51%の真実

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ひとりごと20160930

 先週の21日午前11時ごろ大阪の近鉄奈良線東花園駅で、男性車掌(26)が制帽と制服の上着を脱ぎ捨てて同駅から約5メートル下の地面に飛び降りるという事件が起こった。腰椎と胸骨を骨折し重傷だが、命に別条はないようだ。

 別の駅で起きた人身事故による列車遅延について、乗客のクレーム対応をしていたようだが、「車掌は取り囲まれて数人から暴言を浴びせられていた」「笑われていた」など、また飛び降りる直前には「もういやや死なせてくれと言っていた」との情報もある。

 最初にニュースで聞いたときは、車掌が逆ギレして爆走してしまったという感じの報道であったが、車掌は精神が極限に近い状態に陥り、パニックを起こしてしまったのかもしれない。

 現在は近畿日本鉄道に対し、寛大な処分を求めて署名運動が行われているようだ。

 鉄道係員への暴力行為は2004年以降増加を辿り、2008年から8年連続で200件を超えているようだ。当然、暴力まで至らない暴言や理不尽なクレームはもっと多いのだろう。

 2000年代前半から、「言ったもん勝ち」「やったもん勝ち」の風潮が蔓延し始め、まじめにやっている方が損をするような雰囲気が醸し出されてきた。

 これが、大企業の不祥事やスラップモンスターが蔓延るような不寛容社会を生み出し、今回の事件にも繋がっているという気がする・・・

鉄道係員に対する暴力行為件数
(大手私鉄16社)
年度件数
2004年124件
2005年140件
2006年173件
2007年183件
2008年236件
2009年231件
2010年219件
2011年229件
2012年231件
2013年218件
2014年226件
2015年225件



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Category: コーヒーブレイク
Published on: Sat,  01 2016 12:00
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近鉄奈良線東花園駅 車掌 飛び降り 鉄道係員 暴力行為 スラップモンスター 不寛容社会

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