ」」(産経新聞 2017/9/25)
(4)「安倍晋三首相会見詳報(4)「3~5歳児の幼稚園、保育所を全面無償化する」「真に必要な子供への高等教育無償化も必ず実現」」(産経新聞 2017/9/25)
(5)「安倍晋三首相会見詳報(5完)「小池百合子都知事とはフェアに戦いたい」、衆院選勝敗ラインは「自公連立政権で過半数の233議席」」(産経新聞 2017/9/25)

 増税は2019年10月で2年先だし、選挙が北朝鮮の脅かしによって左右されるようなことがあってはならない、モリカケを丁寧に説明する考えに変わりはないと言うのなら、なぜ第3次安倍第3次改造内閣(散々内閣)の所信表明や質疑を行わず、異例中の異例で冒頭解散なのか? その部分の説明は全くない。

 そして、安倍首相のスケジュールでは、増税より直近の課題であろう憲法改悪(壊憲)についての説明は無い。

 安倍首相の記者会見やニュース番組での発言は、良く考えられ準備された力強いものではあるが、何か「こそばゆい」そして「片腹痛い」言葉に思える。体中に虫唾が走り蕁麻疹が出そうだ・・・

 安倍首相自身が覚悟していると言っているように、選挙後に「本当に厳しい選挙だった」と言わしめる選挙にしてやろうではないか!!!


 次に、これまた虫唾が走ったのが小池都知事の記者会見だ。

(6)「小池百合子都知事、「希望の党」結党へ 自ら代表就任…公明党反発で都議会知事与党、過半数割れも」(産経新聞 2017/9/25)
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 東京都の小池百合子知事は25日、都庁で臨時の会見を開き、自ら国政新党「希望の党」を立ち上げて代表に就任すると発表した。都知事のまま新党のトップとなる。小池氏は会見で「私がしっかりと旗を掲げる。結党宣言だ」と述べた。一方で都知事として国政政党を率いる“二足のわらじ”については「国政で(自分の考えを)代弁する勢力を確保するのが東京にとってもプラスだ」と説明した。
 次期衆院選での新党の擁立規模は明言を避けたが「政権選択選挙になる」と指摘。<中略>
側近の若狭勝衆院議員を中心に進めてきた新党結成の流れは「綱領や政策を積み重ねていただいているが、いったんリセットする」とした。
 政策としてはしがらみのない政治や情報公開の徹底、アベノミクスに代わる経済戦略、原発ゼロ、9条だけにこだわらない憲法改正などを掲げた。
 小池氏の新党代表就任の意向を受けて、都議会公明党の東村邦浩幹事長は「都政に集中して改革を進めるというから知事に協力してきた。国政進出は不愉快で、関係を改めざるを得ない」と述べ、都議会最大会派で小池氏が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」との連携解消に向けた検討に入った。
 小池氏は25日、小泉純一郎元首相と都庁内で会談した。小池氏は会談内容について報道陣に「原発です」と述べた。小池氏によると、会談は約20分間に及び、小泉氏からは「頑張れ」と激励されたという。
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 記者会見を聞いてまず思ったのは、「情報公開の徹底? どの口が言っているんだ? よくそんな恥ずかしいことが言えるなぁ」だった。

 インパクトがあった「いったんリセットする」という言葉は、若狭・細野新党で打ち出した政策や2人の顔では国民の期待を集められないと判断し、都議選の時と同じく自分が党の顔として前に出なければうまく行かないと思って、今までのことはチャラにしたという意味だろう。

 きっと、10/22(日)の衆院選が終わったら代表を細野氏とかに譲って、またサッサと裏番に戻るつもりなのだろう。国民は決して、都議選の二の舞を演じてはならない。(都民は同じ過ちを2度も犯してはならない!!!)

 小池都知事の「日本に足りないものは希望」という言葉はその通りだと思う。しかし、希望の党がもたらす”希望”は本物だろうか?

 希望の党というパンドラの箱に残っていたのは”希望”という名の仮面を被った”絶望”だったという事にならなけらば良いが・・・。 (黒田日銀総裁の異次元金融緩和の時に使ったレトリックの使いまわしだが、まあ小池都知事の希望の党にはこれで十分だろう。)


p.s.

 公明党は「(都Fとの連携)関係を改めざるを得ない」と言っているが、表向きのパフォーマンスであり決して与党の座を明け渡しはしないだろう。

 ところで、小泉元首相を特別顧問などで迎え入れようとでもしているのだろうか?

 安倍首相も小池都知事も、本当に勝つためには手段を選ばない人たちだ。民進党にもこれくらいのしたたかさを持った人が一人でもいれば、ここまで落ちぶれなかったのかもしれない。(小沢氏以外でないとダメだが・・・)



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解散総選挙 希望の党

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