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51%の真実

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津久井やまゆり園の殺傷事件について

 津久井やまゆり園の殺傷事件は、植松聖(さとし)容疑者の取り調べや精神鑑定などで、今後本当の動機や原因が結論付けられると思う。いま私が感じるのは、世界中で「偏った自分勝手な正義」が暴走し易い雰囲気が、醸成され続けているという悲しい現実だ。被害に遭われた方々と関係者のみなさんには、謹んで哀悼の意を表したい。

 この事件について書かれているブログで、「障碍者」という言葉が目について調べてみた。これまでずっと「障害者」という漢字を何の違和感もなく使っていたのだが、朝日新聞DIGITALの記事
「障害者」か「障碍者」か 「碍(がい)」を常用漢字に追加求め意見を読んで、これからは「障がい者」か「障碍者」を使おうと思った。「がい」は本来「妨げの意味」であり、「碍」が当用漢字にも常用漢字にもなかった為に「害」の方が一般に広まったのは大変に不幸なことであったと思う。

 それでは「障がい者が妨げている物」は何であろうか? それは決して「この世の中にとって障害となるものでは無い」と思う。また「障がい者にも生きている意味があるはずだ」と自分も思う。しかしその「生きている意味」が何なのかと問われると、明確には答えられない自分がいる。障がい者と接する時に、頭の中では十分理解できていても「ふとした瞬間に目を背けてしまう」自分がいる。頭と心が不一致な状態なのだ。

 だから自分も「世の中はきれいごとばかりじゃないんだ」と良く解っているつもりだ。だからと言って「障がい者は生きている意味が無い」とは、やはり決して思うことは出来ないのだ

 いま自分は幸運にも障がいの無い状態で生活できている。しかしいつか自分や自分の周りでそのような状況になるかもしれない。その時になったらまた考えが変わることもあるかもしれない。いやその時になってみないと、本当の意味でこの問題の本質について考えることは出来ないのかもしれない。

 いつか我々は「人の生きる意味」を理解できる日が来るのだろうか? その時に「障がい者」と言う言葉はどのような意味で使われているだろうか?

 話の方向が壮大に飛躍してしまったが、今回の津久井やまゆり園の殺傷事件の原因となった(優生)思想は決して許すことはできない。「生きている意味がないと判断した対象者に、自分もなっていた」ということに、植松容疑者が気が付く日が来るのであろうか?

Commented by B4 at 2016-07-27 23:33 & at 2016-07-29 20:26



追記 2017/3/3

(1)「植松被告が謝罪「申し訳ない」 相模原殺傷、記者と面会」(朝日新聞 2017/3/1)
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 相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」で昨年7月、入所者ら46人が殺傷された事件で、殺人罪などで起訴された元職員の植松聖(さとし)被告(27)が28日、勾留中の神奈川県警津久井署で朝日新聞記者と面会した。植松被告は「私の身勝手な考えと行動で障害者の方を殺傷し、多くの方を怒りと悲しみで傷つけてしまい、本当に申し訳ございませんでした」と謝罪した。
 植松被告は逮捕後の神奈川県警の調べに、「障害者は周りを不幸にする」などと独善的な供述をしたとされ、命には優劣があるとする優生思想に基づいて事件を起こしたとみられている。しかし、記者に対して植松被告は自らの考えを「身勝手」と語り、深く頭を下げた。
 面会に立ち会った警察官は、事件に関する問答をあらかじめ禁じた。記者が「いま何か考えていることはありますか」と問うと、警察官の制止を聞かずに、謝罪の言葉を続けた。
 会ったり、話したりしたい人がいるかを尋ねると、「今は遺族の方に謝罪することしかできないと思っています。そうしないと自分に何かを言う資格はないと思います」と答えた。<後略>
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●植松被告が心から反省しているかは、これからの行動によって明らかになるだろう。しかし、どんなに反省しても一度奪われた命は還ってくることはない・・・


公開履歴
2016/8/2 00:00 初回公開
2017/3/3 00:00 公開日付を変更して再度新着として公開、その後2016/8/2 00:00に公開日付を戻して公開した




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Category - 日本がアブナイ!

事件 殺人 障害 障碍 障がい 感想 哀悼 精神 鑑定

2 Comments

山田  

高知県より人口が多い相模原市

神奈川県北部に位置する相模原市。
市制は戦後の1954年ですが、
2010年4月に全国19番目かつ神奈川県3番目の政令指定都市になってから7年を迎えます。

相模原市が政令指定都市になった時、隣の座間市とともに郵便番号は
〒252-0###
に統一されました。

相模原市は72万人、都道府県人口45位の高知県(71万人)を抜き去りました。
間もなく徳島県(74万人)の人口を抜きそうです。

相模原市緑区は相模原市でも北部に位置し、東京都との結び付きが強い特徴があり、山梨県境寄りだと山梨県東部との結び付きも強い傾向にあります。

相模原市緑区は西南部は丹沢山地、北部は秩父山地の山々が連なるから緑区となりましたが、
市街地の橋本地区と、山梨県寄りで山村な旧津久井郡では印象が全く異なります。

札幌市南区
(市街地もあれば定山渓もある)、
仙台市青葉区
(都心部もあれば山形県境まで広がる)、
仙台市太白区
(市街地もあれば秋保温泉もある)、
静岡市葵区
(都心部もあれば山梨・長野県境の南アルプスもある)、
京都市左京区
(洛中北東側もあれば大原・鞍馬、さらには福井県境近くまで広がる)、
京都市右京区
(洛中西側や太秦・嵯峨野もあれば愛宕山もある)、
岡山市北区
(都心部もあれば山村も広がる)、
福岡市早良区
(市街地もあれば佐賀県境の山村もある)
のように同じ区でも市街地と山村では印象が180度異なります。

相模原市は2016年7月26日の植松事件で有名になってしまったのは残念です。
といっても、高尾山の裏に位置する緑区相模湖町ですが。

2005年に岐阜県中津川市であった原平事件(決して懐かしのクイズダービーではない)を思い出しました。

横浜地裁や東京高裁は植松被告に死刑判決を出すのだろうか?

大阪府寝屋川市連続中学生殺害事件の山田被告も大阪地裁や大阪高裁は死刑判決を出すか気になります

2017/03/03 (Fri) 01:23 | EDIT | REPLY |   

B4  

Re: 高知県より人口が多い相模原市

山田さん、おはようございます。

いつも詳細な情報ありがとうございます。
横浜地裁や東京高裁が植松被告に死刑判決を出かは気になりますね。
死刑制度については、かなり前から何か書きたいと思っているのですが、いつも書こうとして止めてしまいます。自分の中でも結論が出ないため、文章が飛躍したり迷走してしまうのです。多分、封印したままになりそうです・・・

2017/03/03 (Fri) 06:11 | REPLY |   

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